自作衣装と樹脂粘土のサロメがリアル!コスプレイヤーるなちっちの『ONE PIECE』ハンコックが実写!そのこだわりを訊く!
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ボア・ハンコックは三次元に実在した!
コスプレイヤーるなちっちさん(@LunA_DM2)が『ONE PIECE』ボア・ハンコックのコスプレ写真を公開。
I love Hancock ❤︎❤︎❤︎
#自分の推しキャラを好きだからこそ全力でコスするレイヤーの写真を見てくれ pic.twitter.com/hqgD6YjzsG
— るなちっち🧝♀️🦋 (@LunA_DM2) September 14, 2022
ハンコックの通常衣装から水着衣装まで、るなちっちさんの身体能力の高さが窺い知ることができるアクションや、ハンコックらしいポージングが美しいの一言では言い表せないほどのクオリティ。
「ほんとにリアル ハンコックなのよ🥺💕素晴らしすぎる🤦♀️♡」「美しすぎて石になりそうです」と賛辞の声が寄せられている。
息を呑むリアルなハンコックのコスプレ。その表現力のこだわりを、るなちっちさんに伺った。
原作からは自分の一番好きなキャラ顔でメイクする
メイクはいつもそのキャラの写真を見ながら眉の角度やまつ毛の生え方、目の形をそれぞれ自分の顔で表現できる限界を目指してます。
アニメや漫画は絵なのでシーンよって、顔が違ってたり目の色が違ったりするのですが、私は自分の1番好きな顔を選んでいます。
ハンコックのウィッグはおでこの生え際が自然に見えるフロントレースのウィッグを使用。自分の顔に合わせて姫カットしています。もちろん忠実に再現はしたいものの、肌の色味や輪郭で合う合わないが出てきます。そこは把握しつつ1番良く見える色や形でキャラに寄せています。
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こだわりのウィッグ姫カットのシルエット
完成品衣装では満たされないキャラシルエットの追求
初めて手作りしたのはハンコックの劇場版『ONE PIECE STAMPEDE』衣装でした。完成品衣装では満たされない「自分の体にフィットさせてシルエットを綺麗に出したい。生地もしっかりキャラに合う高級感のあるものを着たい」という欲が出まして、家庭科ぐらいでしか裁縫もしたことがない、ミシンも使ったことがないくらいのレベルで衣装作りにチャレンジ。
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▲ ハンコックの高級感を演出したくて、生地はチャイナジャガードを選びました。
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▲マークは型紙を作り、それにそって丁寧に生地を切り出しました。
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白のチャイナジャガード生地に金のブレードをくるむようにして縫い付けて袖の模様を再現しました。
細かい知識も技術も無いので、所々粗がありますが やってみれば意外とできました。根性と愛です。衣装を作るなんて難しくてできないと思ってる方も、まずチャレンジしてみて欲しいです。唯一無二で誰とも被らない愛の形が出来上がります。
現在は全てとまでは言えませんが、9割方、衣装や小道具は手作りのものになりました。
全長3mのサロメは初造型!
初めて小道具として作ったのもサロメです。
土台の発泡スチロールに樹脂粘土で肉付けして目はレジンで作成。口を開けたサロメが欲しかったので、だいぶ形にこだわりました。
舌には針金が入っていて、コスイベにも連れて行けるように頭部は脱着可能。全長も3mに抑えてます。
写真の写り方が美しくなるよう、胴体には背骨のように銅線を入れて、少し力を入れて曲げれば形を変えることができます。そうすることで曲線をキープするようにしてます。なので少し重いです…。スタジオなどでの撮影ではカメラマンさんの神業と加工で3mを超えて長ーくなります!
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サロメの「蛇腹」をどのように表現するかを考え、折り込んで縫い合わせました。
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3mの長さに作ったので、中に綿を詰め込むのも一苦労でした…。
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フォトグラファーさんの加工テクニックでめちゃくちゃ長くしてもらったサロメ。
ひたすらキャラになりきってポージング!
威風堂々と、少しの照れも出さず、女帝になります。
よりキャラに近づいて見えるという自信をつけるために体づくりもしています。人それぞれの好みはあると思いますが、私は優先的にウエストを細く保つことを心がけ、健康的なメリハリのあるボディラインを目指しています。
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撮影:やくらさん @yakura0610短足コンプレックスがあるのですが、ヒールと画角、カメラマンさんのセンスにより脚長効果が付属されています…。
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撮影:すーさん @Kaonasi_Love2
まだまだ完成形ではありませんが、自分の納得できるシルエットを実現させたくて日々意識し、できるだけの努力をしています。コスプレをする前は全体的に太めのボディでした。
コスプレ写真はカメラマンあってこそ
コスプレイヤーの努力も大切ですが 素敵な写真を残せるのはカメラマンさん達のお陰です。
好きな作品やキャラに対しての愛、こだわりと腕がなせる技とアイデアで綺麗に、カッコよく撮っていただけて助けられています。
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撮影:やくらさん
画像ギャラリー
今回の記事制作にあたり、多くのハンコック写真をるなちっちさんより、お借りすることができた。ここに一挙掲載させていただく。衣装やメイク、ポージングを意識すると、るなちっちさんのキャラ愛がひしひしと感じることができるはずだ。
- フォトグラファーさんの加工テクニックでめちゃくちゃ長くしてもらったサロメ。
- こだわりのウィッグ姫カットのシルエット
- 撮影:やくらさん
- すーさん
- 撮影:すーさん
- 影:やくらさん
- やくらさん
素材から厳選した衣装に、造型によって命を吹き込まれたサロメ。そしてフォトグラファーとるなちっちさんの感性のぶつかり合いが素敵なコスプレ写真を生み出した。
るなちっちさんに最後に一言いただいた。
強く、美しく、一途で、愛らしい
私の憧れそのもの。
ONE PIECEのボア・ハンコックが
本格的なレイヤーライフの始まりでした。
今までも、これからも、大好きです。
こちらの記事では、るなちっちさんの造型も光る、キキョウ=ゾルディックも披露
こちらのイベント記事では銀魂の月詠のコスプレも。その目ヂカラが印象的。
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