【コスプレ未経験・初心者さん必見!】『コスプレの始め方』完全ガイド

コスプレに興味はあるものの、衣装やウィッグ、メイクに撮影と、分からないことが多すぎる?
いえいえ、初めてのコスプレはそんなに身構えなくても大丈夫。大事なのは「コスプレしてみたい!」という気持ち。
これからくる、ハロウィンの時期はコスプレを始めてみたい方にはぴったり!
そこで、実際にコスプレを始めるにはどうすればいいのか、まとめてみました!
これらの悩みを解決!
■コスプレ始めるには?
■コスプレって難しい?
■カラコン、メイクしなきゃだめ?
■結局何からすればいいの?
どのキャラのコスプレをする?
「やってみたい!」と思ったキャラのコスプレをすればOK!
コスプレしてみたいと思ったからには、『好きなキャラ』や『なってみたいキャラ』や『着てみたい衣装』が、なんとなくレベルでも頭に浮かんでいるはず。
初めてのコスプレなら、好きなキャラ、やってみたいキャラに挑戦するのがオススメ。
その理由は「そこまでやりたいと思っていないけど…」というキャラを選んでしまうと、コスプレへのモチベーションが続かなくなりがちだから。
好きなキャラのコスプレをしよう!と思う方が、断然コスプレへのモチベーションが上がる!
ただし、難易度が高すぎると挫折してしまう可能性も…
基本的に初めてのコスプレは『好きなキャラをやること』を目指せば良いのだが、例えばそのキャラの衣装やウィッグが簡単に手に入らない場合や、自分で作るにしても難しすぎるコスチュームの場合、準備段階で心が折れてしまうことも…。
これはコスプレ初心者だけでなく、長くコスプレしてきた人でもありがちな問題。
確かに初めてのコスプレで難易度の高いキャラができれば満足度はかなり高い。しかし、コスプレする前段階で挫折してしまったら元も子もない。
「好きなキャラ」で、なおかつ「これはできる!」というキャラにチャレンジするのが◎。
コスプレ用のSNSアカウントを作ろう
SNSでみんなのコスプレアイデアを情報収集
TwitterなどのSNSでは、独自に考え出したコスプレのアイデアやノウハウをガンガン発信している人が大勢いる。衣装やウィッグの制作過程、メイクのコツ、コスプレイベント情報や、持っていると便利なアイテムなどなど。
他の人のコスプレ写真を見て楽しむだけでなく、コスプレにまつわる情報を集めるためにもSNSは大活躍だ。
とりあえず、コスプレ用のSNSアカウントを作っておいて損は無い。
#(ハッシュタグ)で捜しても良いが、意外とタグ付けしない人も多いので、『コスプレメイク』や、『コスプレ衣装』『ウィッグ加工』といった自分が知りたいワードで検索すると情報が見つかりやすい。
作品名やキャラ名をプラスして検索するのもGOOD。
SNSでの名前=コスプレするときの名前
絶対にそうしないと駄目と決まっている訳ではないが、SNSでの名前はコスプレするときの名前(コスネーム)にしておいた方が後々便利。
まだ情報収集のために閲覧しているだけの状態ならば名前やアイコンは何でも良いが、同時にコスプレ友達を作りたい場合やコスプレイヤーと交流したい場合は、コスプレ用のコスネームとアイコンを用意してアカウントを作るのがオススメ。
もちろんSNSでは名前を後から変える人も多いし、アイコンを最新のコスプレ画像やお気に入りの画像にどんどん変える人も多いので、あまり気負わず『初期装備を作ろう』くらいの感覚で大丈夫。
アイコンにするコスプレ写真が無い!
本格的にコスプレアカウントとして稼動する前なら、アイコンはコス写真じゃなくても問題なし。
アイコンは小さめの画像なので、初めのうちは完璧な写真じゃなくても大丈夫。とりあえず首から上だけコスプレして撮影してみるという手もアリだ。
コスプレ仲間や友達を探したい場合には、自分がどんな人なのか知ってもらう必要が出てくるため、プロフィールやアイコンで自己紹介できるとベター。
自宅で撮った“宅コス”で良いので、1枚くらいはコスプレ写真があった方が◎。
また、『#コスプレ初心者』『#初心者レイヤーさんと繋がりたい』『#コスプレイヤーさんと繋がりたい』といったタグを付けておくと、タグ検索で探してくれる人がいるかもしれないし、自分と同じような目的の人を探しやすくなるので便利!
コスプレ衣装を手に入れる方法4選
まずはコスプレ衣装を準備しないと始まらない。方法としては大体次の4つ。
■公式で売られている衣装を買う
■Amazonなどのネット通販で買う
■フリマアプリや中古衣装店で買う
■自分で作る
■公式で売られている衣装を買う
[メリット]
・それぞれ作品の公式が監修しているので完成度が高い
・縫製や生地がしっかりしているので長く着られる
・買う前に試着できる
[デメリット]
・お目当ての作品やキャラを扱っていないことも
・価格が若干高めなものが多い
・作品の流行と同時に衣装が販売されるわけではない
ACOS https://www.animate-onlineshop.jp/animetitle/?aid=13801
COSPATIO https://cospatio.com/
Amazonなどのネット通販で買う
[メリット]
・近年の人気作なら大体の衣装が見つかる
・流行している作品の衣装が出回るのが早い
・比較的安価。時期が過ぎた衣装の値引きもアリ
[デメリット]
・海外発送がほとんどなので到着まで1ヶ月程度かかる
・見本の写真と実際の商品がかなり違うことも
・未着やイメージ違いなどトラブル時の対処が大変
フリマアプリや中古衣装店で買う
[メリット]
・新品で買うより安い
・既製品よりこだわった自作衣装もアリ
・靴や小道具など全身一式セットで買えることも
[デメリット]
・基本的にサイズを選ぶことができない
・小物やパーツなどが欠けていることがある
・どんな人が着ていたか分からない
K-BOOKS http://k-books.co.jp/shop/cospre
コスプレ衣装を自分で作る
裁縫道具一式やミシンがあれば初コスから衣装を自作するのもアリ。だが、コスプレ衣装向きの生地や部材の知識が必要になるので、難易度は若干高め。そこでオススメなのが、既製品の衣装の部分的な手直しやサイズ調整からの挑戦。また、市販されている普段着をアレンジしてコスプレ衣装にするのも◎。何気に細かいパーツの多いシャツやヒダをキープするのが難しいプリーツスカートなどは、既製服に手を加えた方が簡単でキレイに仕上がることも。
「イチから自作したい!」という場合は、時間の余裕をたっぷり取ってチャレンジしよう。最終的に重要なのは技術や知識ではなく、衣装を完成させるぞ! という根気とガッツだったりする。

コスプレウィッグを手に入れる方法4選
コスプレウィッグはざっくり分けて、特定キャラ用のウィッグを買うか、無加工のものを買うかの二択。
キャラの髪型にセットするまでの手順は大体次の4つ。
■キャラウィッグを買って自分でセット
■セット済みのキャラウィッグを買う
■無加工ウィッグを買って自分でセット
■美容室でウィッグをセットしてもらう
特殊すぎる髪型のウィッグはフルオーダーするという手もあるが、かなり高額なので今回は除外。
それぞれのメリットとデメリットを見ていこう。
キャラウィッグを買って自分でセット
[メリット]
・髪型はカット済みなので自分の顔に合わせてセットするだけでOK
・一部分だけ色が違う髪色などもすでに再現されている
・公式が監修したウィッグもある
[デメリット]
・自力でセットするには少しコツやテクニックが必要
・お目当てのキャラが見つかるとは限らない
・装着してみたらちょっと短い…なんてことも
Cospedia Wig https://www.cospediawig.jp/
ACOS https://www.animate-onlineshop.jp/animetitle/?aid=13805
セット済みのキャラウィッグを買う
[メリット]
・ゲットしたらそのままかぶるだけでOK
・ウィッグの知識がゼロでも問題ナシ
・フリマアプリや中古衣装店で安く買えることも
[デメリット]
・ガチガチに固まっていると修正が難しい
・現物を見られない通販だとイメージが違うことも
・中古の場合も多いので神経質な人には不向き
K-BOOKS http://k-books.co.jp/shop/cospre
無加工ウィッグを買って自分でセット
[メリット]
・髪の色ツヤやボリューム感など細かくこだわれる
・ウィッグ本体のサイズが選べる
・簡単な髪型で、まずウィッグセットに慣れる
[デメリット]
・逆毛やカールなど、加工の知識が必要な場合も
・ツートンカラーやモヒカンなどはウィッグが2個必要
・自力で作れずウィッグをムダにしてしまうこともアリ

無加工ウィッグを買って美容室でセットしてもらう
[メリット]
・本職の美容師さんが作るので再現度高め
・自分の顔に合った長さやバランスになる
・お手入れの方法を相談できることも
[デメリット]
・カットのみ可能でセットは無理なお店もある
・それなりにお金がかかる
・都市部以外だと受け付けてくれるお店がほぼ無い
fwat http://fuwat.jp/
sheeps http://sheeps-wigcut.com/
コスメ(化粧品)・カラコンはコスプレ用じゃなくてもOK
コスプレ専用の化粧品はあるが、必ずしもそれを使ってメイクしないとコスプレメイクにならない訳ではない。肌質や体質との相性もあるので、普段からメイクしている人なら、まずは使い慣れた手持ちのコスメでコスプレメイクに挑戦してみよう。
コスプレメイクのやり方はこちら
https://www.cosplaymode.online/category/blog/make/
カラコンはコスプレ用がオススメ
普段使い用のカラコンはナチュラルカラーが多い。二次元カラーなハッキリした色の目になりたいなら、コスプレ用のカラコンを使うのがオススメ。黒や茶色といった目のキャラで、ちょっぴりニュアンスを加えたい場合は、あえて普段使い用のカラコンを使うのも◎。
コスプレカラコンの選び方はこちら

あると便利なコスプレサポートアイテム
男装用の胸つぶしやミニスカートのチラ見え防止インナー、素肌を出さないための露出対策アイテムなど、コスプレならではのサポートアイテムをチェックしよう。
男装するときに役立つ胸つぶし
男装コスプレの必需品、胸を平らに見せるアイテムは『Bホルダー』『ナベシャツ』などの名称。
コスプレ初心者は締め付け感に慣れていないので、息苦しくならないものがオススメ。
胸つぶしアイテム選びはこちら

男装の胸板を作るには
男装コスプレで胸をつぶすだけでなく、カッコイイ胸板を見せたいこともあるはず。お手軽なのは胸板や腹筋がプリントされたTシャツを活用する方法。立体感のある胸板パーツを作って着用する方法もある。
胸筋を表現する方法はこちら

肌の露出対策アイテム
自宅以外でコスプレする際は、素肌や下着が見えないよう対策する必要がある。特に屋外イベントは厳格なルールがあるので、最悪の場合は当日コスプレができなくなることも。万全の対策で参加しよう。
露出対策についてはこちら

実際にコスプレをしてみよう
まずはおうちで宅コス
衣装やウィッグが揃ったら、試着も兼ねて自宅でコスプレ(宅コス)してみよう。
初めてコスプレするときに限らず、イベントやスタジオ撮影の前に衣装の試着をして全身チェックしておきたい。思わぬ破損箇所や汚れが見つかることも多々ある。
初めて着る衣装の場合、動きにくい部分や安全ピンで留めた方が良い場所が分かるのも、事前試着の大きなメリット。
衣装やウィッグとメイクのバランスも確認したいので、なるべくならメイクも本番と同じようにすると◎。
自撮りして写真うつりをチェックした後は、せっかくだからSNSに写真を上げよう。
背景ゴチャゴチャ生活感丸出しはNG。壁際やカーテン前など、スッキリした背景でクオリティアップ!
盛れる宅コスの撮影方法はこちら

コスプレイベントに参加しよう!
ここまで来たら、次はコスプレイベントに参加するしかない!
SNSで知り合った友達に会ったり、新しい友達が出来たりするだけでなく、色々なジャンルのコスプレを見るだけでも楽しいし様々な発見がある。もちろん写真だって撮りたい。スマホのカメラだって必要充分な写真が撮れる。
全国で開催されている主要なコスプレもできるイベントを紹介!
■北海道■洞爺湖マンガ・アニメフェスタ(TMAF)
https://tmaf.toyako-prj.net/
北海道、洞爺湖温泉街をまるまるコスプレ会場としている屋外型イベント。神社や遊覧船、夜には花火の打ち上げも。
■東北■仙台コスプレフェスティバル
http://cosfes.enjoy-cosplay.com/
宮城県仙台市の八木山ベニーランドで開催される遊園地系コスプレイベント。一部のアトラクションはコスプレ撮影も可能。
■栃木■MIYACOS
https://www.miyacos.com/
栃木県宇都宮市を中心として廃墟や竹林、チャペルなどMIYACOSでしかできないロケ地でのイベントを開催。
■全国■acosta!(アコスタ)
https://acosta.jp/
東京、埼玉、愛知、大阪など、全国で開催される屋外型イベント。コスプレのまま入れる飲食店やカラオケなど提携サービスも充実。
■東京■勇者屋
https://cnet.cosplay.ne.jp/yuusyaya.html
都内近郊を中心に、屋内と屋外どちらも楽しめるコスプレイベントを開催。コミケ期間中に開催される「となコス」でもおなじみ。
■関西■かみこす!
https://kami-cos.site/
兵庫県神戸市で開催される屋外型イベント。ハーバーランドやメリケンパークなど観光地としても有名なスポットで撮影可能。
■東海■ラグコス
https://www.worldcosplaysummit.jp/lagucos/
愛知県蒲郡市のラグーナテンボスで開催される遊園地系コスプレイベント。夜は園内がライトアップされ、幻想的な撮影ができる。
■東海■長島スパコス
https://spacos.info/
三重県桑名市のナガシマスパーランドで開催される遊園地系コスプレイベント。圧巻のコスパフォステージやモデル撮影会もあり。
■中国■コスカレード
https://cosquerade.jp/
広島県内各地の良ロケーション地で開催される屋外型コスプレイベント。温泉に宿泊しつつ夜間撮影できるイベントなど個性的。
■全国■COSNAVI
https://cosnavi.biz/
映画のロケ地を多数アテンドしていた経験から珍しいロケ地のイベントを数多く開催する。場所によってはケータリングサービスも。
■全国■麗Yer’s
https://www.reiyers.com/
チャペルやステンドグラス美術館、重要文化財など、普段はコスプレで撮影できない施設でのイベントが多く開催されている。
まとめ
最近はコスプレも盛り上がり、公式衣装なども気軽に購入できる時代。好きを体現するコスプレだからこそ、コスプレを通じて友達もできやすく、生活が豊かになることも。
この記事が楽しくコスプレを始めるきっかけとなることを願っています!

