【スマホで現像】色気引き立つゴシックアンティーク

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色気引き立つゴシックアンティーク現像テクニック

最近は「スマホしか持っていない」というコスプレイヤーさんも増えてきました。写真アプリには様々なフィルターがあるけれど、ついついお気に入りが固定化している…なんてことも。折角こだわって撮影したコスプレ写真を、更にイメージに近づけるため既存のフィルターから一歩進んで現像してみましょう!
今回も、スマホ版Lightroomでできる現像をご紹介します。

photo&text:涼子
model:夏津

上の写真が元画像。黒っぽいゴシックのブースで、オレンジのカラーフィルターを付けたストロボで当てただけの写真。黒とオレンジのコントラストが強すぎることや、生っぽい感じがゴシックにあまり合っていない。今回はこちらの画像を元に、下の写真のようにゴシック風の写真に合うバリエーションをカラーを変えながら、現像でゴシックな雰囲気を際立たせます。

トーンカーブでマットにする

シャドウ部分に色を入れる現像をするときは、トーンカーブでマット風にしておくのがオススメ。マット風にすることでシャドウ部分に入れた色が際立ちやすくなる。

粒子感を入れる

古い雰囲気を出すために粒子感を入れる。肌加工前に入れると、肌加工で消えてしまう、必ず肌加工後の最終工程で行おう。

ハイライトとシャドウに色を入れる

今回は、ハイライトのオレンジすぎる部分を抑えるため青を入れ、シャドウにはキャラクターの雰囲気や色っぽさを出すために紫を入れた。

カラーを変えてみたバージョン

ピンクハイライト×ブルーシャドウで現代的オシャレ風

イエローハイライト×グリーンシャドウで、色あせて更に際立つアンティーク感

【撮影スタジオ】
HACOSTADIUM cosset 池袋本店
〒170-0013
東京都豊島区東池袋3-2-1
アニメイトアネックス5F・6F

まとめ
アンティークの定義はそもそも「100年以上経過した美術品等」というものです。古さは何で感じるかというと、赤の退色や白の変色、印刷面のザラつきなど。そのため、赤の彩度を落としたり、綺麗な白を残さないようにすることで、それなりにアンティーク感を感じる作風を作ることができるのです。ポイントさえ分かれば、アンティーク感を出すことは難しいことではないので、好みの色味でぜひ現像をやってみてください。

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