コスプレイヤーちぃ『ホロライブ』森カリオペ正月衣装は素材と手描き柄入れで自作。細部までのこだわりを解説!
絶妙なjカラーリングにも注目
コスプレイヤーちぃさん(@chimenko)が『ホロライブ』森カリオペさんの正月衣装を自作しTwitterに公開。
ホロライブ、カリオペさんの正月着物衣装、NEW YEAR’S KIMONO リアルにお仕立てしました!💀#callikimono #callillust pic.twitter.com/YT9sRJVp4l
— chii👾9/28ホロリック💀 (@chimenko) December 12, 2022
完成した衣装のクオリティに「画面の向こうから衣装を取り出す技術が生まれたのかと思うくらい再現度高すぎる…」「こんなん部屋に置いてたら、一生見てられる」と称賛の声が届いている。
衣装は2022年のお正月で公開された着物デザイン。11月24日に制作を始め、12月12日に完成。ちぃさんに衣装制作の材料やこだわりポイントを深堀りさせていただいた。
NEW YEAR’S KIMONOお仕立てしました。 #callikimono pic.twitter.com/juWPjIKCLI
— 雪醒/ゆきさめ (@y_k_sme) January 8, 2022
使用した材料
【着物】
表地:ちりめん黒
裏地:ベンラセーヌ赤
模様:セタカラーゴールド スプレータイプと絵の具タイプ、guttaゴールドで手描き
【帯】
生地:模様入りサテン
模様:紫と赤の模様入りサテンをグラデーションに染め、セタカラーブルー、ゴールド、ホワイトで手描き
【帯飾り】
生地:ちりめん赤、白、タッセルゴールド
【つけ衿】
生地:オーガンジー、
模様:guttaで手描き
【カチューシャ】
カチューシャの土台はパーツショップで形に近いカチューシャを購入、グルーガンにて花弁を固定。不足部分はウレタンボードにエナメルを貼って造型しました
模様を手描きするなら、着物も縫製する
森カリオペさんのお正月配信で見える限りの部分を資料とし、見えない背中などはイメージで制作しました。
似た着物があれば改造も考えましたが、やるなら絶対柄も一緒のほうがいいと思い、グラデーションの染めから手描きで再現。着物は無地の生地を購入した後、柄を入れて縫製しました。
着用時に着崩れしないように各所、紐やボタンで固定できるような作りにしています。
デザインが変形花魁なので、製作に苦戦しましたが、袖や裾の煙のようなヒラヒラは死神っぽさを出すために切りっぱなしのようなシルエットをそのまま再現、裾の長さも長めに取りました。
生足なので足が綺麗に見えるよう、クラッセさんのエナメル厚底下駄を合わせました。
狐のお面は一般的に販売しているお面の元の柄を消して、書き加えました。形はそのままです。
「イベントなどで私のコスを通して森カリオペさんの曲をたくさんの人に聞いてもらえたらとても嬉しいです。これからも好きな子の衣装、愛情込めて作り続けます」
観察眼と森カリオペさんへのリスペクト。素材や手描き柄の細部に渡るこだわった衣装はディスプレイとしても楽しめる。