本格自作コスプレイヤーの第一歩 キャラコスブーツカバーの作り方

好みにあったブーツって意外とないもの。キャラごとに購入するのも大変。それならば靴の上からすっぽり被せて、キャラっぽく見せるブーツカバーをご提案! 種類は3種類、ヒール・ローヒール・靴カバー。おしゃれもコスプレも脚元から!
COSPLAY MODE Mar.2019
ヒール/ローヒールタイプ
ヒールの高低によって使い分けられるブーツカバー。つま先やかかとパーツをカットすることで、キャラに似たデザインのブーツに変身! 合皮やストレッチ、スウェードなど履くブーツのイメージで縫製してみよう。
こんな形が作れるよ
ヒール/ローヒールの型紙のつま先を履きたい靴のデザインに沿ってカット。ワークシューズ・安全靴・おでこ靴に被せるとかわいく変身!
裁断図
作り方
図の赤い線は縫い線、青い部分は縫い代です
つま先と本体を縫い合わせる
縫った後、余った縫い代に切り込みを入れておく。
かかとと本体を縫い合わせる
縫った後、余った縫い代に切り込みを入れておく。
後ろを縫い合わせる
ファスナー止まりより上は3mm、ファスナー止まりより下は6mm(しつけ糸)で縫う。
ファスナーを付ける
ファスナーを縫い付ける。しつけ縫いしておくと縫いやすい。縫い付けた後、しつけ糸をすべて取る。
前を縫い合わせる
縫った後、足の甲からつま先にかけてのカーブ部分の縫い代に切り込みを入れておく。
かかと部分の仕上げ
かかと部分の縫い代を裏側へ倒して、かかとから7mmの箇所を縫う。
履き口を縫う 完成
仕上げに履き口をぐるっと一周縫って完成。
ヒール/ローヒールカバーのサイズを直すには
今回のサイズは25cmを想定した型紙サイズになっているよ。サイズを小さくする場合はつま先パーツを内側に1cm刻みで小さくしていこう。24cmであれば型紙サイズでOK。23cm以下は図を参考に小さく修正していこう。サイズを大きくする場合は、つま先はそのままにして、後ろを足していこう。26cmにしたい場合は1cmずらそう。靴によっては履いてみて、つま先の余分なところを縫うことも忘れずに。
靴カバー
ローファーなどの革靴、スニーカーや、バレーシューズなどの形にすっぽりと被せるタイプ。被せる靴のデザインを活かせたい時にオススメ。合皮やスウェードなど、元の靴と同じ素材で作ることで、ブーツカバー感が消え、よくなじむぞ。
こんな形が作れるよ
裁断図
作り方
図の赤い線は縫い線、青い部分は縫い代です
前を縫い合わせる
足の甲からつま先にかけてを縫い合わせる。カーブの部分の余った縫い代に切り込みを入れる。
ラインを入れるときは、表に返して縫い付けておく。
後ろを縫い合わせる
裁断した生地の表と表を内側に合わせ、後ろを縫い合わせる。
裾を処理する
裾を内側に楽して底から7mmのところを縫う。
履き口を縫う
履き口を内側に倒して履き口から7mmのところを縫う。
ファーなどの装飾を付ける場合は、表に返して手縫いする。ファー素材の場合、ザクザク縫ってもごまかしが利くよ。