【男装コスプレ】胸つぶしのおすすめアイテム7つを徹底比較!

男装コスプレに欠かせないアイテム「胸つぶし」。手軽に手に入るものから専用のものまで、7つのアイテムを徹底的に比較・検証!
つぶしきれない場合の対処法もあわせてご紹介する。
男装コスプレの必須アイテム「胸つぶし」
女性が男性キャラクターのコスプレをする時、意識したいポイントのひとつが「胸」。
そのままでもダメということはないが、胸をつぶして平たく厚みのある胸元にすると、ぐっと男性らしくなる。
そんな時に役立つアイテムが「胸つぶし」だ。最近では簡単に装着できるものや、男装専用のものも数多く販売いる。
とはいえ、いろいろありすぎて「結局どれがいいの?」と迷ってしまう人も多いはず。
今回は、7つの胸つぶしアイテムを実際に着用し、徹底的に比較・検証してみた。
よく聞く胸つぶし方法のなかには、実際にやると危険なもの。
特に、ガムテープを肌に直接貼るのは絶対にやめよう。皮膚が剥がれる危険があるためだ。
またガムテープは伸縮性がないため、キャミソールなど布の上から巻く場合も危険。
きつく巻きすぎると血行が悪くなったり、呼吸がしづらくなったりする可能性がある。
ガムテープを使っての胸つぶしはやめてよう!
サラシ
通気性:○
伸縮性:×
お祭りなどで巻いているイメージのあるサラシ。少し息苦しいが、肌に影響することはない。
冬は防寒にもなるが、夏はちょっとムレそう。胸だけでなく、おへそあたりまで巻けばお腹もカバーできる。
ただし帯状の布のため、一人で巻くのは大変だ。使う際は好きな長さにカットしよう。


骨盤サポーター
通気性:×
伸縮性:○
腰への負担を軽くする骨盤サポーターも、胸つぶしに使えるアイテムだ。
マジックテープでサイズが調節できるので、自分のサイズに合わせることができる。そのため、長時間着けても苦しくなりづらい。
縦幅が狭いのでカバー力は△。胸が大きい人の場合、完全にはつぶしきれないこともある。
また肩のストラップがないため、ずり落ちやすい。安定感はあまりないので、身体を動かす撮影だと外れてしまうかも……
100均やドラッグストアなどで、安く購入することもできる。


和装ブラジャー
通気性:○
伸縮性:○
和服をスマートに着こなすために欠かせない和装ブラジャーも、胸つぶしに使えるアイテムだ。
肩の部分が幅広となっているため、脇肉もカバーすることができる。
前にファスナーがあるので、ひとりでも簡単に、綺麗に装着することが可能。そもそもが胸を平らにするためのアイテムなので、柔らかく動きやすい。
ただ、胸を完全に平らにすることが目的のものではないので、つぶれ具合は少し甘い。
身体のラインが出る服を着ると、女性らしいラインになってしまうかも。


ナベシャツ
通気性:△
伸縮性:△
ナベシャツは、胸を平らにして胸板っぽく見せるための補正下着。
検証で使用したのは、胸のみを覆うタイプのものだ。ホック式で、3段階の調節が可能。ストラップを着ければ、ずれ落ちる心配もない。
ただし、生地が固めでほとんど伸びないため、長時間の撮影にはあまり向いてない。通気性が悪くムレるため、夏場の使用も厳しいだろう。
その分、胸はつぶれやすく全体をしっかりホールドしてくれる。
安いものだと洗濯による生地の劣化が早いため、手洗いをするなどの工夫が必要だ。


Bホルダー
通気性:○
伸縮性:○
コスプレイヤーにはおなじみのアイテム、Bホルダー。
ファスナー式になっているため、サイズの調節はできない。前面はまったく伸びない生地でできており、反対に背面は伸びる生地になっている。
通気性のよい布でできているため、夏場でもムレることはなさそう。
長年の経験から品質改善されており、長時間の撮影でも安心だ。脱ぎ着もしやすく、コスプレイヤーに長年愛されている。


Bフラットインナー(肩あり)
通気性:○
伸縮性:○
男装コスプレ用に作られた、クラッセのBフラットインナー。
スポーツブラのような形になっているので、抜群の安定感を持つ。肩から支えてくれるため、ずれる心配もない。
左脇のファスナーは下まで降りないので、着る際は頭からかぶる必要があるので注意。
形は和装ブラジャーと似ているが、こちらの方が布の面積が広く、作りもしっかりしている。
そこまでの締め付け感はないため、長時間の撮影にも向いている。コスプレパフォーマンスや“踊ってみた”など、体を動かす撮影にもおすすめ。


Bフラットインナー(肩なし)
通気性:○
伸縮性:○
こちらは、チューブトップタイプのBフラットインナー。
ストラップタブが付いているため、ストラップを着けることも可能(ストラップは別売り)。
使い方や見た目はBホルダーに近いが、Bホルダーよりも伸縮性のある素材でできているのが特徴。
内側は帯状の素材がクロスしたような構造になっており、胸つぶし効果が高い。
こちらのアイテムも、踊ったり体を動かしたりする撮影に向いている。長時間でも苦しくなりにくいため、イベントに参加する際にもおすすめだ。


つぶしきれない場合の対処法
もともとの胸が大きい人の場合、胸つぶしを使ってもいまいち平らにならないこともある。
そんなときは無理やり締め付けずに、ポージングや加工を駆使して体型をカバーしよう!
ポージング
男装コスプレをする上で、実は大切なのがポージング。
せっかく胸つぶしで男らしい胸元のラインを作っても、ポーズで女の子らしさが出てしまうことも。
撮影の時は姿勢やポージングを意識して、男っぽい雰囲気を出せるよう研究してみよう!

肩パッド
男性といえば広い肩幅! 胸だけでなく、肩幅も男らしくするポイントだ。
女性はどうしても肩幅が華奢になりがち。それをカバーすることも、男性らしい体に近づけるためのコツだ。
衣装に肩パッドをつければ、シルエットを簡単に男っぽくできる。

筋肉シャツ・スーツ
胸をつぶす機能はないものの、視覚的に男性の身体になれる筋肉シャツや筋肉スーツ。
男性のムキムキ感を表現したい、上半身裸のコスプレをしたい場合は、筋肉シャツを使ってみよう!
画像加工
最後に頼るのはやっぱり画像加工。幅や厚み、直線的なラインなど、どうしても変えられない部分は写真を加工してみよう。
ただし適当にやってしまうと、太って見えたりメリハリのない体になってしまったりするので要注意!

体にあったアイテムで男装コスプレを楽しもう
手軽に手に入るアイテムから男装専用のものまで、7つの胸つぶしアイテムをご紹介したが、いかがだっただろうか。
やはり専用のアイテムの方が美しく補正できるので、少し高くてもちゃんとしたアイテムを購入するのがおすすめ!
また、どのアイテムを使うにしても、まずは自分の正しいバストサイズを知ることが大切。
サイズの合っていないものを着用すると、コスプレ中にズレてしまったり、過度の締め付けで体調が悪くなってしまうこともある。
まずは、ランジェリーショップや下着売り場で自分のバストサイズを測ってもらおう!
サイズが合っていても、長時間の着用は体調不良やバストの形が崩れる原因となるので注意。
少しでも息苦しかったり、辛かったりしたら、無理をしないことが重要だ。


