【鬼滅の刃】鬼殺隊最高位の9人の剣士“柱”のコスプレグラビアを紹介
衣装・メイクのこだわり解説
グラビアに登場してくれたコスプレイヤーが、自身のメイクや衣装について解説。
キャラクターに似せるためのポイントや、衣装・造形のこだわりについて語ってもらった。
冨岡義勇
眉毛は凛々しくなりすぎないよう、茶のアイブロウで下描きして、インテグレートグレイシィアイライナーブラックを足しました。
カラコンはドルチェブルーオーシャン。作画に合わせて着色直径が大きく、グラデーションの少ないカラコンを使用しています。
△ アイラインはラブライナーグレージュ。切れ長に見せたかったので、横に広げることを意識しました。面長を緩和するため、涙袋をセザンヌの描くふたえアイライナーで描くことで目の縦幅を広げ、位置が下げるようにしています。目頭にハイライト、上目尻にオレンジシャドウをのせています
△ 鼻頭が細くなるようにシェーディング。ハイライトは鼻筋と鼻先を繋げないことで鼻を短く見せています。ザセムのコンシーラーで小さい唇を作っています。血色感とツヤを足すため、キャンメイクのステインオンバームルージュ 02をのせています。
△ アシストウィッグブラック02ピュアロングとボンバンスブラック。ボリュームを出すため、ロングを買って余り毛を植毛用にしています。ウィッグの構造を自分なりに把握するため、設計図を書きました。ポニーテールはボンバンスを使いました。
△ ウィッグの設計図。設計図があると毛束の位置が把握できるので、ウィッグセットがしやすいです。
△ 刀は木製模造刀。うっすら水色にしたかったので、クリアブルーのスプレーを刀身に噴きました。
△ UZUのアイライナーが細い筆ペンのようで書きやすかったです。
胡蝶しのぶ
メイクは眉毛とチークの位置に気をつけています。目元はパープルカラーベースで仕上げました。
△ セザンヌトーンアップアイシャドウ06とCANMAKEミックスアイブロウ05。目元強調のため自前より少し上に描いてます。つけまつげはDAISOの華やかネコ目3D。目尻寄りに付けてます。
△ 造型ボードを切り抜き、ホログラムシートを貼ったラミネートシートを重ねて着色。後ろ髪をお団子にして挟み込んでいます。
羽織は、まず布をグラデ染めしました。染めが終わった後、黒いフチ部分を縫い付けてから羽織にしました。
柄は羽織にしてからペンで描きました。銀の丸柄はフェイクレザー。布地は2.5m使用。
△ 滅の文字はアイロンプリントです。
△ 百均の忍者刀の鞘を2本、パテを接着剤代わりにして、合わせたところの隙間を埋め、ビニールテープをぐるぐる巻きました。仕上げに壁紙素材をくるんで完成させました。
△ 鍔はバスマット素材に縁を付けました。金色と青の部分は布貼りました。柄は発泡スチロールを削ってシールタイプの布を貼っています。
△ 刀身は厚紙。中に針金を2本入れて、柄と合体させています。分割はできません…
煉獄杏寿郎
原作の煉獄さんに似せられるよう、何度も見比べながらメイクの練習を重ねました。
△ 鼻筋が通っているキャラなので陰影をはっきりめにしました。リップはちふれ。上唇だけ色を乗せて、下唇はほとんど乗せてません。
△ 目の幅を広げて大きく見えるようにアイラインをオーバーに描いています。まつげは目尻の長めのつけまつ毛を作成。目尻のみ付けています。
△ ロングウィッグをハーフアップに結び、細かくスタイリングしていきました。前髪は別パーツです。
△ 原作カラーを参考に数色重ねてグラデーションを作っています。炎はハッキリ見せたかったので合皮を使っています。炎の形は1つ1つ変えています。裾幅はおおよそ2mです。
△ ボンタンズボンはCOSPLAYMODE2019年5月号の型紙を使って自作しました。
△ 木製の刀をベースに手を加えています。仕上げはニス。
△ 鍔は樹脂粘土。鍔を替えるため刀身と柄を一度分解しています。文字は分解した刀身に彫刻刀で彫りました。
△ 鞘のグレー部分は平紐を煮て染めたもの。模様が特殊なので1本1本巻いています。
宇髄天元
衣装は自作。額当てやアクセサリーは、できるだけ派手に見えるように輝く素材を選びました。
メイクは二次元らしくハッキリとしたラインと陰影を心がけています。キャラの体型に合わせて体型をガッチリめに加工しています。
△ 眉毛はポスカのマスカラ。下まつ毛はケイトのベースを塗って伸ばしています。アイラインはヒロインメイクリキッドライナー。ド派手に引きました。
△ 包帯でほぼ見えませんが、後れ毛があると自然に見えるのでフルウィッグをかぶっています
△ 上腕の装飾は太めのバングルを使いました
△ 分割できるように、木材と園芸支柱を仕込んでいます。園芸支柱が刀の背に、その隙間に木材を差し込んで固定。
△ 刀身は方眼紙を使って箱組しました。刃物感ができるよう、強度も兼ねて斜面になるところはソフトボードを使っています。
△ 柄はソフトボードを楕円の筒にしています。長さと太さを出すためにサイズを合わせて作成しています。
甘露寺蜜璃
カラコンはコットンキャンディーのレモネード。リップはツヤぷるリップ02あざとオレンジ。グロス効果もあるのでオススメです。
チークはスフレ感チークコーラルオレンジ。鼻筋にはラナレイプリズムシャイニーパウダー。つけまつげは束のあるものをチョイス。
△ 下がり眉になるように描きました。ピュアアイフレを使用。下まつ毛は描いてます
△ 原作の絵のようなカクカク感が欲しくて、ヘアワックスで整えた後、緑のペンキを塗りました。ペンキが固まることによりカチカチになりました。前髪の根元にヘアピンで押さえつけて、立ち上げを表現してみました。
△ 三つ編みのボリュームが欲しくて、スタイロボードを切り出してウィッグを貼り付けました。水溶きボンドで形を作ってそのままボードに貼りました。Uピンで刺して固定します。
△ Amazonで見つけたシリコンバストを使用。
△ 百均の光る剣を分解して合皮を貼り、柄に改造。刃の部分は、真っ直ぐな状態の針金にビニールテープを貼ってから曲げています
伊黒小芭内
アイラインはドーリーウィンクウォータープルーフ。アイシャドウは付けていません。
鼻筋にtoofacedのハイライター。キャンメイクのアイスグレーのシェードを濃いめに入れてます。
△ 右目はEPICのORIANA。左目クラッセのグリーンティーを付けています
△ 原作を見ると顎の根本裏のみに包帯が部分的にあるためゴムに縫い付け耳にかけてます
△ クラッセを使用。束感が出るようにカット。毛束をガチガチに固めたくないので、ワックスではなく、ボディクリームでまとめました
△ 羽織のストライプはヘビ柄合皮。裏地はちりめん素材です。シンプルな模様なので、アクセントとして質感を出したかったのでこの素材を選びました
△ 鏑丸の固定にスナップボタンで着脱できるよう、平ゴムを取り付けています
△ 木材の模造刀の柄部分を使用しました。刀身・鍔はライオンボード。刀身には針金を入れています
不死川実弥
アイメイクは自分の目の形を無視して漫画と近くなるよう、オーバーラインで。
カラコンはハイブリッドハーフ系のバイオレット。黒目を小さく見せるためハーフカラコンをチョイスしました。
△ 目が血走っているキャラなので、下まぶたの粘膜付近に赤のシャドウを入れています。また常に見開いた目に見えるよう、目尻の下ラインにダブルラインを細かく多めに描いています。特徴のあるまつ毛も遠慮なくガンガンに引きました。使っているのはメイベリンハイパーシャープライナーです。
△ ツンツン髪なので、エアリーのライオンベースシルバーを使用しました。水溶きボンドを使い、毛束をツンツンに固めてセットしました
△ EVA発泡の筋肉ボディを着用。リキッドアイライナーで傷を描きアイブロウコートで表面を保護してます。
△ 日輪刀は友人が作ってくれました。鍔はソフトボードで作られてます。刃紋は形に沿った緑のテープで表現。文字はグルーガンで描いたそうです。
時透無一郎
眉毛は目と平行にしました。眉はメディアアイブロペンシルAナチュラルグレー。
カラコンはクオリテの孔雀。高発色なのとフチが茶色なのが気に入っています。
△ 使用コスメは、ちふれリップスティックY651、ロレアルパリシニオン905、ディオールアディクトリップマキシマイザー 001。グラデーションにするように薄い色を塗り、濃い色を内側に塗り、ぼかしました。
△ アイラインはメイベリンハイパーシャープライナー Rの黒。目尻をあまり跳ねさせないようにしています。まつ毛はセリア。薄めの目尻にだけ毛束が来るように、伏目がちで付けています。
ウィッグはクラッセストレート80cmグリーン12を使用。
まずアシストウィッグの染めタロー黒を4本使い、2/3ほど黒く染めました。次に頭頂部をそめQの黒で濃くすることで、グラデーションを表現しました
刀は細かい設定が出る前に作ったので模造刀をそのまま使用しました。
△ 隊服と袴は、ダボダボに着用できるサイズで自作しました。
悲鳴嶼行冥
リップはファンデーションで色味を消しています。アイラインは元がふたえなので、そこを潰すようにオーバーラインに引いてます。
頬骨が高くなるようにひたすらシェーディングしています。ノーズシャドウはキャンメイクのアイブロウではっきりと乗せています。
△ 眉毛は思い切りアイライナーで! まつ毛は原作に描写がないので付けていません。カラコンは画像加工で消すため、三白眼のを付けています。撮影によっては涙ジェルを付けることもあります。
△ グレーのウィッグは家にあった白のウィッグをグレーに色付けしたもの。それに黒ウィッグを縫い合わせ、左右に広がるようにスタイリングしました。
△ 着物コーナーの麻綿混合布地をチョイス。色は染めずに済んだので良い色味を発見できました。羽織の文字は手書きしたものを羽織に縫い付けています。
△ ガッチリとした体型を表現するため、胸つぶしは使っていません。胸と銅の隙間を埋めるため、お腹にタオルでかさ増ししています。インナーの紫の着物は自作しました。衿だけなのでノースリーブにしてます。
△ 鉄球はダイソーのビニールボールにアルミテープを巻いて製作。鎖は、プラスチックのチェーンをカットして接着剤で貼り付けました。
△ レンジシートを三角錐型に切り出して、丸めて成型したものを球体に貼り、馴染ませるためアルミテープを重ねました。