【夏に必見！】暑さに負けない！崩れてもキレイな夏用コスプレメイク

落ちたこと気づかれない崩れてもキレイな夏メイクがしたい！　気温も30度超えりゃ、そりゃメイクが崩れて当たり前！　そんな崩れること大前提の「キレイに崩れて、メイクが落ちたことに気づかせない」屋外向けメイクテクニックをご紹介。
COSPLAY MODE

夏に有効なメイクテクを、まずは女子メイクで。ポイントは「密着クリーム」と「さらさらパウダー」の2つ！

コスプレ夏の女子メイク

夏場のメイク崩れの原因は、主に汗と皮脂。どちらもフェイスパウダーを上手く使うことでコントロール可能。
クリーム系のコスメを使ったらパウダーで押さえる、という手順を忘れないようにしよう。

汗を拭く

まずはメイク前にしっかり汗を拭く。暑いときはメイク中も汗がふき出してくるので、汗を拭きつつメイクしていこう。

うちわや扇子、電池式のハンディ扇風機で汗を乾かしながらメイクするのも◎。
扇風機は衣装やウィッグが絡まないよう十分注意して使おう。

化粧水

化粧水をコットンに含ませ、肌が冷たくなるまでガンガンつけ続ける。肌を十分潤し。

コットンは乾いてきたら新しいものに交換して、常にヒタヒタに化粧水を含ませて使おう。手のひらでつけるより顔全体を潤せる。

肌を冷やす

使用アイテム：ヒヤロン

内袋を叩いて破ると化学反応で急速冷却できる保冷剤。夏場は5分程度しか冷たさが持たないが、メイク時に顔を冷やすだけなら問題ナシ。

フェイスパウダー

「えっここで！？」と驚くかもしれないが、フェイスパウダーを先に使うことで汗を吸い取る効果が。顔全体にごく薄く乗せればOK。

使用アイテム：フィニッシングパウダー/クリアー

ファンデの色を選ばず使える透明パウダーなら、どんなキャラにも使いまわせて便利。油分を抑え、肌の透明感を引き出す効果がアリ。

下地

下地は顔に直接塗らず、少量を手のひらに伸ばして顔全体に押さえるようつけていく。普段の下地より薄付きに仕上げよう。
夏のメイクは薄塗りが基本。日焼け止めと下地を両方つけると厚塗りになって崩れの原因に。

日焼け止め成分が入っている下地を選ぶと◎。

使用アイテム：HDエンリッチングO2ベース

SPF37の日焼け止め効果があるベージュ系の下地。肌色を均一にするだけでなく、肌のキメまでフラットに整えるハイビジョン仕様。

パウダー選び

下地を塗ったらファンデの前にもフェイスパウダーを薄くはたく。下地の余分な油分を取り、汗も抑えてくれる効果がある。
下地、ファンデ、フェイスパウダーは同じメーカーのものを使ったほうが良い。

ファンデ

油性ファンデのドーランをスポンジに取り、顔全体に塗り伸ばす。スティックからの直塗りはムラになりやすいので避けた方が◎。
夏にドーランは崩れそうなイメージだが、粉のファンデより油性のドーランの方が肌にしっかり密着する。余計な油分さえ押さえればOK。

使用アイテム：スティックファンデーション/173

ダンスなどのステージでも崩れない、汗に強いプロ仕様の油性ファンデ。コンシーラーなどを使わなくてもキレイな高カバータイプ。

仕上げパウダー

仕上げのパウダーは、ドーランの油分を吸収させるため少し多めに乗せる。肌を触ってかすかに粉感を感じるくらいが目安。
多めに乗せたパウダーも、5分くらい待つとドーランの油分となじんで自然な質感に。余分なパウダーが残ったらブラシで軽くはらって。

まゆを描く

密着度の高いペンシルタイプが夏メイクにオススメ。ペンシルで上手く描けない人はこの機会に練習しておこう！

デジャヴュ ステイナチュラ/明るい茶色

パウダーをペンシル状に固めたアイブロウで、しっかり描けるのに自然な仕上がり。まゆを全剃りしていてもピタッと密着！

まゆをコート

更にアイブロウコート重ね塗りで最強落ちないまゆげに。アイブロウコートはアイシャドウのキープにも使える。目に入らないよう注意！

使用アイテム：アイブロウコート

100均で買える便利アイテム。塗った部分がテカる場合はフェイスパウダーでテカリを消そう。

アイシャドウ

上まぶた
アイホールにピンクパールのクリームシャドウを使い密着度をアップ。目尻側からマットなピンクブラウンを。

下まぶた
下まぶた全体に高密着なパールのペンシルシャドウを塗り、目尻側1/3に同じ上と同じピンクブラウンを。

使用アイテム①：アイシャドウベース/ピンクパール

1色目のアイシャドウをクリームタイプにするだけで密着度がアップ。上品なパール感で明るい目元に。マットなベージュもアリ。

使用アイテム②：パーフェクトマルチアイズ/ローズショコラ

大粒のラメやパール入りのシャドウは、汗で流れると思わぬ場所がキラキラに。夏場のメイクにはマットなパレットが便利。

使用アイテム③：カラーショーライナー/シャイニーベージュ

クレヨンのような質感で、細かい部分もキレイに色が乗るペンシルタイプのアイシャドウ。下まぶたに使いやすい。

アイライン

ウォータプルーフのペンシルアイライナーを使用。
涙や目薬で下ラインが落ちやすい人は、綿棒でフェイスパウダーを塗ってから下ラインを引くと落ちにくくなるかも。

リキッドアイライナーが溶けたり、滲んだりしない人はリキッドでOK。
自分と相性の良いアイライナーを選ぶのが落ちにくいメイクのコツ。

使用アイテム：エバーシャープライナー

自動的に芯を削ってくれるので、いつでもシャープなラインが引けるジェルライナー。リキッドが苦手な人でも使いやすい。

つけまつげ

つけまつげ付属の接着剤は使わずに、ウォータープルーフの接着剤を別途購入して使おう。断然汗に強くはがれにくくなる。

使用アイテム：アイラッシュ フィクサーEX

白色の液が透明に乾いてから貼れば、引っ張っても簡単には取れない強力なつけまつげ用接着剤。でも成分は医療用なので安心。

チーク

チークもパウダーよりクリームタイプが落ちにくい。クリームチークを塗った後はフェイスパウダーで押さえて崩れを阻止！

使用アイテム：クリームチーク/クリアピーチシュガー

透明なクリームでほんのり色付くチーク。パウダーチークの下地に使っても濃くなりすぎない。指先でポンポンなじませて使う。

完成

これで日差しも汗もへっちゃら！

コスプレ夏の男装メイク

基本は女子メイクと同じ。まゆの描き方や影の入れ方など、男子特有のポイントだけ押さえておこう。

まゆを描く

アイブロウは女子メイクと同じものでOK。直線的に描いて男子らしさを出そう。まゆ頭を下げすぎると不自然になるので注意。

シェーディング＆ハイライト

フェイスラインのシェーディングとノーズシャドウ、ハイライトで立体感を出してホリの深い男子顔に仕上げる。

使用アイテム：シェーディングパウダー/デニッシュブラウン

マットな質感のブラウンパウダーはシェーディングにもノーズシャドウにも使える。控えめ色のハニーラスクブラウンもアリ。

使用アイテム：ハイライター/ミルキーホワイト

パール入りの微粒子パウダーがメリハリのある顔を作り出す。ホワイトでは白すぎる場合、ナチュラルなベビーベージュが◎。

完成

暑くてもCOOLな表情キープ！

コスプレ夏の直しメイク

崩れてしまったメイクを直すときも、ちょっとしたコツでメイクしたてのようなキレイ肌が復活！

ティシュオフ

小鼻のワキやほうれい線などメイクが崩れたりファンデが溜まった部分は、ティッシュでなじませて全体を整える。

ファンデ直し

メイク直しにはパウダーファンデがオススメ。固形のプレストパウダーではなく、粉状のルースパウダーが最適。

固形のパウダーファンデは油分が多く、メイクを直してもすぐに崩れがち。また厚塗りになりやすく、それも崩れの原因に。薄く伸ばせて油分が少ない粉状のファンデを使おう。

使用アイテム：パウダーファンデーション/ナチュラルオークル

コスプレ夏メイク崩れ防止テクニック

夏場以外でもメイクが崩れやすい人にオススメの簡単なテクニックをご紹介。

大量パウダー

ファンデを塗り終わったら、フェイスパウダーやベビーパウダーを白塗り状態になるくらい大量にまんべんなくはたく。

水スプレー

フェイスパウダーの色が消えるまで、顔全体にたっぷり水をスプレーする。水を吸ったパウダーが固まって顔表面をコート。

ティシュオフ

余計な水分はティッシュで軽く押さえて。5 〜10分くらいで汗や皮脂とパウダーがなじんで自然な見た目に仕上がる。

このテクニックが適しているのは、顔に汗をかきやすい普通肌〜脂性肌の人。乾燥肌の人や使用している化粧品の種類によっては、パウダーが白浮きしたりひび割れてしまう場合がある。
本番前に予行練習日を作って、このテクニックが自分の肌質や化粧品と合っているか確認してみてね！