手から技が放てる！コスプレ×プロジェクションマッピング×AI「幻想郷システム 」で新時代のコスプレ撮影
新技術とコスプレの見事な融合
コスプレと技術の融合を目指す五味さん（@GomiHgy）や静丘さん（@Siz_oka）達は有志のメンバーが集まり電飾コスプレを始めとした最新技術とコスプレ表現の融合を目指す活動を行っている。
2022年5月のコスナビ写真展Legacy2022にて「プロジェクションマッピング」とAIによるデモンストレーションが行われた。
コスプレイヤーの動きに合わせてワザやビーム、エフェクトがスクリーンに映し出される技術に、参加したコスプレイヤーも驚きと、プロジェクションマッピングの楽しさを体感したようだ。
百聞は一見にしかずということで、まずは以下の動画をごらんいただきたい。
これは合成動画ではなく、「その場でリアルタイム」にエフェクトが出ているのだ。スクリーンの前に立った人間をAIが感知し、スクリーン上にキャラに合ったエフェクトを投影している形になる。
▲制御PCにて人物をスキャンし、キャラに合わせたエフェクトをスクリーンに投影する。AIのプログラミングはうこさん（@ukokq）、モデリングはmon7さん（@Realize_mon7）が担当した。
レタッチいらず？合成では難しい自由なアングルショットも
プロジェクションマッピングを使ったコスプレ写真を井田達也さん（@idobataer）が撮影。その一部を紹介する。素敵な衣装の制作はなまこさん@namakoxoが担当。
博麗霊夢
model紗愛さん（@su_zu_na_sc）
写真ではわかりづらいが、この御札も電飾加工されて光るのだ。LEDを仕込んだ造形はDaiさん @Dai_Herreriaと五味さんが共同でが製作した。
霧雨魔理沙
本田夕歩さん（@pon_chan216）
魔理沙の持つ八卦炉もLEDが仕込んであり光る。こちらもDaiさんと五味さんの共同制作。
▲おもちゃんさん @Realize_megaはスクリーンなど撮影のセッティングを担当。ウィッグや衣装のひらみの撮影サポートもメンバー総掛かり。新技術とアナログな手法が融合する、これもコスプレ写真ならではの楽しさなのだ。
先述のプロモーション動画を撮影したのはコスプレ動画でおなじみのRescue the Princess!さん（@rtplostlink）。
Touhou projection mapping video!
with @su_zu_na_sc and @pon_chan216
完全版: https://t.co/kVLFOCumk6#幻想郷システム pic.twitter.com/uxrDLT7yP1— Rescue the Princess! (@rtplostlink) November 20, 2022
画像加工ではない、リアルタイムでその場で誰でも楽しめるエフェクトのプロジェクションマッピング。モデルの動きを追尾するエフェクトを体感するとまさに二次元の世界に入り込むという体験ができる。これぞ究極のコスプレ体験といっても過言ではないのだ。今後のコスプレ撮影が一層楽しみになる技術開発から目が離せない。
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