推しの寮はどこ?キラキラな宝石と装飾を施した魔法の装飾ペンホルダーを作ろう
透明素材や、同じ形がいくつも欲しい…そんな時にオススメなのがレジン複製。今回はキラキラな宝石が付いたペン作りに挑戦してみるよ。百均マイクを使ったペンホルダーもグルーガンの応用技法で作ってみてね。
COSPLAYMODE Sep.2020
それぞれのパーツを組み合わせる
今回は宝石、台座、ペン、ペンホルダーをそれぞれに作り合体させる方法を紹介。
宝石はコレがあればできる
型を利用してレジンで複製する。欲しい型がない場合はおゆまるで型から作ろう。
台座はコレがあればできる
石粉粘土などで台座を作り、それをおゆまるで型抜きし、レジン複製する。
ペンはコレがあればできる
ペンホルダーはコレがあればできる
おもちゃのマイクをベースに、グルーを盛り付けて造形していく。グルーは弾力があるのでホルダーに最適。
推しの寮のカラーの宝石を作ろう
4cm大の石が欲しいので、市販の石パーツをおゆまる2つで複製する。石の穴などは事前に埋めておくと◎。
熱いおゆまるを箸などで出して水気を取る。冷めないうちに手でひとつにしっかりまとめる。
石パーツを押し込む。端は軽く包み込むように。置いた時に型が水平になるよう場所に注意して。
おゆまるが冷めたらパーツを外して型の完成。不安なら温め直して何度でも再挑戦を。
できた型でレジン複製していく。今回は百均のカラーレジンを石1個につき2、3本使用する。
カラーレジンの色は、ほぼ商品のサンプル通り。もっと濃くしたい場合は事前に染料などで調整する。
数回に分けて硬化させ、レジンの熱が冷えたら型から外す。温かいうちに外すと型が痛むので注意。
石の裏側に透け防止と反射用のアルミホイルを刷毛タイプのレジン液で貼る。硬化させて石の完成。
レジン作業時は必ず換気の良い場所で、手袋をして直接触れないよう作業しよう。
宝石にピッタリな台座を作ろう
完成イメージ図を横に置きながら、石をはめて石粉粘土や紙粘土で台の原型をざっくり作る。
土台の上から成形していく。あまり引っかかりのある形にしないよう注意。ある程度できたら石は外しておく。
細部はカッターなどで調整。整ったら目の細かい紙やすりで滑らかにする。作業が一段落するごとに、石が入るか確認しよう。
型取りで原型が壊れないようサーフェイサーやジェッソで下地処理・補強して、毛羽立ちなどを落とすために仕上げにまたヤスリがけ。
よく温めたおゆまるで型取りする。装飾が細かいので熱いうちにしっかり押し付けよう。
作った型にレジンを流し込んで複製した物(左)と原型(右)。上から塗装するので、複製は余ったレジンでOK。
複製した土台を金スプレーで塗装する。塗装前提の部分は色や気泡はあまり気にしないで良い。
仕上げた宝石と土台を瞬間接着剤で仮どめし、キワにレジンを乗せて硬化、固定したら完成。
おもちゃのマイクでホルダーを作ろう
おもちゃのマイクを分解する。外したヘッド部分の網部分も外す。手で取れない場合はペンチなどで。
3本の柱だけの状態にしたいので余分をニッパーなどでカットしていく。折らないよう注意。
ここにグルーを使ってうねうねした枝を盛り付けていく。固まったら重ねてを繰り返し、少しずつ盛っていく。
宝石と台のサイズと合わせながら型紙をざっと起こす。見ながら雰囲気でグルーをどんどん盛っていく。
持ち手部分には装飾を適宜貼っておく。少しの段差を作るならマスキングテープなどでOK。
模様類をすべてグルーガンで乗せていく。かっちり作りすぎないで有機的な方がまとめやすい。装飾し終えたら金スプレーで塗装する。
ペンの太さに合わせて黒の紙を縦に丸め、筒を作る。高さをペン宝飾が良い位置にくる高さにする。
筒をマイク持ち手内に差し込み、根本をグルーで固定して完成。筒にペンを差し込み、飾り付けたグルーで石を挟む。
完成
このようにレジンを使って複製していけば、仲間同士でお揃いの魔法のペンを一気に作ることもできちゃう。ホルダー部分はグルー素材を使うことでしっかりと宝石の部分をホールドできるのだ。