前髪の色を替えるウマ娘ウィッグの作り方

今大人気のみんなの憧れ生徒会長シンボリルドルフをウィッグで再現。前髪の色が違うツートーンや、さらに色の違うメッシュ、耳の作り方をご紹介!
難しいと諦めてしまいがちだが、実はコツさえ掴めば無問題。もちろん他の娘にも応用できる!
Wig styling & text 星宮ちょこ
シンボリルドルフのウィッグ

目次

使うウィッグとアイテム

シンボリルドルフのウィッグ

ウィッグをつなぎ合わせてツートーンウィッグを作る

土台となるスーパーロングのウィッグをマネキンにかぶせ、色を変えたい前髪部分のブロッキングを取る。この時の幅が重要になるので慎重に分けよう
シンボリルドルフのウィッグ

ブロッキングを取った部分を裁ちバサミで切る。カットバサミは使用NG!ハサミの切れ味が悪くなってしまう。毛を切ってしまわないように、しっかりと毛を分けてネット、布地を切ろう
シンボリルドルフのウィッグ

前髪部分を切り取ったウィッグはこんな感じ。しっかりつむじまで切り取ることがポイント。
シンボリルドルフのウィッグ

切り取った前髪部分のパーツをナチュラルブラウンのウィッグに重ね、全く同じパーツを切り取る。直接切るのが不安な場合は油性ペンなどを使って下描きをすると失敗しづらいよ!
シンボリルドルフのウィッグ

切り取った前髪パーツを先ほどの後ろ髪のウィッグに繋ぎ合わせる。被ってもほつれないように細かくきつめに縫っていこう
シンボリルドルフのウィッグ

ツートーンウィッグが完成!

繋ぎ合わせるとこのようにツートーンのウィッグが出来上がる。前髪の幅を変えれば色々なキャラに流用できる。
シンボリルドルフのウィッグ

前髪をカット&セットしアイロンで固める

中心のM字に分かれている部分の前髪をブロッキング。両横の毛はダッカールピンで留めておこう。
シンボリルドルフのウィッグ

前髪の長さをカットバサミでカット。ハサミは縦向きに入れると毛先が自然になりやすいよ!
シンボリルドルフのウィッグ

前髪の毛量を調整する。毛先5cmのところから毛先に向かって3回ほどすきハサミを入れていく。それをちょうど良い毛量になるまで数回繰り返す。やりすぎると短くなってしまうので注意!
シンボリルドルフのウィッグ

横に流れる毛をセットする。頬骨にかかるくらいの長さに前髪を同じ手順でカットしていく。
シンボリルドルフのウィッグ

140度のヘアアイロンで3秒ほど毛を温める。手で触って少し熱いくらい。
シンボリルドルフのウィッグ

毛が温まっている状態で毛をラップの芯に軽く巻きつける。5秒ほど当てたら外してOK。毛がくるっとカールするよ!
シンボリルドルフのウィッグ

顔の横毛をセットする。顎くらいのラインでカットしていく。ここの長さが短すぎると盛れづらくなるので注意しながらカットしよう
シンボリルドルフのウィッグ

前髪同様、毛先10センチをすきバサミを使って整えていく。
シンボリルドルフのウィッグ
逆側の前髪を140度のヘアアイロンで根元から熱していく。3往復くらい。ふわっと跳ね上がった前髪が特徴のキャラクターなので再現するためにふかしを入れていこう
シンボリルドルフのウィッグ

コームを使って毛を逆立てていく。ぐちゃぐちゃになるくらい逆立てよう。冷めた後にコームで元に戻るようにとかすとふかしの入った毛になる
シンボリルドルフのウィッグ

長さの調節をした後、カチカチくんを吹きかける。
シンボリルドルフのウィッグ

毛を内巻きになるように手で持ち、ドライヤーで固めていく。15秒ほど温めよう
シンボリルドルフのウィッグ

上部の毛を3cm角くらいで分け取っておく。
シンボリルドルフのウィッグ

顔横の毛も先ほどと同様に全体をヘアアイロンで温める。

コームをつかって逆毛を立てていく。冷めたらきれいにとかす。
シンボリルドルフのウィッグ

外側に大きくハネるように、カチカチくんとドライヤーでセット。崩れやすい部分になるのでしっかりとスプレーを吹きかけ固めておこう
シンボリルドルフのウィッグ

先ほど分けていた上部の毛をさらに半分に分ける。
シンボリルドルフのウィッグ

同じ手順でふかしの入った毛を作り、内巻きになる毛束を短く外ハネになる毛束を作る。カチカチくんとドライヤーを使ってしっかり固める
シンボリルドルフのウィッグ

ローズクオーツのウィッグをメッシュを作るように適量切り分ける。長さは25cmほどあると安心。切り離した部分を、グルーガンを使ってまとめておく
シンボリルドルフのウィッグ

作ったメッシュ用の毛束をグルーガンでつむじに接着する。取れないようにしっかりとグルーガンをつけ、乾くまで動かさないようにしよう
シンボリルドルフのウィッグ

きちんとついたことが確認できたら、前髪と同じようにふかしを入れていく。ふかした毛を外側に流れるようにカチカチくんとドライヤーでセット
シンボリルドルフのウィッグ

サイドの毛のセットをする

肩に垂れる、サイドの毛をカット、セットする。すきバサミで毛先を整えておく。肩より15cmくらい下の長さでカット
シンボリルドルフのウィッグ

ヘアアイロンで毛先10cmほどを温める。140℃くらいの温度が理想。
シンボリルドルフのウィッグ

内巻きになるようにラップの芯を当て、冷めるまで待つ。両側同様の工程を行う。冷めたら外し、内巻きになっているか確認
シンボリルドルフのウィッグ

同じ毛で耳作り
根元部分にグルーガンを塗布して固める。しっかりと1つにまとまるように。
ウマ娘の耳の作り方

同じ工程でもう一つ作成。大きさが同じになっているか確認しよう!
ウマ娘の耳の作り方

毛束にふかしを入れていく。160度のヘアアイロンで往復するように熱していく。きちんと根元ギリギリも温まるように。
ウマ娘の耳の作り方

コームで逆毛を立てていく。一人でやりにくい場合は重石をつけたり、机などに固定すると◎。今回は重いクリップで挟んで重石にしてます
ウマ娘の耳の作り方

逆毛を元に戻していくと、フワフワでボリュームのある毛束が出来上がる。足りない部分があれば足りない部分に同じ工程を行おう
ウマ娘の耳の作り方

左右を1回ずつ折ると立体感が出て本物っぽくなる。凹凸感を意識してみて!グルーガンでしっかり固定する
ウマ娘の耳の作り方

作りたい耳の長さに調整する。毛先が細くなるように、毛先をすきバサミですくと作りやすい。
ウマ娘の耳の作り方

カチカチくんとドライヤーを使って先がとんがるように形をつくっていく。2つとも同じ形になるように、合わせながら作ろう。
ウマ娘の耳の作り方

 

完成

ツートン部分をしっかりとアイロンで固めておくことが大事
シンボリルドルフのウィッグ

シンボリルドルフのウィッグ

シンボリルドルフのウィッグ

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まとめ

今回は2色のウィッグを縫い合わせツートーンのウィッグを製作。

一見難しそうだが、コツさえ掴めば意外と簡単で応用も可能。

どこをどう切って縫い合わせればキャラに近くなるか、を考える必要があるので
もし不安な場合は一度いらないウィッグで試してみるのも一つの手。

縫い合わせで使わなかった部分の毛で耳を作ればもったいなくない!

製作者 星宮ちょこ
コスプレイヤー応援サイト【こすぷれたいむ!】運営。
元美容師の経験を生かし、オーダーメイドでウィッグの製作も行っている。
https://cos-time.com/

 

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