アイマス　ウマ娘のコス撮影に！ストロボで再現するステージライブ

「写真を撮るなら可愛く撮りたい！」そんな願望に応える”超初心者向け”撮影講座！第32回はアイドルキャラを「アイドルらしく撮る」ワンポイントを紹介♪
アイドルの一番の舞台はステージ上でのライブシーン。まばゆいばかりの光に包まれて輝く姿こそがアイドルの醍醐味といえる。ライブシーンを再現するときのポイントは3つ。

1つめはアイドルを包み込むキラキラの「光」
2つめはステージらしい空間をつくるレンズの「焦点距離」
そして最後が本当にライブをしているかのように見せる「被写体の目線」

これらのポイントを押さえてアイドルのライブ当日を再現しよう！
アイドルマスターやラブライブ！、ウマ娘のライブ風景撮影に使えるテクニックを伝授するぞ！

スポットライトの向きがとても大切

被写体の背後を光で包むためにもスポットライトはしっかりカメラに向ける。

高感度で光の輝きをパワーアップさせる

ISO感度を高めに設定して撮影することで、ライブ感のある仕上がりになる。

▲2枚ともに、シャッタースピード：1/200秒　絞り値：F3.2　焦点距離：65mm　ISO感度：1600

広角or望遠？ レンズの「焦点距離」を変えて撮影

レンズの焦点距離の違いによって見え方は大きく変わる。ステージっぽく見せたいとき、まず思いつくのが広角レンズ。狭い場所でも広く写せるし、距離も近いので下からの撮影も可能。逆に望遠レンズは背景をボカして大会場っぽく見せたいときに向いている。下の写真で見比べてみてほしい。

広角レンズ

しゃがんで広角で撮るとステージ感は強く出る印象に。背景がはっきりと写るので、どちらかというと小さめの会場に見えるはず。

望遠レンズ

望遠だと下から見上げることはできないが、背景がボケるのでアリーナクラスの大会場でライブを行なっているように見える。

ステージセットがない場合は白ホリや黒ホリでもステージ風に

ステージセットが無い場合は、白ホリや黒ホリを使ってステージを再現しよう。下の写真のようにポイントは光を全体に回さず、被写体に斜めから当てること。こうすることでスポットライト感を高めることができる。

白ホリ

白ホリでは真っ白な中斜めから光を浴びる姿に。ポイントは背景に被写体の影を作らないこと。

❶は被写体に当て、❷は背景の影を消すために使う。1灯しかないときは❶を被写体から離して背景の影を薄めるといい。

黒ホリ

黒ホリの場合はカラーフィルターの色がハッキリと出やすいので、色付きスポットを再現してみよう。

❶で右から光を当てて被写体全体を明るくする。左から赤色のフィルターを付けた❷で被写体に色を乗せている。

ファンやカメラに向けた「アイドルの目線」でシーンを演出！

ステージ上のアイドルの目線で写真の印象を変えていこう。カメラ目線の場合は歌番組のテレビカメラのようなイメージに。ステージからファンへ向けた姿を撮りたいなら、目線なしで別方向へアピールする姿がベスト。手を振ったり踊ったり、マイクで熱唱するのもアリだ。

カメラ目線だとテレビ番組のワンシーン

手を振る先にファンが盛り上げっている風景

「スポットライト」撮影で失敗しないために気をつけたいこと

　ステージ写真を撮る際は高感度で撮ることをおすすめしたい。ストロボで光を回して明るく撮るよりも、本物のライブと同じく、やや暗い中で感度を上げて撮影する方がハマりやすい。感度を上げるとスポットライトの光もキレイに広がってくれるので、アイドルステージらしいキラキラ感も演出できる。

失敗例

ISO感度が低いと被写体もライトも暗く写ってしまう…。これは失敗。

成功例

高感度で撮ると光は膨張して明るく写るのだ。

ペンライトを振ればライブ感はより倍増

▲シャッタースピード：1/160秒　絞り値：F3.2　焦点距離：85mm　ISO感度：1600

ロケ協力
HACOSTADIUM TOKYO.one
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JR京葉線「南船橋」駅 徒歩10分 他…
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