クオリティの高いコスプレイヤーに！垢抜けコスプレメイクのやり方

思い通りにメイクできないと、せっかくのコスプレも気分が上がらない。そんな「ちょっと苦手」や「上手くいかない」コスプレメイクのアレコレを簡単テクで克服したい！

「苦手…」が「キレイ！」に大変身

面長さんのロリショタメイク

面長さんが少年少女キャラなど幼いイメージのコスプレをするには、メイクで顔全体を幼く整えないとアンバランスな仕上がりになってしまう。大人っぽい面長さんを、可愛い印象に変えるメイクテクがこちら。

横ライン意識メイク

まゆ、アイメイク、チークは横方向へ入れ、視覚 誘導で顔の縦ラインを分断。ハイライトは額と目の下に。縦方向は触れない方が◎。アゴ先はシェーデングで削る。リップは上唇を少しオーバー気味にして唇位置を上へ。
POINT
鼻筋のハイライトは縦方向を強調してしまうので入れなくてOK。前髪で額が隠れないキャラの場合は、アゴ先だけでなく額の生え際にもシェーディングを入れよう。

「苦手…」が「キレイ！」に大変身

丸顔さんの大人っぽメイク

丸顔さんがクールな青年やお姉サマキャラのコスプレをするには、メイクで雰囲気を大人っぽく変えておきたい。メイクを濃くするのではなく、シャープな立体感を作っていくのがコツ。脱、可愛い雰囲気を目指すならコレ。

ホリ深顔でキリッと

りんかくのシェーディングは必須。顔の両脇を削るイメージで。ハイライトは鼻の付け根と目頭のくぼみに入れて顔の中央に視線が向くように。まゆの間は狭め描く。描き始めをやや低い位置、まゆ尻は下げすぎない。
POINT
丸顔をカバーしようとするとシェーディングにばかり意識が向きがちだが、まゆの位置と形が意外と重要。特に眉間の間隔と描きはじめの位置 で顔の印象はかなり変化。

メイクの色は照明で変える

スタジオ撮影時、普段通りにメイクしたのに何だか今日は顔色が変。それはスタジオの照明に影響されているのかも。特に蛍光灯やLEDの下では肌の黄色味や青味が強調されてしまう。そのため、黄色くくすんだ肌や青黒い肌に写ってしまう。そんなときメイク上級者は、下地やフェイスパウダーの色を変えて対応しているのだ。

ピンクを活用

照明による黄色くすみと青黒肌のどちらもカバーできるのが、下地をピンクに変えること。「男装にピンク下地?」と疑問に思う人がいるかもしれないが、下地だけなら仕上がりはピンク肌にならないのでご安心を。下地を変えてもあまり効果が無いと感じる場合は、併せてフェイスパウダーをピンク系に変えれば効果UP。

「苦手…」が「キレイ！」に大変身

これなら簡単つけまつげのコツ

位置がズレたり、意外とパッチリしなかったり、すぐにはがれてしまったりと、苦手な人が多いつけまつげ。上まつげと下まつげ、それぞれ基本のつけかたと、ちょっとした裏ワザをご紹介。これで上手くできるかな?

基本の上つけまつげ

顔と鏡の角度

鏡の位置を下に。顔は正面を向いたまま、目線だけ45度下向きを見て伏し目にする。

のりを塗る

つけまつげの軸にのりを塗る。根元と表側に。付属のものより専用接着剤がオススメ。

貼る順番

基本は中央、目頭、目尻の順だが個人差が あるので、目頭や目尻から順に貼ってもOK。

しっかり貼る

位置が決まったら目をパチッと開いて、つけまつげを軽く押し込んで数秒待つ。

基本の下つけまつげ

貼る位置は?

自分の下まつげの下に貼る。そもそもこれが難しい人は裏ワザを参考にしてね。

のりは強力を

上まつげよりはがれやすく、はがれると目立つ。のりは強力タイプがオススメ。

貼る順番

基本は目尻から目頭へ貼っていく。のりが乾く前につけまつげを少し立てて待つ。

POINT
目の形やまぶたの厚さ、まつげの生え方などによっては、どうしてもつけまつげが上手くいかない人も。違和感を感じながら無理につけまつげを使うより、マスカラやまつげエクステといった他の方法にトライするのも◎。

裏ワザ いろいろ

つけま分割法

一気に貼るのが難しい場合、つけまつげを3分割して部分ごとに貼ると上手くいく場合も。

のりをまぶたに

貼りたい位置を決め、まぶたにのりを塗る。そこへつけまつげを貼る方法もアリ。

下まつげを貼る

下まつげをのりで貼り、その上につけまつげを貼る。下つけまつげが苦手な人でも簡単。

「苦手…」が「キレイ！」に大変身

顔タイプ別ベスト小顔チーク

女性キャラのメイクをする場合、重要なポイントメイクはチーク。いつもの顔を、なりたいキャラのイメージへ近づけるには、自分の顔タイプを知った上でチークを入れるのがコツ。

たまご型

アゴ先がシャープで適度 に丸顔な理想的小顔なので、チークの入れ方は基本通りでOK。ニコッと口 角を上げて微笑んだとき に一番高くなる位置から、こめかみに向かって丸く入れよう。黒目より外側に塗ると小顔効果アリ。

アゴが細く逆三角形に近い人は黒目より内側まで塗り、りんかくの内側に丸く乗せると可愛い印象に。

丸顔

チーク位置はたまご型さんと同様だが、丸く入れると顔が膨張して見える。黒目の外側から頬骨に沿って斜め上に入れると◎。更に、こめかみから生え際まで薄くチークを乗せて全体を『く』の字にすると小顔効果が。

低い位置に丸く入れると可愛いを通り越して下ぶくれ顔に見えてしまうので、高さにはこだわって。

面長

顔の縦の長さを目立たなくすれば小顔に見えるので、チークは横方向へ。頬骨より少し下黒目よりちょっと内側から横向きの楕円、もしくは丸みの三角に。目鼻の配置によって似合う形が変わるため、両方試してみて。

面長さんは頬の面積が広めなので、そこをカバーしよう。頬全体に塗ると逆に目立つので要注意。

ベース型

頬からエラにかけての面 積をカバーすることで小顔に見える。気になるエラ部分はシェーディングを併用しよう。チークはシェーディングの少し上、黒目より外側へ横向きの楕円に入れると、りんか くが目立たず小顔に。

エラが気になる場合 は、女子メイクでも 薄くシェーディング を入れて。チークの 方が目立つのでOK。

「苦手…」が「キレイ！」に大変身

なぜか色黒に見えちゃうキャラ対策

衣装とウィッグの両方が青または紫系統で統一されているキャラは、写真を撮ると顔が青黒く 写ってしまう。かなり色白にメイクしたぞ!と思ってもやっぱり青黒い。ピン写真ならカメラ の設定などで補正できるが、複数人で撮ると自分だけドス黒い顔でショック…。そんな青、紫 系キャラの顔色対策を考えてみた。

色メイク+補正を活用

白肌メイクを参考に、メイクはかなり白めに仕上げる。そこにプラスしたいのが青黒さをカバーする補正カラー。元の肌色や衣装などの色味によるが、補正カラーはピンク系かオレンジ系の どちらかになる。下地やファンデ、フェイスパウダーを全てピンクまたはオレンジにすれば、青や紫の影響が軽減するはず。

クリームチークのメリット

パンチの効いたチークではなく、ほんのり自然に血色良く見せることができるクリームチーク。単体で使えばほんのり感が、パウダーチークの下に仕込めばしっかり発色させることも可。落ちにくく崩れにくいのもGOOD。

クリームチークの使い方

ファンデの相性

クリームチークと相性の良いファンデは液状タイプ。リキッドファンデやクリームファンデ。

タイミング

ファンデの後、フェイスパウダー前に使う。粉モノの上に塗るとムラになるので注意しよう。

塗り方は?

指先でポンポンと軽く叩き伸ばすのが◎。ファンデのように塗り伸ばすと失敗しやすい!

「苦手」が「キレイ！」に大変身

伸びにくいファンデを使いやすく

コスプレメイクにピッタリなカバー力の高いクリームファンデーションだが、テクスチャが硬くて伸びにくい、厚塗りになってしまう、なんて難点も。扱いにくいファンデをカバー力そのままで塗りやすくするには?

ファンデにコレを混ぜて

メイク下地

メイク下地の中には、ファンデと混ぜて使えることを売りにしている商品がある。ファンデが扱いやすくなるだけで なくツヤ感を出したり色味を調節したりすることもOK。ファンデ多め、下地少なめから試してみて。

美容オイル

ホホバオイルなど、ナチュラル系の美容オイルを混ぜる方法も。乾燥肌でファンデが伸びにくい人には特にオススメ。通常使うファンデの量に対してオイルを1、2滴混ぜれば良いので、コストパフォーマンスも◎。

乳液

オイルを混ぜると逆に塗りにくい、そんなときはファンデと乳液を混ぜてみて。カバー力は若干弱くなるが厚塗りに悩んでいる人や透明感を出したい人にはオススメ。割合は1:1が目安だが、最適な分量に調整しよう。

最近よく聞く「ティントリップ」って何？

落ちにくさを売りにした口紅をティントリップという。ティントとは「染める」という意味。もちろん唇を本当に染めるわけではなく、メイク落としでちゃんと落とせるのでご心配なく。ツヤ感があるグロス風からマットなモード系まで色々あり、プチプラで買えるものも。衣装やウィッグに色移りしないのでポイント高い！

消えないクマをどうにかしたい

寝不足や血行不良による目の下のクマは、コンシーラーなどの使い方さえ覚えれば意外と簡単に消せる。しかしどう頑張ってもクマが消えない!という場合は骨格が原因かも。骨格でどうしてもクマができてしまう場合は、消すより飛ばす方向で。クマ部分にパール感の強めなパ ウダーなどを乗せて光で拡散してみよう。

頑固な一重を二重にしたい!

なかなか二重にならないまぶたでも、アイテム2種使いで上手く二重が作れることも。片面接着の二重テープに重ねて両面接着の二重テープを貼る方法や、アイプチと二重テープを重ねる方法など。あるいは二重の幅を狭くすると上手くいくことも。それでもダメなら、二重をメ イクで描いてしまった方が早いしキレイに仕上がる。

リップメイクに関するアレコレ

男装のときリップはどうしたら?と迷う人も多いが、色味を消しただけだと顔色が悪く見える場合は唇の内側だけに少し色を足すといい感じ。唇が薄くて女子メイクが 似合わない…とお悩みの人は、少しだけ唇を大きく塗り、中央に白やクリアブルーなどのツヤ色を重ねて立体感を 作ろう。ハイライト効果で薄い唇にメリハリが!