【原神】ゴロー風コスプレウィッグの作り方! ふんわりナチュラルなウィッグスタイリング
オープンワールドPRG「原神」に登場するキャラクター、ゴローのコスプレウィッグを作ろう!
ウィッグ製作テクニックを駆使しながらも、ふんわりナチュラルに仕上げる方法をご紹介。
文・スタイリング:星宮ちょこ
モデル:ひのきお( @hinokio_q )
COSPLAYMODE 2022年3月号掲載記事
ナチュラルに仕上げるふんわりウィッグ
「原神」ゴローのコスプレウィッグは、子供っぽさが残るふわふわな外ハネ&前髪のメッシュがポイント。
ふわふわなケモ耳と合わせるなら、ナチュラルな仕上がりにしたいもの。
でも、毛束をつけたりふかしを入れたり、テクニックを駆使すればするほど「ウィッグ感」が出てしまいがち……
今回はさまざまなテクニックを使いながらも、自然に見えるウィッグの作り方をご紹介!
使用するウィッグ
・アシストウィッグ「アルティメットショート ラテラテ」
・アシストウィッグ「90cm ウィッグパーツ ミルキー」
【公式サイト】https://www.assist-wig.com/item/026110?id=26249
準備するもの
・スキバサミ
・カットバサミ
・ヘアアイロン
・ドライヤー
・コーム
・ダッカールピン
・カチカチくん
・ラップの芯
・グルーガン
「原神」ゴロー風コスプレウィッグの作り方
今回使用するのはフルウィッグと毛束。
前髪のメッシュは、毛束を貼り付けることで再現していく。
なお、今回はケモ耳部分を作らないので注意!
バックスタイリング
1. 後ろからセットしていく。つむじから耳後ろに繋がるように、サイドの毛をブロッキング。
2. 後ろの毛をカットしていく。長い部分をそろえるように整える程度でOK。
3. カット完了。襟足はすっきりするように、少し短めにカットしよう!
4. 外ハネを作るため、140度のヘアアイロンで毛を温めていく。
5. 温まった毛をラップの芯に巻きつけ、外ハネを作る。ゆるめのハネ感で自然に!
6. 同じ工程を繰り返して、後ろ全体をハネさせる。軽くスプレーをかけておくと崩れにくいよ!
△後ろから見るとこんな感じ!
サイドスタイリング
1. 残していたサイドの毛を下ろし、下4段をわけとる。残りはダッカールピンで留める。
2. ふかしを入れていく。ヘアアイロンで根元から毛先まで、まんべんなく温める。
3. コームを使って逆毛を立てる。細かくコームを根元に動かそう。
4. 熱が冷めたら、元に戻すようにコームでとかす。少しふっくらしたらOK!
5. ワンカールして、頬骨の長さになるようカットしていく。
6. 頬骨の下を沿うように形を作ったら、カチカチくんを全体に吹きかけ、ドライヤーで温めて固めていく。
7. 5段分くらいを分けとり、先ほどと同じ工程でふかしを入れる。
8. 【6】で完成した毛束とのバランスを見ながら、頬にかかる長さでカット・セットしていく。
9. カチカチくんを吹きかけ、ドライヤーで温めてしっかりと固める。
10. 【8】で残した毛にもふかしを入れ、外ハネになるようにセット。カチカチくんとドライヤーで固める。
11. 頭頂部の5cm分を残して分けとり、さらに縦にふたつに分ける。
12. どちらの毛束も外ハネになるようにカット・セットしていく。
13. 毛束を適量束にし、根元にグルーガンを塗布する。
△買ったままの毛束は90cmあり、かなり長い! 今回は幅も長さも調整して使用した。
14. 毛束を前髪横の毛の根元につける。接着剤が乾くまで、手で持ったままにしておこう。
15. あご下、ほほにかからない長さでカットし、少し内巻きになるようセット。
16. つむじ付近を半径5cmほどで分けとっておく。
17. 横側に流す前髪をブロッキング。流した毛先が横の毛に入り込む長さでカットする。
18. 逆サイドも同じ工程で進め、前から見てバランスを整える。
フロントスタイリング
1. 前髪用に残していた毛の左側を、薄く分けとる。
2. グルーガンを使って前髪に毛束を貼っていく。4回くらいにわけて、多めに貼る。
3. 貼り付けた毛を半分に分け、目にかかる長さでカット。
4. すきバサミで毛先5cmくらいをすいていく。
5. ヘアアイロンとラップの芯を使って、毛先を少し内巻きに。
6. 残りの半分を、さらに3つにわける。毛が少なければ付け足してOK!
7. 分けた3つの束をそれぞれ10㎝くらいにカットしたあと、外ハネにセットしていく。
△ 三段完成!
8. 分け取っておいた、つむじ付近の毛を5cmくらいにカット。
9. 左に流れる、10cmくらいの外ハネをつくる。
10. 【9】で作った束と対になるように、右側もブロッキングしておく。
11. 残りの毛を縦に3つに分ける。
12. 【10】で残した毛束を合わせ、トップのハネをつくっていく。
完成!
2次元らしさを残しつつ、3次元でもなじみやすい!
自然な動きが出るように柔らかさを残すと、アクション撮影でも映えること間違いなし!
△ FRONT & BACK
△ SIDE