コスプレイヤー待つなの自作造型巨大武器の作り方を本人に訊く!
身長ほどの大きさの自作武器に注目
コスプレイヤーの待つなさん(@_otofu)が「今年作った大きめのコスプレ武器」と題した写真を投稿した。
今年作った大きめのコスプレ武器! pic.twitter.com/ZaM1iIog5l
— 待つな (@_otofu) December 18, 2021
そのクオリティの高さに感銘を受けた編集部は、待つなさんにそれぞれの武器のこだわりやポイントのコメントを伺った。
GANTZ Xショットガン
素材はスタイロフォーム、COSボード、スチレンボードを使用。完成まで約3〜4日。
表面の微妙な凹凸を表現するために異なる厚みの紙やフィルムをカットして重ねました。
GANTZ Zガン
素材はスタイロフォーム、発泡スチロールを使用。
完成までの日数は約2日かかりました。ハトメやチューブを使うことで機械らしさを出しました。
ヱヴァンゲリヲン新劇場版 超長距離ライフル
素材はスタイロフォーム、スチレンボード、紙管、PPシート等。かかった日数は2週間ほどです。
先端の複雑な構造を作るのに苦労しましたが、グルーガンと気合いで乗り切りました。
持ち運べるように、銃身部分を1本ではなく2本の筒を繋げる形にしました。
筒の中に一回り細くピッタリとはまる発泡スチロールの棒を入れることで繋ぎにしています。
ブラックロックシューター ロックキャノン
素材はスタイロフォーム、発泡スチロール、COSボード。完成まで約5日ほどかかりました。
原作のイラストやフィギュアから人と武器のサイズ比を調べ、再現しました。自分の身長に合わせて大きめに作りました。
どのあたりで分割できるのかなど、パーツ自体は上(箱状で持ち手の付いている部分)、真ん中(細かく溝の入った短い円柱のような部分)、下(長めの円柱の側面に板状のパーツが4本ついている部分)、と分けて作りましたが、真ん中パーツと下パーツの間で分割できます。図で表すと以下のような感じです。
片方は4本の短い棒を、もう片方にはその棒がはまるような穴を空けており、うまくはめることで繋がります。
造型物の色はすべてラッピングフィルムを貼って表現しています。武器によって違う質感のフィルムを使い分けています。
「でかい袋にプチプチ詰め込んで気合いで運ぶ」待つなさん。フォロワーからも「展示会で飾れるレベル」「本当に見る度いつも技術力すげえ…!って感動してる…本当尊敬」といった声が寄せられている。創意工夫で巨大武器を自作する待つなさん。そのテクニックやアイディア、是非参考にしてみよう!