コスプレイヤーティノ『ブルーロック』雰囲気の異なる1人4キャラの違いと「らしく」見えるポイントを解説!
キャラの特徴を見事に捉えたメイク
コスプレイヤーティノさん(@tino_3LDK)が『ブルーロック』御影玲王、凪誠士郎、蜂楽廻、千切豹馬のコスプレ写真を公開。
https://twitter.com/tino_3LDK/status/1674030986869506048
週刊少年マガジンで連載中の人気サッカー漫画『ブルーロック』。全国各地から招集されたFW選手たちが世界一のストライカーを目指すべく様々な試練に挑む。
ブルーロックでも絶大な人気を誇る御影玲王、凪誠士郎、蜂楽廻、千切豹馬を別人といっても過言ではないクオリティで体現するティノさん。「2次元から来ましたか?」「同じ人とは思えないくらいそれぞれのキャラすぎる」といったコメントはティノさんのメイクテクニックの高さを裏付けている。
ティノさんにそれぞれのキャラクターの描き分けやこだわりポイントを伺った。
御影玲王
玲王は少し挑発的な表情とポージングを意識しています。ウィッグの前髪の立ち上げ部分は自然な仕上がりになるようにふかしを入れ、アイロンとスプレーで形を整えています。影色やバックライトが印象的なライティングにすることでリッチな雰囲気も加えました。
凪誠士郎
眠そうな目元はふたえ幅を広めにとって表現しました。表情は脱力してかわいい雰囲気、ポージングは男らしくを意識しています。ライティングは玲王とほぼ同じですが、白髪なので背景に暗い色を持って来て背景と同化しないようにしました。
蜂楽廻
無邪気な表情とポージングを必ず意識しています。メイクは彩度高めのオレンジを使ってチークも濃いめにすることで、より無邪気な印象を強調しています。ライティングも自然光に寄せて、自然で可愛らしい雰囲気にして、黒と黄色の髪色を強調できるようにコントラストを強めに調整しました。
千切豹馬
男らしさと綺麗さの両立を意識しています。目元には力強さが欲しいのでマスカラや黒のアイライナーを使用して印象を強めています。玲王、凪と基本的なライティングは同じですが、顔に大きく影が入らないよう調整してフラットに少し女性らしい綺麗さに見えるようにしています。
メイクだけでなく、ライティングもキャラに合わせてセッティング。同じ人物でもメイク、ウィッグ、ポーズ、表情で別キャラになれる。これこそがコスプレの奥深さであり、楽しみのひとつなのだ。