【一重さん向け】目元を変える!整形級コスプレアイメイクのやり方解説
一重まぶたのコスプレイヤーにとって、コスプレメイクの最難関とも言えるのが、アイメイク。
アイシャドウを塗ってアイラインを引いても、目を開けたら隠れてしまった、そもそも目元の印象を変えるメイクができない、なんてことはないだろうか?
今回は一重さん向けに、目の感覚や位置、大きさが変わって見える、整形級アイメイク術を徹底解説!
写真:大関敦 モデル:桜崎つかさ 協力:クラッセ
整形級コスプレメイク【一重さん編】
目を寄せるメイク
1.アイシャドウ
上まぶたのシャドウは、通常より目頭にやや寄せ気味に塗る。下まぶたは、涙袋の位置にハイライト程度でOK。
目頭側に重心を持っていきたいので、目尻側にはアイシャドウをあまりのせないように。
2.アイライン
上まぶたは、目のキワに沿って、目尻より外側に出ないようラインを引く。下ラインを引く場合も同様に。
目尻側にラインを伸ばすと、目が寄って見えなくなってしまうので注意。
3.目頭ライン
目頭部分を描き足すと、さらに目の距離が近くなる。元々目の間が近い人はバランスを見ながら描こう。
バランスが重要なので、目を開けたり閉じたりしながらチェックするのがおすすめ。
4.完成!
目を離すメイク
1.アイシャドウ
黒目より外側、目尻方向へ濃いめの茶色を長く入れて視線を誘導する。目頭側は何もしなくてOK。
目尻側に重心を置きたいので、目頭にはシャドウをいれないこと。
2.アイライン
上ラインは、目尻よりもかなり長く外側へ伸ばす。今回は2cm弱伸ばした。
伸ばしすぎると下まぶたのつけまつげと繋げられなくなるので注意。
3.つけまつげ
下まつげのみにつけまつげをつける。目尻側を目のキワから離し、上アイラインと繋いで目の位置が外側に見えるようにする。
目頭側の端は、目のキワから離さないようにしよう。
4.白目を描く
つけまつげと目のキワの間を白ペンシルで塗る。黒目よりも外側、目尻に白目を描き足すイメージ。
白ペンシルは、芯が柔らかいものだと描きやすい。
5.完成!
目を大きくするメイク
1.テーピング
眉毛の上をテーピングで引き上げる。眉毛の形が変わるので、テーピングをした後に眉毛を描くのがおすすめだ。
まぶたを持ち上げるためのテーピングなので、引っ張りすぎないよう注意。
2.アイシャドウ上
アイホール全体にベース色、目を開けて見える幅までやや濃い色を重ね、目のキワに濃い茶色を引く。
今回はベージュ、ブラウン、ダークブラウンの順で重ねた。
3.アイシャドウ下
目頭側にハイライト、目尻側に上シャドウの2色目(今回はブラウン)を入れる。涙袋がある人は、パール系シャドウで強調しよう。
目尻には、一番濃い色を入れないこと。
4.アイライン
上まぶたにのみ、長めにラインを引く。ひとえの人はまぶたが内側に折り込まれてしまうので、かなり太めでOK。
目が開いた時に、どのくらいラインが見えるかを確認しながら引こう。
5.つけまつげ
上まつげは、中央に束感があるタイプで目の縦幅を強調。下まつげは目のキワから3mm程度離して目を大きく見せる。
下まぶたのつけまつげは、下げすぎると不自然なので注意。
6.ふたえを描く
ふたえノリやテープで上手くふたえが作れない人は、ふたえ用のライナーで線を描いた方が自然な仕上がりに。
目を開けて、バランスを見ながらラインを引こう。少し鏡から離れて見てみるのもおすすめ。
7.完成!
目を細くするメイク
1.テーピング
テーピングで目の形を整える。目を細くしたいだけなら、上に引き上げず目尻側へ横方向に引っ張る。
引っ張りすぎに注意! テープはウィッグで隠れるように貼ろう。
2.アイシャドウ
上シャドウは目のキワ全体に細く、目尻方向へ長めにスッと伸ばす。下シャドウは目尻側のみに入れる。
横方向に目を伸ばしたいので、シャドウは大胆に。
3.アイライン上
目のキワに沿ってラインを引く。目尻を長めに引いて、目の横幅をプラス。ラインの太さは全体的に同じでOKだ。
アイシャドウを塗った範囲より外側に伸ばすと、不自然になってしまうので注意。
4.アイライン下
黒目の下あたりから目尻方向へ、目のキワに沿って細くシャープな線でラインを引く。目尻は上ラインと繋げる。
アイラインが太いとシャープに見えないので、できるだけ細く引こう。
5.完成!
目の位置を低くするメイク
1.アイシャドウ
上はパール感強めのベージュをのせ、まぶたを軽い印象に。下は目頭側にハイライト、目尻側に茶色をのせる。
目の重心を下げることが大事なので、上まぶたは薄めに。
2.アイライン上
上まぶたにボリュームが出ないよう、細いラインで長めに引く。下まぶたは今の段階ではノータッチ。
下まぶたは、つけまつげをつけて白目を描くのでラインを引かなくてOK。
3.つけまつげ
上下とも目尻側に束感のあるタイプを使用。上は目尻側にはみ出すようにつけ、目尻は下げる。下は自分の目のキワから離して貼るが、両端は目に少し近付けて貼る。
下まぶたのつけまつげは、位置を下げすぎると不自然なので注意。
4.白目をプラス
下つけまつげと自分の目の間に白目をプラス。あまり描きすぎると違和感が出るので、5mmくらいまでが◎。
時々、鏡から離れて確認してみるのもおすすめ。遠くから見ると違和感がない場合もある。
5.完成!
ツリ目をタレ目にするメイク
1.アイシャドウ
眉下までベース色を、アイホールに濃い茶色をのせる。どちらも広く丸く。下は目尻側に、濃い茶色を広く入れる。
下まぶたのアイシャドウは、のちほどつけまつげをつけるので濃いめでOK。
2.アイライン
アイラインは上だけでOK。ツリ目の人は目尻ラインを太くすると、ツリ目が強調されてしまうので注意。細く長く、下向きに引こう。
目尻側に、少し下向きにはみ出るようラインを引く。
3.つけまつげ
上は目のキワ、目尻を目より外側へ下向きにつける。下は目頭のキワから、目尻側を目のキワより離して貼る。
実際の目尻よりも、位置が下がるようにつけまつげをつけよう。
4.テーピング
上まぶたの延長線上を、斜め下に軽く引き下げる。テープを長くしても効果は変わらないので、10cm程度でOK。
引っ張りすぎに注意! バランスを見ながら、ウィッグで隠れる位置にテープを貼ろう。
5.完成!
まとめ
一重向けのコスプレアイメイク術、いかがだっただろうか。
アイシャドウ、アイライン、つけまつげ、テーピングを駆使すれば、もともとの顔から大きく印象を変えることができる。
今回ご紹介したテクニックに自分なりのアレンジを加えれば、どんなキャラクターコスプレだって思いのまま!
一重だからと諦めずに、好きなキャラクターのコスプレに挑戦してみよう!