完全再現系・キャラ三次元化コスプレイヤー・プーさんに注目! 

COSPLAYMODE ONLINEで何度か取り上げさせていただいたプーさんは、完全再現系・キャラ三次元化コスプレイヤーだ。 
 
 
作り込んだデータを丁寧に仕上げたプーさんのコスプレ写真は、キャラクターがそこに自然に存在するかのように見える。良い意味でコスプレイヤーが演じているという生々しさがない。2次元のデザインがそのまま三次元化されているように見えるため、精巧な仕上がりのフィギュアを見ているような不思議な感覚にさせられるのだ。 
 
 
コスプレに馴染みがない人からも「この人の作品だけは見ていたい」と強く支持されているプーさんは、どんな人でどんなコスプレをしているんだろう? 

今回はコスプレイヤーとしてのプーさんの魅力に一歩迫ってみたい。 

目次

完全再現系・キャラ三次元化コスプレイヤー・プーさんとは 

プーさんは日本で活動中の女性コスプレイヤーだ。SNSフォロワーはツイッターが約18万人、インスタグラムが約17万人、合わせれば34万フォロワーを越えており、今もその数は伸び続けている。

新作をアップすればイイネと絶賛のコメントが瞬時に集まる、国内外から支持される超人気コスプレイヤーである。 
 
 
プーさんは自身の整った顔立ちと抜群のスタイルに甘えず、作り込んだ世界観と豊かなポージング、構図力で躍動感溢れる写真を生み出し続けており、常に見る者を唸らせる。 
 
 
『ニーア オートマタ』2B


 
 
二次元キャラクターが三次元に生まれ出たような、しっかりと作り込まれたウィッグ・衣装、選びぬかれたロケーション。その土台の上でカメラマンと連携の取れた撮影データを生み出し、そのデータを作品に昇華させるレタッチ技術をもって、2.5次元的存在感を持った作品群を発表し続けている。 
 
 
プーさんのコスプレ写真の完成度の高さは、あらゆるジャンル、キャラクターにおいて高いレベルを保っており、キャラに似すぎているため見ている側はゲーム画面の3DCG化かと一瞬思うほど。 
 
 
こちらはプーさんを代表するコスプレ作品の『ニーア オートマタ』2Bだが、自撮り写真とご本人が購入されたフィギュアの写真を並べて見てほしい。

▼プーさんの自撮り▼

 
▼フィギュアの写真▼ 

 どれが公式でどれがコスプレなのか、見るほどに混乱してしまうような原作に肉薄したコスプレ表現になっている。 

プーさんはどんな人?

趣味の話題以外の個人的な話はあまり出さず、SNS・ウェブメディアではプライベートが謎に包まれているプーさん。写真だけ見ていると可愛らしい顔立ちだがどこかクールでミステリアスな印象がある。 
そんなプーさんも、素ではゲームとダンスが好きなサラサラロングヘアの美少女だ。 


 
ハイトーンカラーで鮮やかにチェンジしていく髪色もファンの楽しみの一つだろう。 
 
 
普段の姿はカジュアル寄りの強めの美少女お姉さんといった印象。詳細は不明だが、見た目のイメージからは20代前半といったところか。 

 
ガーリースタイルもドレッシーな装いもマッチしている。 

 


 
ナイトプールでのワンショットでは、、オフでもわかるスタイルの良さが際立つ。 

また、ダンスが好きで自分でも「踊ってみた」などを嗜むそうだ。写真から想像される通りの、キレキレの動きとキメポーズの動きを見ることができる。 
 
 

こちらはお母様が音楽をかけてくれているというダンスショット。この他のダンスはプーさんのインスタのストーリー「dance」やポストからも見ることができるので、気になる方はそちらもチェックいただきたい。 
 
 
身長に関しては、オフの写メなどから小柄らしい様子が伺えるプーさん。だが、もともとの小さな頭と長い手足でコスプレ写真ではかなり長身に見える。これは彼女のスタイルの良さ、超絶等身の為せる技と言えよう(実際ファンからも160cm以上あると思っていたという声が寄せられている)。 

 
 
それにしても、どこから見てもスタイルバツグンだ。形良い手脚のバランスはもちろん、キュッとイラストのように美しい曲線を描くここまで美しいヒップはなかなかリアルでお目にかかることはできない。まさに2Bの衣装を着こなすために生まれたボディだ。 
 
ちなみに、幼い頃の写真からも美貌の片鱗を見ることができる。アーモンド型のくりっとした瞳がとってもチャーミングだ。 



プーさんの活動ジャンルは?

プーさんと言えば、やはり『ニーア オートマタ』シリーズのコスプレだろう。最愛のキャラクターは2Bと言い切る彼女のコスプレは、まさに愛に溢れた作り込みになっている。 
原作の2Bと写真を並べたツイートも、まったく違和感のない並びだ。というより、こちらも一瞬どちらがどちらかわからなくなるほどの「似た」写真だ。 

メイクのカラーリングと陰影、ウィッグの毛束の流れ一つをとっても原作を強く意識してセットしたことが伺える。 

作品シリーズ内では2Bだけではなく、他のキャラクターもコスプレしている。自らの肉体をベースとして衣装、メイク、ウィッグ、表情等の演技ですべてのキャラクターらしさを作り上げている。それはまさに「コスプレ」の楽しみ、素晴らしさを詰め込んだ遊び方だと言えよう。 

 
2B、9S、ポポル、司令官 


 
 
『Re:ゼロから始める異世界生活』のコスプレも印象深い。特にラムレムはメイクと表情の差でのキャラの演じ分けがポイントだ。 
エミリア 

ラム&レム 



プーさんはアトラスブランドのゲームも好きなようで、少年少女以外の大人びたキャラクターへも難なく扮する。 
特にキャサリンは「少女のようなあどけない顔立ちに対し、アンバランスに豊満な肉体」という描写を完全再現したショットになっているぞ。 
『キャサリン』キャサリン 


 
 
『ペルソナ5』武見妙 


 
 
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』綾波レイ 

『エヴァ』のコスプレでは、シリーズ歴代の綾波の中でも、TVアニメ版と新劇場版の中間のフェイスを目指したというメイクのこだわりに注目したい。 
静謐さを見事に再現した綾波とは対象的な印象のアスカのコスプレも…! 
式波・アスカ・ラングレー  


 
 
奥浩哉作品の熱心なファンとしても知られるプーさん。もちろん作品のコスプレもしている。 
『GANTZ』レイカ  


『GIGANT』パピコ  
パピコの写真も二次元ボディを生かした仕上がりで注目を集めた。 
https://twitter.com/puutin_cos/status/1476481825182986240



 
コスプレ衣装に関しては、プーさんは主に既製品を改造しているようだ。体にピッタリとフィットさせたシルエットになっているので、いずれも手を加えて自分サイズにカスタマイズしている。 
キャラクターコスプレ以外にも創作コスプレ撮影を定期的に行なっており、季節感のある写真はファンの心の癒やしとなっている。 
サンタガール衣装  

 

 
むちむちポリス   

 

 
ロリータ   



 
秘密のマリアランジェリー   



プーさんとゲーム実況 

プーさんはコスプレSNS以外にゲーム実況用のYOUTUBEチャンネル「puu channel」を昨年2021年夏より運営している。 
 
 
こちらはゲーム画面と声のみのいわゆるゲーム実況配信となっておりコスプレとはあまり関係ないのだが、可愛らしい声でのトークとゲームプレイはプーさんファンにとって嬉しいメディア。 
 
 
『Apex Legends™』をはじめとする『エルデンリング』『マインクラフト』『フォールガイズ』などのゲームプレイをリアルタイムで一緒に楽しめるチャンネルになっているぞ。 
 
 

 
 



プーさんの情報を欠かさずチェックしよう 

以上、完全再現系・キャラ三次元化コスプレイヤー、プーさんの情報に迫ってみた。 
 
 
プーさんのSNSはツイッターを中心に、インスタグラムYOUTUBEの3つになっている。ぜひすべてを追いかけチェックしていこう。 
 
 
なお、昨年末には写真集を作ってみたいという発言もあった。  
 


ファンは通常の活動と合わせて作品集の実現も楽しみに、これからの活動を見守っていきたいところだ。 

プーさんにインスタントインタビュー

最後にプーさんのコスプレ一問一答をお届けする。
Q1.コスプレや普段使いでよく使うコスメ用品を教えて下さい
■CLARINSのコンフォートリップオイル
二次元のようなつやつや感を出してくれるのでコスプレには欠かせません。さらにツヤ感を強調したい時は加工でツヤを描き足したりしています。
■CANMAKEのクイックラッシュカーラー(マスカラ下地)
つけまつ毛を使うと化粧の濃さが目立ってしまい、“コスプレ感”が出てしまう気がするので、私はつけまつ毛は使用していません。その代わりマスカラでまつ毛を強調しています。CANMAKEのマスカラ下地は、1日中カールをキープしてくれるので重宝しています。足りない時は加工でまつ毛を描き足す事もあります。


Q2.最初にやったコスプレを教えて下さい 
妖狐×僕SSの凜々蝶です。
最初はコスプレのハードルが高く、自分の元の容姿から乖離しすぎないものが良いというのと、丁度当時妖狐×僕SSにハマっていたことから凜々蝶に挑戦しました。身長と髪型がほぼ同じだったので、あまり浮かず気軽に楽しむ事が出来て良かったと思います。


Q3.コスプレにはまったきっかけはなんですか? 
大学でコスプレをして踊ってみたをするサークルに参加したことがきっかけでした。そこで先輩に撮影に誘われてから、本格的にコスプレをするようになりました。


Q4.コスプレに対してこれだけは譲れないというこだわり、見てほしいところがあれば教えて下さい
良い意味で“コスプレ感”を無くす事を心掛けています。なるべく3次元の生々しさをメイクや加工で消して、CGのような作品を目指しています。


Q5.今までコスプレしてきた中で一番印象に残っている撮影は?
やはりNieR:Automataの2Bです。
2Bは何度も撮影しているのですが、2020/11/17に参加した、麗yersさん主催の地下神殿撮影ロケは特に印象的でした。地下50mに広がる無機質な巨大空間は、非日常的でとても興奮しました!普段立ち入る事が出来ないような場所に コスプレを通して訪れることが出来るのは、コスプレ撮影の醍醐味の1つではないかと思います。




Q6.コスプレイヤーとしてのこれからの展望を教えて下さい 
SNSでよく私のコスプレがきっかけで、実際にゲームをプレイして下さった方達の声を頂きます。好きな作品に貢献する事が出来たような気がして、1番コスプレをやっていて良かったと思える瞬間です。
これからも、コスプレを楽しみながら 好きな作品を知ってもらうきっかけ作りに繋がれば嬉しいなと思います。


Q7.コスプレをこれから始める方に一言お願いいたします!
イベントで交流するタイプ、スタジオに籠り黙々と作品作りをするタイプ、宅コスのみを極めるタイプ等、コスプレイヤーには様々な種類の方がいます。
人それぞれの楽しみ方があるので、あなたにあった楽しみ方で気軽にコスプレに挑戦してみて欲しいです!


プーさんの記事はコチラから読める!

Text 大村斉子

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