コスプレイヤー待つな『BLEACH』涅マユリは針金で形成し、ソフトボードで肉付けをする頭部のクオリティに注目
芸術的なフォルムができるまで
コスプレイヤー待つなさん(@_otofu)が『BLEACH』涅マユリの頭部製作の過程を公開。
https://twitter.com/_otofu/status/1601190480695332864
製作工程の写真にフォロワーからは「1枚目のフェイスガードみたいなのから綺麗すぎる…」「こ、このクオリティのマユリ様見たことない…」といった感嘆の声が寄せられている。
待つなさんに製作工程の解説をしていただいた。
涅マユリ頭部の製作解説
制作工程
【材料】
原型…針金、紙、ガムテープ
実物…サンペルカ、2wayグロスレザー(ブルー)、エマイユ(ゴールド)
1.マネキンヘッドに合わせて顔周りをサンペルカで制作。耳付近の丸いパーツは生地貼りのため接着しないでおきます。針金で頭部のベースをざっくり作ります。ワイヤーを1本で形つくっていくというよりは、細かくテープで貼りながら、形作っていきました。頭部の2つのパーツは左右対称なので、ワイヤーで作るのは1つだけ作ります。
2.ワイヤーの表面に紙とガムテープを覆うように貼ります。これを5分割するように切り開いて「型紙」にします。
3.型紙をサンペルカに転写、カット。頭部は左右対称で2つあるため、型紙を裏返して同じく転写、カットします。
Gボンドで接着し組み立てた後、紙やすりで気になる凹凸を滑らかにし、溝をカッターで掘ります。
4.2wayグロスレザー(ブルー)生地を貼り、エアブラシで影入れ、全パーツを接着し完成です。
ヘッドギアの部分の金色の生地の質感にこだわり、サンペルカに貼る生地はあまりツヤツヤではない、エマイユを選びました。頭部と武器に同じ生地を使い統一感を出しました。メイクは白いドーランと舞台用メイクの黒いファンデーションを塗り再現しました。
疋殺地蔵(あしそぎじぞう)は三分割
斬魄刀の疋殺地蔵も同じくサンペルカにエマイユ(ゴールド)貼り。顔部分に長い刃部分に入れているワイヤーは100均の自由自在ワイヤーなので、写真のように折り曲げて持ち運べます。かなりコンパクトになります。
フォトグラファーTAPiさん(@_tsumi_ki)によって撮影された待つなさんの涅マユリコスプレ。待つなさんの造型と表現力、TAPiさんの撮影技術により、説得力の有る写真となっている。
https://twitter.com/_tsumi_ki/status/1600807177480179712
https://twitter.com/_tsumi_ki/status/1601142734362140672
涅マユリと同一人物とは思えないほどの変身っぷりを見せる待つなさんのネリエルコスプレもチェック!