全員で生地を揃えた自作衣装で“変身”『おジャ魔女どれみドッカ〜ン』コスプレがエモい
コスプレの本質は“変身”願望
コスプレイヤー茅津琉さんたち(@thizurun)が『おジャ魔女どれみドッカ〜ン』のコスプレ写真をツイート。
そのカラフルでポップな世界観と茅津琉さんたちの見事な縫製技術、ウィッグセットによって、巻磯山花を加えた6人の魔女たちが3次元に現れた。それはまるで魔法のよう。
メンバーは以下の通り。
春風どれみ
KuRoさん @KuRo_2015
瀬川おんぷ
姫美那さん @kiminya_n
藤原はづき
大佐さん @3ak7_cospr
妹尾あいこ
723さん @na_23_kan
飛鳥ももこ
AZUさん @azu_ki99
巻磯山花
茅津琉さん @thizurun
茅津琉さんが作った巻磯山花以外はお揃いで衣装製作したとのこと。そのこだわりを主催のKuRoさんに伺った。
KuRoさんによる5人衣装のこだわり
衣装のこだわりは生地を決める時に色味に悩んだことです。優しい雰囲気もだしたかったので、キラキラした布をわざと使わずに、全体の色を考えてみんなの色合わせました。
一人一人の衣装が同じ色の濃い色、薄い色での組み合わせだったので、その色味の違いも悩みました。
型紙も同じもの使ったりして出来るだけサイズ感も合わせて、肩の部分のケープや巻きスカートの後ろの形も後ろから見ても、前から見ても可愛いくなるように作りました。
おんぷちゃんの衣装はメンバー数人で分担し製作しており、イヤリングと首元のコンパクトも分担してお揃いで製作しています。
茅津琉さんによる巻磯山花衣装のポイント
はなちゃんのみ衣装のデザインが違うので、自由に製作して良かったのですが、合わせのメンバーとなるべくお揃いに見えるようにメインの生地はポリエステルツイルを使用し生地感を合わせました。
生地の質感的に、シンプルになり過ぎないように所々にレースやブレードを配置し、帽子やリュック等にはキルト芯やわたを使用し、ふわふわ感の演出を試みました。
コンパクトやリスト、髪飾りやブーツ飾りの羽根はCOSボードを切り出し製作しています。
みなさんの縫製テクニックもさることながら、小さい頃に見ていた作品を、大人になり自らの手で衣装やウィッグを作ることでなりきる。コスプレって楽しい趣味なのだ。