【コスメイク】リップ・鼻・輪郭を変えるメイクテクニックを解説!

コスプレ初心者が知っておきたい、応用可能な基本のコスプレメイク術を紹介!
リップ・鼻・輪郭の印象を変えたい時に使えるメイクテクニックを写真付きで解説する。
文:椎塚久世
メイク:yurina
モデル:林檎飴
写真:大関敦

口元の印象を変えるメイクテクニック
「アイメイクは完璧なはずなのに、なにかが違う……」ってことない?
もしかしたらリップメイクのせいかも!
口元の印象を変える、3つのメイクテクニックを紹介しよう。
口を大きく見せるメイク
口角に影を書き足す
上唇のラインを延長するように影を描き足す。
口が小さくて、男装しても男っぽくならない人におすすめ!
できるだけ自然に見えるよう、バランスを調整しながら描こう。
唇を薄く見せるメイク
1. コンシーラーで輪郭を消す
下唇の下側をコンシーラーで消す。
使うのはリップ専用のコンシーラーでなくてもOK!
肌色に合ったアイテムを使って唇の形を整えよう。
2. リップを塗る
コンシーラーを塗ったところに色を乗せないよう気をつけながら、リップを塗る。
今回は分かりやすいように赤いリップを使ったが、男装ならヌーディな色がおすすめ。
唇を厚く見せるメイク
1. リップを塗る
自分の唇よりも広めにリップを塗る。
顔のバランスにもよるが、2mmくらいまでにしておいた方が無難。
広げすぎると不自然なので気をつけて!
2. 唇の下に影を入れる
唇の下、真ん中のくぼんでいる部分に影を入れる。
影をプラスすることで立体感が出て、ぷるんとした唇に見える!
鼻の印象を変えるメイクテクニック
テーピングやシェーディング・ハイライトを駆使すれば、整形なしでも鼻の印象は変えられる!
よくあるお悩みにあわせた4つのメイクテクニックを紹介しよう。
鼻を高く見せるメイク
1. シェーディングを入れる
まゆ頭下[A]に逆三角を描くようにシェーディングを入れ、鼻筋の横[B]へつなげていく。
そのまま鼻先[C]の位置にV字を描くようにシェーディングを入れよう。
[C]のV字の形で鼻先の印象が変化するので、いろいろ試してみて!
2. ハイライトを入れる
眉間[A]から目の下[B]の位置までハイライトを入れる。
中間部分は空けて、鼻先[C]にもハイライトを。鼻先には細く入れよう。
小鼻を細く見せるメイク
1. 鼻にテーピングをする
伸びるふたえテープ(片面タイプ)を[A][B]の位置に貼る。
物理的に小鼻を縮小しよう。ふたえテープは細くて色も目立ちにくいので便利!
2. 影を入れる
小鼻の両脇にシェーディングを入れる。
濃すぎると逆に悪目立ちするので、ファンデーションよりワントーン暗い程度の色を使おう。
面長をカバーするメイク
1. シェーディングを入れる
まゆ頭下[A]に逆三角形でシェーディングを入れる。
鼻筋横[B]に影を入れる場合は薄めにして、顔の縦長感を強調しないように。
鼻先[C]のV字はやや開いた形を意識しよう。
2. ハイライトを入れる
眉間[A]から目の下[B]の位置までハイライトを入れる。
鼻筋の中間部分にハイライトを入れると顔の長さが目立つのでNG!
鼻先[C]には丸くハイライトを入れよう。
丸顔をカバーするメイク
1. シェーディングを入れる
まゆ頭[A]から鼻筋[B]の両脇全体にシェーディングを入れる。
顔の中心に縦のラインを作ることで、丸い輪郭が目立たなくなる。
2. ハイライトを入れる
眉間[A]から鼻先[B]まで、全体に長くハイライトを入れる。
縦長のノーズシャドウとハイライトの合わせ技で、顔に立体感と長さをプラス。
顔の輪郭を変えるメイクテクニック
フェイステーピングはコスプレメイクの基本!
今回はテーピングとシェーディングを組み合わせたメイクテクニックをふたつ紹介しよう。

輪郭をシャープにするメイク
1. テーピングをする
頬からもみあげあたりを指先で押し上げてみて、フェイスラインが一番スッキリする部分を始点にテーピング。
テープ端をしっかり肌に貼っておくと比較的はがれにくい。
2. シェーディングを入れる
今回は[A]のこめかみあたりから[B]の頬骨と[C]のエラを削るようにシェーディングを入れた。
自分の輪郭をよく観察して、丸さが目立つ部分を削るように入れるのがポイント。
アゴを細くするメイク
1. アゴの両脇にシェーディングを入れる
テーピングをした後、アゴの両脇にシェーディングを入れる。
濃く内側まで入れるとヒゲのように見えてしまうので注意!
2. ハイライトを入れる
アゴの先にハイライトを入れて立体感を出す。
下唇の下側[A]の位置に縦長の逆三角形でハイライトを入れる。
広く丸く入れてしまうとアゴが細く見えないので注意!


