簡単テクから魅せワザまで! 困ったときのコスプレ撮影ポージング

コスプレ撮影で困った時に役立つポージングのヒントを、女子キャラ・男子キャラごとにご紹介。

ひとりでのポーズも、複数人でのポーズも、いつものコスプレ撮影をランクアップさせるアイデアが盛りだくさん!

モデル:桜崎つかさ(@tsukasakuras)、林檎飴(@ringoame0918)、ゆう(@yu_know_what
『COSPLAYMODE』2018年5月号掲載記事

目次

困った時の女子キャラポージング

ヒロイン、元気っ子、おしとやか、アイドル……

いろんな女子キャラがいるけど、どんなポーズを取ったら写真映えするの?

そんなお悩みを解消!

困った時に真似してほしい、女子キャラにオススメなコスプレポージングをご紹介。

①ひねってみる&動いてみる

立ちポーズに変化をつけてちょっとカッコ良く。

上半身と下半身を逆にひねるだけでOK。

さらに少し大きめに動きをつけて元気良く。

ヒールや厚底で片足立ちするときは注意しよう!

腰に手を当て、ひねりを加えることで全身がほっそり見える効果も!

低い位置から撮影するのが◎。あまり大きくポーズをつけると写真に納まらない。

撮影者と相談しながら動きの幅を決めていこう!

②座ってみる

ちょこんと座ったところを横からパチリ。

首をかしげてカメラの方を向くと可愛い。

真横から撮影しないとヤンキー座りのように見えてしまうので要注意。

ヒザを閉じるのも忘れずに。

③手をそえる

頬や髪、アゴ、口元など、手をそえる位置を変えるだけで印象が変化する簡単テクニック。

手の添え方次第で、キュートにもクールにも対応可能!

手をそえる位置と首の傾け方の合わせワザで応用は無限大。

いくつかパターンを決めておくと便利。

④小道具を使う

キャラ特有の小道具はもちろん、ドリンクやお菓子、スタジオの小道具など何でも使える。

小道具の持ち方で性格が表現できるだけでなく、りんかくや口元などをさりげなく隠して小顔効果も。

⑤寝てみる

普通の撮影に飽きたら、床に寝てみよう。

頭を寄せてハの字形にポーズを決めるとバランス良し。

ロングヘアの場合は、髪の毛の流れをキレイに作ると◎。

床に寝るのはイヤ!という人もいるので無理強いはしないように。

⑥ハグしてみる

向かい合ったり、後ろからハグしたり。

後ろからのハグはBL系の撮影にも使いやすい。

向かい合わせの場合は頬を寄せて体は離す。

後ろハグの場合は、前に座った人の頭にアゴを乗せる。

⑦ギュッと寄ってみる

一列に並んで、前の人との距離をギュッと詰めた仲良しポーズ。

6人くらいまで使えるので大人数向き!

キャラの身長と中の人の身長が合わない場合は、足を曲げたり台に乗って上半身だけ撮影してみよう。

⑧身長をごまかしてみる

身長は合ってないけれど全員で全身を撮りたい!

そんなときは座って少し上から撮影。

背が低いキャラはペッタリ座ろう。

やや上から撮影することで全員の身長が分かりにくくなる。

女子キャラ撮影のちょい魅せテクニック

■前ボケ

ありがちなポーズでもぼかしをかけることでいつもと違った雰囲気に。

一眼レフなら単焦点レンズで簡単に撮影できる。

またコンパクトデジカメやスマホのカメラでも、機種によっては前ボケで撮影可能。


△ ぼかすパーツとピントを合わせるパーツをなるべく離すのがコツ。

 

■ドレス&スカート

ボリュームのあるスカートはキレイに広げて撮影したい。

友達同士でセッティングしてあげよう。


△ せっかくのスカートも無造作に座ると残念な感じに。ふわっと広げてあげるだけで優雅な印象になる。中に台などを入れても◎。

 

■ふりむき

カメラマンに人気のふりむきポーズだが、体が硬い人は無理しないで。できる範囲でふりむこう。


△ 左は頑張ってふりむいてます感が…… ツラい感じは出さず自然に。長時間が難しい場合は、数回に分けて撮影しても◎。

 

■オフショット風

「オフショット風」に撮影するなら、完全オフ状態でワイワイ動きながらではダメ。

矛盾するようだが、オフショットっぽいポーズを取って撮影しよう。


△ 完全オフ状態で撮影すると、やっぱりいい感じには決まらない……


△ 基本的には止まって撮影しよう。

 

 

困った時の男子キャラポージング

パッと思いつきづらい、男子キャラのコスプレポージング。

男装コスプレなら、やっぱりかっこいいポージングを覚えておきたいもの。

コスプレ撮影で困ったときのポーズアイデアをご紹介しよう。

①つかんでみる

シャツや上着のエリをつかむ。

開けるように持つ、上に持ち上げるなどで印象が変化。

メンズスーツなどのモデルがよく使うポーズ。

簡単なのにカッコ良く決まるので覚えておきたい。

②だらけてみる


△ 女子キャラだとだらしない印象になってしまうが、男子ならヌケ感が出せてイイ感じ。

リアルにだらけるのではなく、あくまでもダラッと見えるポーズで。

腹筋や足先、指先は気を抜かない。

③小道具を使う

カワイイ系男子でも少しカッコ良さを意識して。

何か持つなら指を少し開くと男子っぽい。

うっかりやってしまうのが男子なのに小指を立ててしまう持ち方。

マイクやグラスなどは要注意!

④メガネはフル活用

フレームをつまむ、中央のブリッジを押し上げる、メガネを外しかけるなどフルに活用!

写真でカッコよく見える仕草は日常の動作と違うことも。

普段メガネをしている人も改めて研究しよう。

⑤段差で座る

1人はイスなどに座り、もう1人は床に座る。

高低差と適度な奥行きで見せる構図。

先輩と後輩、上司と部下など上下関係のある2人にピッタリ。

クールなイメージを作りやすい。

⑥背中合わせ

背中をくっつけて立ち、少しだけナナメから撮影する。

真横からは撮らない方が◎。

ライバル、敵キャラ同士など競い合う関係性を表現できる。

後ろ側の人はグッとふりむいて。

⑦手でハート

2人の手で作ったハートの中に上手く顔が納まるように。

指が長いと比較的簡単。

ここでも前ボケテクニックが大活躍。

小さくハートを作るよりダイナミックな構図になる。

⑧寝る向きを変える

女子の寝ポーズからひと工夫。

2人が逆向きになるように寝るポージング。

お互いの向きを上下逆にすることで、カップル風の写真でも生々しくなりにくい。

⑨ストーリをつくる

前後の距離は2m程度。

顔が写らなくても良いならこれ以上空けてもOK。

前と後ろ、どちらにピントを合わせるかでイメージが変化。複雑な関係を表現できる!

男子キャラ撮影のちょい魅せテクニック

■立ちポーズ

ほとんど同じポーズなのに、つま先の方向でイメージが変わる。

カッコイイ系ならつま先は外向き、カワイイ系なら少し内向きにするとGOOD。

とはいえ、あまり内股にするとオネェキャラになってしまうので気をつけて。


△ どちらの立ち方も悪くないが、左は少し硬く、右はこなれて見える。右のように肩、腰、ヒザが逆に傾くようポージングすると自然な「ヌケ感」が作れるので、軽いキャラを表現するときはオススメ。

 

■寄る

キャラ同士の関係性など、何らかの理由があってスキマを空けているというわけでもないなら、ギュッと寄った方がバランスが良い。

 

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