01.レフでやわらかい日陰を作る

 下の2枚の写真は、レフ板を使わず撮影したもの。左の直射日光では、顔に前髪の影が映ってしまいせっかくの表情がわかりづらくなっている。右のくもり空の下では、顔に影は入らないが、全体的に白っぽく、また背景の緑も濃く、暗めに写っている。
 今回使用するのは「ディフューズレフ」といい、薄手の白色で、ある程度光を透過させることができるタイプのレフ板だ。大手量販店などで2000円前後で手に入る。これを日光と人物の間にかざして日差しをやわらかくすると、キレイな写真が撮れるよ。

 左の図のように日光と人物の間にレフ板をかざす。すると、日光の強さが弱まり、光が拡散されちょうど良い明るさになる。

02.外でできる白ホリ撮影

 重要なのは、空を背景にできる日陰スポットを探すこと。高い建物の屋根の下や、公園などの広い場所の近くで木が茂る場所などが良いだろう。被写体を日向と日陰の境界におき、日陰側から撮影をする。こうすると人物と背景の光の強さに差ができる。そして、人物が明るく写るようにカメラを設定することで背景は白くとんでしまうので、真っ白な背景の写真が撮れる。

03.白い壁を有効活用しよう!

 左の写真のような白い壁を利用した。日光の位置が壁の真上や後ろ、またあまりに低い位置にあると撮影できないので気をつけよう。右の2枚の写真では、日光は壁に対して斜め上にあったので、うまい具合に壁が日光を反射していた。

04.人物と芝を鮮やかに写す

 

 色鮮やかに撮れない理由は“人物と芝生の明るさに差がある”から。そこで、差を埋めるために日光を取り入れる向きを変えてみよう。人物に対し、直射日光で撮影すると、人物の方が明るくなってしまい芝生が暗く写る。そこで日光をサイドから入れるように、人物とカメラの位置を変えてみよう。日光を人物の後ろから当ててしまうと、芝生の緑色が出づらく、人物も暗くなってしまうので注意しよう。

■外ロケならではの写真

 最初の写真は単焦点レンズを使用して撮影。人物の表情に焦点をしぼり、回りをぼかした。さらに撮影後の加工で、全体に薄くぼかしを追加しているので、淡い印象の写真に仕上がった。

 二番目の写真は並木道で撮影。被写体や木に対して、日光を逆光にすると、日光で葉が透け、鮮やかな色で撮影できる。木漏れ日がある場所で、人物の頭に光をのせよう。輪郭がぼんやりと光り、人物が暗くならずに撮影できる。