百均でできる 簡単コスプレ造型 粘土で杖を作ろう!

コスプレ用の小道具を作るにも、本格的すぎると道具を揃えるだけで予算が…。そんな時には100均へGO!今回は紳士めいたステッキを100均アイテムを使って製作してみよう。必要に応じて応用してイメージを形にしてほしい。
COSPLAY MODE Nov.2019

目次

用意するもの~簡単コスプレ造型 粘土で杖を作ろう!~

ステッキの土台(柄の部分)

ステッキを用意する際に重要なのが持つモデルとのサイズ感の対比。持ってみた時にちょうど良い高さ、長さになる物を選ぼう。150cm前半までの人なら100均にあるステッキ、160cm以上の人なら園芸用品のジョイント支柱の利用がオススメ。支柱なら3本、つまり2パック必要。
グリップ造型用のの粘土。支柱の中の軸は金属なので、使用する場合は一緒に金切のこを調達しておこう。

グリップ造型用の粘土

自分が使いやすい物でOKだが、有機的でざっくりした形なら樹脂粘土、精密造型をするなら石粉粘土がオススメ。手元になければ一緒にヘラなどの粘土用道具を買っておくと作業しやすい。

外装用塗料と合皮

柄は手で握る部分なので合皮、グリップは細かい凹凸ができるのでスプレー塗料がオススメ。異素材混合になるので色味と質感(艶感など)はできるだけ揃えよう。下地は木工用ボンドかジェッソ、またはそのブレンドを推奨。

早速作ってみよう!~簡単コスプレ造型 粘土で杖を作ろう!~

杖の土台を作ろう

前面、側面から造形部の原寸設計図を描く。だいたいの大きさと形が自分で把握できればOK。

今回は165cm前後のモデルを想定してジョイント支柱を使う。ネジ式ジョイントがきちんと合うかをまず確認する。

二本の支柱を繋げて柄にするので、そこに繋げるためにグリップ用にもう1個ジョイントを切り出す。型紙と合わせて邪魔にならない長さにカット。

手で曲げられる程度の太さのワイヤーで造型の簡単な骨組みを作る。図面に合わせて造型時干渉しないよう、骨組みはあくまで小さめに。

形を作っていこう

粘土を薄く広げ、骨組みに巻き付けて土台となる部分を作っていく。中空で柔らかい状態は不安定なので、この段階で一度しっかり乾燥させる。

乾燥したら粘土を盛り付け形を整えていく。彫塑が得意なら細密に、苦手ならわざと跡を残して抽象的な仕上げにしよう。

園芸用支柱の突起は意外と目立つので、写真下半分のようにカッターで全て削り落とし、平らにしておく。

薄手のボードをGボンドで支柱に巻き付け、ジョイントと他部分との段差をなくす。杖の先部分はジョイントの凸部にボードをねじり付けておこう。

段差がなくなった杖部に布を巻き付けていく。接着にはGボンドでも良いが、布用テープを使うと手早い。

ジョイント部分はどうしても隙間ができるため、巻く生地の色に近い油性ペンで地に塗装をしておく。

黒地の上から金の合皮も貼った。ステッキ部分はこれで完成だ。

ステッキ作業の合間に進めていた持ち手が形になった。サイズ感等に問題がないか一度合わせてみて確認する。

塗装してみよう

持ち手部分に下地を塗り、乾燥後に塗装スプレーをかけ、しっかり乾かす。お好みで質感の仕上げ剤を使おう。

完成 ~簡単コスプレ造型 粘土で杖を作ろう!~

ステッキ部2本と持ち手部分を合体させれば紳士の杖が完成!3分割で持ち運びにも便利なのでぜひ挑戦してみてほしい。

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