コスプレイヤーMoe『BLEACH』花天狂骨「花天」、縦ロールはプラコップで巻いて作る
創意工夫が詰まったコスプレに迫る
コスプレイヤーMoeさん（@mntn108）が『BLEACH』花天狂骨のコスプレ写真を公開。
https://twitter.com/mntn108/status/1661733869895438336
Moeさんがコスプレしているのは、BLEACHに登場する京楽春水の二振りの斬魄刀「花天狂骨」のうち、太刀の「花天」。京楽春水からはお花と呼ばれている。
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あるたそ。さんのツイートも必見。
https://twitter.com/ALutaso2/status/1674369675864731649
原作愛あふれる粋なコスプレのこだわりをMoeさん御本人に伺った。
プラコップで作る縦カールと素材を厳選した衣装制作
影で見てもシルエットがハッキリ分かるドリルの様な縦ロールを作るのにこだわりました。
縦ロールの表面の艶を出すため、太さを調整した毛束を一度水溶きボンドで真っ直ぐ伸ばして乾かして貼り付けての繰り返しです。
大きさが使い捨てのプラスチック製カップがシルエットにちょうど良かったのでカップに貼り付けました。
1番上の大きな毛束は一度ファイルに貼り付けた毛束を貼り付けました。1番下のカール部分はファイルであらかじめカールを作り、少し自然に見えるよう貼り付けました。毛束は合計で3束使いました。
クリアファイルとプラコップを使って三段縦ロールを再現
縦カールパーツに市販の前髪クリップをボンドで貼り付け、ウィッグに留められるようにしています。髪飾りが大きいので調整もする必要があったので、分割して作ってよかったです。
造型は頑強さと運搬を意識
造形はなつは_厨二の人さん（@bwd1004）に依頼、コメントも頂きました。
壊れにくく、持ちやすい軽さを重点におき、使用者が怪我をしないことを概念にして制作致しました。コスプレ中はいっぱい楽しんで撮影に臨んでもらいたいので、ノンストレスな造型作りを意識致しました。
【ポイント①女性の着用が主軸の制作】
なるべく軽い素材などを選定し進行致しました。頭の骸骨には乾燥後に軽くなる紙粘土、その他素材としてジョイントマットやCOSボートを使用しています。ウィッグの上から装着しても大丈夫なよう、極限の軽さに致しました。
【ポイント②色調をアニメキャラの設定に寄せる】
キャラの雰囲気を醸し出すのに欠かせないのが色です。下部の骸骨は黄色が強めなエナメル生地を採用。キャラの色調により寄せるため生地の上に塗装もしています。
【ポイント③キャラ設定のサイズ感を表現】
サイズ感はコスプレする上で欠かせない一つの表現と考えているので、レイヤーの寸法を採寸して造形に落とし込みました。尚且つ持ち運び便利でも含めてなるべく配慮しています。
表現と持ち運び、レイヤーのモチベーションを含んで造形した一品でした。
画像はカメラマンTAPiさん（@_tsumi_ki）のTwitterより。漫画から飛び出してきたような圧倒的な描写力に息を呑む。京楽春水：TENさん(@TEN0u0)
作品愛が伝わってくるコスプレ写真はアート。様々な創意工夫が二次元のキャラクターを三次元に具現化させ、その熱意が視る者の琴線に触れる。
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