【コスプレメイク】ツイステ的 グラデアイシャドウ＆ペイントメイク技を身につけろ！

ハーツラビュル寮の新入生は、神秘的なアイメイクと右目付近の手描き模様。難しそうにみえるが、逆にこれさえマスターすれば、デュース・スペードになれる！
COSPLAYMODE Jul.2020

【コスプレメイク】
Howto グラデーションアイメイク

二次元キャラに見られるグラデメイクは、ほとんどがセクシーでクール系に多い横グラデーション。目頭から目尻へと段階的に色を変えるこの塗り方は、目を横長綺麗系に見せる効果がある。ここでは初心者におすすめのプチプラ系アイシャドウパレットの色を使ったやり方をご紹介。ポイントは色の濃淡を常に意識すること、色を広げすぎない、ぼかしを丁寧にする、この3点だ。

使用するアイテム

◯アイシャドウベース

ベースカラーの代わりにもなる。アイシャドウの発色と保ちを良くする下地はぜひ使おう（キャンメイク/アイシャドウベース/¥500+税）

◯チップ

しっかり色を乗せたい時にはチップを使う。逆に広範囲に濃く乗せたい時は指塗り、ぼかしたい・ふんわりさせたい時にはブラシがオススメ（ダイソー/ごくふわ両面アイシャドウチップ/¥100+税）

◯アイライナー

グラデーションメイクで色を推すならアイライナーも揃えたい。ジェルかリキッドタイプが扱いやすい（ヴィセ/カラーインパクトリキッドライナー/¥1000+税、カラーインパクトジェルライナー/¥950+税）

◯アイシャドウ

明るいベースカラー、締め色、その2色をつなぐ中間色の3色あると便利。締め色の強さでグラデの攻撃力が変わる。ケイトのアイシャドウは発色が良く財布にも優しい（ケイト/ダークローズシャドウ/¥1100+税、クラッシュダイヤモンドアイズ/¥1200+税）

◯カラーマスカラ

マスカラも、アイライナーと色を揃えるか補色で遊ぶか、髪色に合わせるかで仕上がりが変わるのでぜひ色を取り入れたい（ダイソー/カラーマスカラ/¥100+税）

◯ハイライト

派手な色の調整用に便利な無彩色系パレットならちふれのコレが優秀。もちろんこれ一つで濃色+ハイライトのグラデメイクも可能だ（ちふれ/ツインカラーアイシャドウ/¥400+税）

【コスプレメイク】グラデーションアイメイク
①アイホール全体にベースカラー、またはアイシャドウベースを入れる。下瞼にも涙袋をはっきりさせる意味で軽く入れておこう。奥ぶたえの人は写真のように先にアイラインを引いておくと滲みにくい。

【コスプレメイク】グラデーションアイメイク
②中間色を自分のアイホールの骨のラインに沿って目尻側半分に入れていく。中央部分は指で撫でたり、ブラシでぼかしてあげよう。どんどんボカしていくので、まだぎこちなくても大丈夫。

【コスプレメイク】グラデーションアイメイク
③濃い色を目尻側のアイホールのキワかふたえ幅少し上まで入れる。目尻付近までで、目の中央まではいかないのがコツ。目を中心に寄せたい人は目頭側にも余った色を乗せると◎。

【コスプレメイク】グラデーションアイメイク
④濃い色を下瞼にも入れる。濃色とベースカラーを指かブラシでボカし、色と色の境目が線としてはっきり出ないようになじませる。

【コスプレメイク】グラデーションアイメイク
⑤一番濃い締め色をチップを使って細めに目尻に乗せる。目尻から、くの字になるよう、まぶたのアイホール目尻側にも入れる。まつげのキワ目尻側半分〜アイホール目尻側1/3あたりまで。

【コスプレメイク】グラデーションアイメイク
⑥目のキワに一番濃い締め色を細いラインとして入れる。ここではボカさず、チップで色を乗せていこう。しっかりと色を置くとその分だけ色が強く出るよ。

【コスプレメイク】グラデーションアイメイク
⑦ハッキリさせたい場合はお好みでアイライナーも引いておこう。色を合わせると綺麗。三分割の目尻側に色が集中すると深み・艶っぽさが出るので、現状で物足りなければ下瞼にも引く。

【コスプレメイク】グラデーションアイメイク
⑧目頭にくの字にハイライトを乗せる。ハイライトはボカさずしっかり乗せていこう。抜け感でグラデが強調されるよ。ハイライトは上下まぶた共に黒目近くまで。

【コスプレメイク】グラデーションアイメイク
⑨さらにアクセントがほしければ、できあがったグラデの上からラメをブラシで乗せてみよう。今回のメイクのようにギラつかせる時は、肌やリップの質感をマットにおさえてバランスをとって。

【コスプレメイク】グラデーションアイメイク
⑩こちらは上からラメではなく、グラデの濃色よりさらに強い黒やグレーを乗せたもの。全体に深みが出るのに加え、目立ちすぎる色を抑えて肌なじみが良くする効果もある。

完成

【コスプレメイク】グラデーションアイメイク
濃淡3色でのグラデーションが完成。濃い色と薄い色を重ねすぎないよう、互いが薄くなっていく中間部分をきちんと作ることを意識しよう。自然でメリハリあるグラデが作れるよ。

【コスプレメイク】
Howto ペイントメイク

フェスなどでもお馴染みのフェイス&ボディペイント。顔や体に模様を入れる時にはコスプレでもぜひ取り入れたい技法だ。手持ちの化粧品で代用することも可能なので、自分にあった方法でぜひチャレンジしてみよう。

使用するアイテム

◯フェイスペイント

舞台や暑い場所なら「三善」ドーランなどの油性タイプが便利だが、ごく普通の初心者〜中級用には水性固形タイプがおすすめ。筆で描いて使うことが多い。繰り返しのない複雑な模様や、面積の広い塗りに向く。大まかな絵ならスティックタイプでも◎だが、細かい模様には向かない。

シンプルなセットパレットタイプで2000円前後。こすると油性・水性どちらでも落ちるので注意

◯スタンプ

繰り返し使いたいシンプルな線画ならスタンプにフェイスペイント絵の具を付けて使う方法も。オーダーで製作できるが、自作するなら消しゴムはんこが一番お手軽。

消しハン用のゴム版(500円前後)は最大ではがきサイズくらい。多少滲みが出る

◯ステンシル

型の上からスポンジで軽く叩くように絵の具を乗せる。面・グラデーションが作りやすい。絵の具代わりにグルーを乗せ、上からラメパウダーを振る方法もある。

様々な型が市販されているが、クリアファイルなどを切り抜いて自作するのがおすすめ

◯タトゥーシール

描くのが苦手ならプリンターで作れるオリジナルのタトゥー転写シールが便利。凹凸の激しくない面に向いている。

細かい柄の場合は、大判よりはがきサイズで作る方が効率が良い。数枚入りで400円程度

◯アイラインペンシル

臨時で使うならお手持ちのアイラインでも。色ムラが出やすいのでしっかり輪郭を描いてから中を塗りつぶそう。最後に同色のアイシャドウかフェイスパウダーで押さえると崩れにくい。

手慣れている人ならリキッドタイプの方がシャープに描ける。ジェルライナーも柔らかく発色も◎

【コスプレメイク】ペイントメイク
①基本のメイクは済ませておく。絵の具で一発描きでも良いが、下絵が欲しい場合はアイライナーなどで大まかに輪郭を描く。柄に髪がかかる場合は見える部分のバランスに注意。

【コスプレメイク】ペイントメイク
②水性固形絵の具は混色しない方が安定するので、使う色数分を用意しよう。濡らした筆で絵の具を溶き、適当な濃さに調整する。面で濃く乗せたい場合はチップやスポンジを使うのも良い。

【コスプレメイク】ペイントメイク
③下描きした輪郭の内側を塗りつぶすように絵の具を塗っていく。水で薄めすぎなければ不透明な黒として肌に乗るはずだ。髪で隠れる部分はこすれて汚れるので塗らなくてもOK。

【コスプレメイク】ペイントメイク
④中をだいたい塗りつぶしたら、輪郭部分を描く。輪郭が整っていれば多少のムラは目立たないので、ここはゆっくり丁寧に。描き終わったらしっかり乾燥させる。終わったらしっかり乾燥させる。

【コスプレメイク】ペイントメイク
⑤どうしても気になる細かいはみ出しがあれば、湿らせた綿棒でぬぐうか、コンシーラーで調整して輪郭を整える。濡らさないように注意しつつ、最後に薄くメイクキープスプレーをしよう。

完成

【コスプレメイク】ペイントメイク
ハイライト表現などを薄い色で入れても面白い。薄い色を上から塗っても良いが、ペイントの上からグレーやシルバーのアイシャドウで入れるのもアリ。