【コスプレ写真の撮り方】汎用性抜群!ダーク系ライティング【真似するだけで再現】

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汎用性抜群!明るい昼間の2パターン


明るく、被写体2人の顔が均等に綺麗に写っている。これはこれでいいのだが「記念撮影感」がどうしても出てしまい、写真としてどのような状況なのか判断できるような情報が何もない。せっかく全体が白く明るいブースなので、それを活かした昼間風のライティングにしてみよう。


A→窓枠越しに直射するメインのストロボ。窓枠や植物の影を薄く付けることで光がまだらになり、自然な太陽光の雰囲気が出る。
B→階段上に置いて、斜め後ろから直射するストロボ。

F5 SS1/200 ISO100 WB4700


POINT
メインのストロボより階段上の背後のストロボを少しだけ光量を上げることで、自然な日中の光のようになる。ホワイトバランスで少しだけ青っぽくすることで白が際立ちクリアで綺麗に見える。


屋内から見ているようなライティング

F3.5 SS1/250 ISO64 WB 4900


被写体がいる場所が屋外、窓枠より手前が屋内と仮定して、それぞれを照らしている光は違うものという設定でライティングをする。被写体には日中の太陽光のようにクリアな光。窓枠より手前はオレンジ系で、室内のスタンドライトなどがあたっている雰囲気を出す。色味がブレることで奥行きが感じられるようになる。


AB→トランスルーセントアンブレラを2つ並べることで広い光源を作り、全体が明るい外のような雰囲気を作る。
C→オレンジのフィルターを付けたストロボを壁にバウンスし、窓枠やカーテンの影の部分にオレンジを入れる。


作品テイストに合わせたダーク系ライティング

狭い通路系ブースでは、横並びになって正面で撮影してしまうと狭苦しく空間のオシャレさも台無しに。立ち位置を気を付けながら、壁に陰影がしっかり付くようなライティングで、奥行きを意識してみよう。


通路の上の端にクリップでストロボを設置。無色の光だと雰囲気が出ないのでオレンジのカラーフィルターをつけた。
被写体のシルエットにハイライトを入れながら、反射した光で少し表情が見える程度にする。
顔が明るくなりすぎてしまうと薄暗い雰囲気が台無しに。
狭い通路系ブースでは広角気味の画角で撮ると、迫力が出るのでオススメ。

F6.3 SS1/125 ISO1000 WB4600


リアルな光にするためのカメラ設定

カメラの設定で色合いの設定を限界までグリーンに寄せることで、壁の照明の光がグリーンになる。作品の世界観では、緑色の照明なので、それを再現するための設定にした。
顔色も全部緑になってしまうことを避けるため、棚越しに補色でピンクの光を当てることで、外から入るまだらな光は無色の光に見えるようにした。元々の壁の照明の光が弱いため、緑感を少し足すためにBのストロボを入れている。

F3.2 SS1/125 ISO1250 WB4400



A→棚越しに直射するストロボ。ピンク色のフィルターを付けている。
B→背後の壁にバウンスさせるストロボ。グリーンのフィルターを装着。

ご協力いただいた撮影スタジオ
aiLotta studio
〒114-0001
東京都北区東十条1-12-3 コートルピナスB101
https://airoute04.wixsite.com/ailotta101
バリエーション豊かなゴシック、サイバー、可愛い系も撮影できる洋室や白廃墟など、コンパクトで様々なエリアが充実。駅からのアクセスも良いのに格安なのも魅力的。

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