ゲーム・VTuberのコスプレに! ライフル・マシンガンを使ったコスプレポージング講座

ゲームやVTuberのコスプレ撮影で役立つ、ライフル・マシンガンを使ったポージングを解説!
基本の姿勢とコスプレ撮影向け応用ポーズを、作例写真付きで紹介する。
写真:KAZUMA(@kazuma_aono)、大関敦
ポージングモデル:まめまよ、杉口秀樹
作例モデル:夏津(@ABAYO__GOODBYE)、箱ネコ(@hakonyanya)
COSPLAYMODE 2024年1月号掲載記事
コスプレ撮影で使える!銃持ちポーズ講座

「ゲームやVTuberのコスプレで銃を持った撮影がしたいけど、どんなポーズをすればいいかわからない」……
そんな方のために、ライフル・マシンガンを使ったコスプレポージングをレクチャー!
基本の待機姿勢・射撃姿勢と、それらを応用したフィクション色の強いポーズをあわせて解説する。
さまざまな流派を参考にしてコスプレポージング向けに、かなり簡潔に紹介しているため、特に固定した流派などはなく、ミリタリーの詳細な知識を講義するものではない。
また、紹介しているポーズは2次元的でファンタジー要素の強いもの(現実的ではない姿勢や構え)が含まれる。
武術として使える技術ではないので、実際にパフォーマンスなどで使用したい場合は、道場やアクション教室などでしっかりと稽古をつけてもらおう。
【X】@jagar001
株式会社モーションアクター代表取締役。ゲームにおけるモーションアクター&アクションコーディネーター。
クリエーターを応援するためにリファレンス動画を公開、現在世界中で活用されている。
【モーションアクターとしての出演代表作】
「NieR Replicant」「FINAL FANTASY VII REMAKE」「ドラゴンクエストⅪ」「NieR:Automata」「戦国無双」シリーズ「龍が如く」シリーズ、ほか多数。
【X】@mayocos0201
世界コスプレサミット2018日本代表、2024グランドチャンピオン。
スーツアクターの経験を生かし、国内外のステージイベントにゲストで招致され、二次元的な演技でアクションやコメディパフォーマンスを披露したり、ポージングワークショップ講師をつとめている。
また写真撮影においても、アクションポージングや表情作りに定評がある。
安全に撮影するために
・イベントやスタジオでは持ち込める武器に決まりがあります。参加するイベントや撮影する場所のルールや規則を必ず確認しましょう。
・撮影時にエアガンやモデルガンに弾を入れたり、発砲したりしないでください。
・先の尖った武器は先端を丸くしたり、人に怪我をさせない工夫をしましょう。
・実際に武器を振り回す、発砲する、蹴りを相手に当てるなどの危険行為は絶対にやめましょう。
・基本的に武器は自分の体に対して平行に、立てて持って運びましょう。横に持つと危険です。
ライフル・マシンガンを使ったポージング
FPSやTPSなどのシューティングゲームでよく出てくる銃が「ライフル」や「マシンガン」だ。
ハンドガンはその名の通り片手で持てるコンパクトな銃だが、ライフルやマシンガンは両手で持つ大きなサイズのものが多い。
その分ポーズをとるのが難しいのだが、扱いに慣れてしまえば銃の存在感を活かした写真が撮れる!
今回は、ライフル・マシンガンを使ったコスプレポージングを基本と応用あわせて解説しよう。
基本の待機姿勢
まずは基本の待機姿勢をふたつご紹介。
いずれも誤射を防ぐため、銃のトリガー(引き金)には指をかけないのがポイント!
ハイレディ
銃口を上に向ける待機姿勢。ストックは脇の下に軽く挟む。


ローレディ
ハイレディとは逆に腰の位置に、銃口を下に向ける待機姿勢。ストックは肩付近に置く。


基本の射撃姿勢
基本の射撃姿勢は、プローン(伏射)、ニーリング(膝射)、スタンディング(立射)の3つ。
ここでは基本の射撃姿勢として紹介するが、コスプレ撮影なら必ずしもこの通りでなくても大丈夫。
ゲーム作品のコスプレなら、作中に登場する射撃姿勢を真似してみてもいいだろう。
プローン(伏射)
うつぶせになり、両肘を立てて銃を構える。
待ち伏せシーンや長距離射撃をするスナイパーキャラに向いている射撃姿勢。

ニーリング(膝射)
後ろ膝を地面につけて、前膝に肘をつけてライフルを構える安定した射撃姿勢。
ストックは肩関節の付け根あたりに押し付け、ぶれないようにする。
※本来は頬をストックの直上に押し付けるが、コスプレ撮影では表情がわかりにくくなるので少し浮かせるのがポイント。





スタンディング(立射)
足は肩幅くらいに広げ、敵に対して体の向きを真っすぐに向けて銃を構える。
長距離よりも、近距離射撃に向いている射撃姿勢。

立ち姿のバリエーション
キャラクターの個性を表現したい時は、基本に忠実でなくても大丈夫。
銃を担いだり、背中側で持ってみたり、存在感のあるサイズのライフルだからこそできるポーズを探してみよう。
銃を担ぐ



背中側で持つ



待機姿勢のバリエーション
すべてローレディ(銃口を下に向ける待機姿勢)での作例となっているが、ハイレディ(銃口を上に向ける待機姿勢)でもOK!
キャラクターや撮りたいイメージに合わせてアレンジしてみよう。
足を閉じて立つ

座る

背中を向ける

ローレディのまま走る

エイム姿勢のバリエーション
動きのあるシーンが撮りたい時は、射撃中をイメージしたポーズをとってみよう。
もちろん現実的には難しい射撃ポーズをとってみるのもアリ!
長時間静止するのが厳しい場合は、カメラマンに掛け声をかけてもらってポージングするのがおすすめ。
走りながら撃つ


上から見下すように

2丁持ち









