【男装メイク決定版】初心者向け!ナチュラル男装メイクのノウハウ伝授します

普段のメイクはどうしたらいいの?とお悩みの男装女子に朗報。一見すっぴんに見えるほどナチュラルなのに、実は激盛れる男装メイクの詳しい手順とポイント解説。
テーピングを使わないメイクなので、初心者でもイケメンになれること間違いなしの仕上がり!
お出かけやコスプレイベント帰りに、コスプレイヤーでなくても使えるメイクテクニックの紹介!
model マキセ https://twitter.com/makisecom
text 椎塚久世 makeup yurina photo 須藤健二
肌ベースをきちんと作ればメイクが崩れにくい
どんなに頑張ってもメイクが崩れる、仕上がりが汚い!そんなときはメイク前の素肌作りを見直せば、メイク上手に激変するかも。
ふき取り化粧水か洗顔
イベント帰りなど洗顔できないときは、ふき取り化粧水で顔全体を拭いて油分や汚れを落としてからメイクを始めよう。自宅なら洗顔後にメイクすれば良いので、ふき取り化粧水は使わなくてOK。
クリアケア拭き取り化粧水 200ml
https://www.muji.com/jp/ja/store/cmdty/detail/4550002124274
化粧水で保湿する
化粧水は冷たすぎると染み込みにくいので、手のひらの温度で少しだけ温めながら肌に塗る。このとき肌をこするのではなく、水分を顔に押し込むイメージで軽く圧をかけると肌に負担がかからない。
化粧水 しっとりタイプ
https://www.chifure.co.jp/products/skinlotion/2003
POINT
化粧水を塗るときバシバシ叩くのはやめた方が良い。顔の皮膚は薄いので、なるべく負担がかからないようプレスするのが◎。
化粧水 しっとりタイプ
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乳液をつける
化粧水を塗っただけではせっかく保湿した水分が速攻で蒸発してしまう。乳液でしっかり水分を閉じ込めておこう。この後メイク下地などを塗っていくので、乳液はあまり大量につけないこと!
乳液の塗り方、順番は?
1.両頬全体に伸ばして
2.アゴ方面に伸ばして
3.鼻先は余った分を塗る程度で(額はテカりやすいので最後に手の平で軽く触れればOK)
POINT
鏡は大きいものを使おう!
手鏡サイズの小さい鏡では顔が部分的にしか写らない。顔全体を見ながらメイクしないと、仕上がりのバランスがおかしくなりがち。メイク上手になるためには、まず顔全体が写る大きな鏡を使うようにしよう。
ファンデーションとコンシーラーで滑らか肌作り
肌荒れやニキビ跡などをファンデーションだけで隠すのは無理!ナチュラル美肌ベースは、コンシーラーでお悩み解決。
メイク下地
ファンデーションを塗る前にはメイク下地が必須。顔全体を1種類のメイク下地で仕上げても良いが、気になる部分毎に別アイテムを使うと完成度がUP。
下地の使い分け
今回はメイク崩れ防止効果が高く、マットな肌感に仕上がるタイプの下地をメイン使い。鼻先や額などテカリやすい場所にはシリコン系の下地を部分的に使用。
ファンデーションを塗る
ファンデーションはマット〜セミマットな質感のリキッドタイプが男装メイク向き。色味は基本的に自分の肌色に合わせて選べばOK。
■カバー力がほしい場合
インファリブル フレッシュウェア ファンデーション 125 ナチュラルローズ(標準色 )
https://www.lorealparisjapan.jp/infallible/infallible-freshwear-foundation-125-natural-rose
■ナチュラルになじませたい場合
コンシーラーを乗せる
赤味やシミなど肌の色ムラを均一にするには、コンシーラーを。少量をこすらずにトントンと指先で乗せていく。ファンデを厚塗りしてもあまり隠れないし、崩れやすくなるので×。
ナチュラル男装メイクの重要ポイント、アイメイク
目元をどれだけ自然に盛れるかが男装メイクのコツ。メイクしてないように見えるのに盛れまくれるアイメイクのやり方。
まぶたにフェイスパウダー
アイシャドウを塗る前に、上まぶたと下まぶたにフェイスパウダーをオン。余計な油分を抑えると共に、アイメイクの崩れを防ぐ効果がある。
POINT
目元だけ先にフェイスパウダーを使ってアイメイクをしているうちに、他の部分のメイクが肌となじみ、仕上げのフェイスパウダーで良い感じに全体が整う。もちろん定番手順の、フェイスパウダーで顔全体をおさえてからアイメイクというやり方でも問題なし。
アイシャドウ上
自然に影を足すイメージで、マットなシャドウを使う。今回は肌より2トーンくらい濃い茶色を使用。目のキワから二重ラインよりやや上まで塗り、目尻は少し広めに塗る。
アイシャドウ下
上まぶたと同じ色を黒目の下あたりから目尻方向へ、目のキワに沿って塗っていく。太すぎず細すぎずという適度な幅で塗りたいので、アイシャドウブラシの幅を目安に。
アイライン上
焦げ茶のリキッドアイライナーで目に沿って引く。ラインが太くなりすぎないよう自然に目のフチをプラスするイメージで。目尻はこの後色を重ねるので、なるべく細めに引こう。
目尻をぼかす
焦げ茶のアイシャドウを目尻のラインに重ねてボカシを作る。ラインを引いただけだとメイクしてます感が出てしまうのだが、目尻だけボカシを入れることで自然な陰影が簡単に作れる!
アイライン下
上ラインの目尻ボカシに使った焦げ茶シャドウを下まぶたの目尻側へ細く引いて下ラインを作る。黒目の外側あたりから目尻方向へ目のキワに沿って。
POINT
アイシャドウを細く引くのが難しい場合は固めなブラシを使って毛先だけでトントン細かく点を打つように。それでも難しかったら、ペンシルアイライナーを使おう。
まゆを描く
茶色のアイブロウペンシルでまゆを描く。まゆは茶色なら大体どんな髪色にも合うが、金髪など明るい髪色の人は少し明るい色のアイブロウを使った方がなじみやすい。
POINT
まゆは下側だけキレイに描き上げればそれなりに整った形に仕上がる。まゆ描きが苦手な人は、とりあえずまゆの下側の形をキレイに描くよう意識して。
まゆマスカラ
まゆを脱色している人は少ないと思うので、まゆ用のマスカラをチョイチョイと塗ってまゆげの色を変える。黒まゆのままアイブロウだけ明るくするより垢抜け感が格段にUP!
ハイライトとローライトで自然な立体感を出す
のっぺり顔とサヨナラするには明るい部分と暗い部分をメイクで作ればOK!立体的な小顔は、陰影を入れるだけで作れる。
シェーディング(ローライト)
まゆ頭から鼻筋の両側へ入れてホリを深く。りんかくは額の生え際と頬からアゴ先まで。やや濃いめの焦げ茶パウダーを使って、それを薄〜く乗せるようにすると丁度良い色味に。
フェイスパウダー
顔全体をフェイスパウダーで押さえて仕上げる。乾燥肌の人はしっかり乗せてしまうと乾燥が悪化することも。薄〜くひと乗せするか、場合によってはフェイスパウダーを使わなくてもOK。
ハイライト
両目の間の鼻筋、鼻先、目頭へ。目尻のCゾーンに軽くハイライトを入れてもOK。ハイライトに使うパウダーは、あまりにもギラギラしていなければパール感があっても大丈夫。
リップ
元の唇の色によるが、今回はあまり目立たない唇に仕上げるため、肌用のコンシーラーを薄く塗った。唇の色が薄い人や、唇の形を大幅に変えたい人は暗めのピンクベージュ口紅を塗ってもOK。
POINT
唇の内側だけに口紅で色を乗せ、指でフチにボカシを入れて唇の色となじませても自然な仕上がり。唇全体ではなく内側の影になる部分に色を入れるのが男装メイク的コツ。
完成
やりすぎない自然な男装ナチュラルメイクが完成!お出かけにもコスプレイベント帰りにもオススメ!


