性別変幻自在コスプレイヤーまるんさんに着目!メイクやなりきりテクを調査!

「COSPLAYMODE11月号」でグラビアを飾るまるんさんは、性別の壁を自由自在に飛び越えて遊ぶ、変幻自在系コスプレイヤーだ。現在、SNSでのフォロワーはツイッターで9.3万人、インスタグラムで7.5万人、始めたばかりのTikTokでもすでに4万人を越えている。

@cosplaymode_magazine

11月号のグラビア撮影風景をチラ見せ👀✨ 禪院真希:@marunrun00 狗巻棘:@tkk220 #COSPLAYMODE #コスプレイモード

♬ オリジナル楽曲 – コスプレ雑誌COSPLAY MODE📚👗⚔

男女の装いを圧倒的クオリティで次々切り替えて見せてくれる彼女は、どんな人でどんなコスプレをしているんだろう? 

@marunrun00

#スプリットスクリーン #男装#コスプレ#呪術廻戦コスプレ

♬ NO WAY – DONGURIZU

キャラクターコスプレでも、オフでのプライベートなコスプレでも、高い完成度で目を引きつけるまるんさんの魅力に迫ってみたい。

目次

性別変幻自在コスプレイヤー・まるんさんとは

まるんさんのことを「着たい服に合わせて性別変えてる」の一言と共に投稿されたツイートで知った人も多いのではないだろうか。

男女バージョンのまるんさんの姿とそのメイクを紹介したツイートは、3.8万近くリツイートされ、22.2万いいねを獲得。以前よりまるんさんの元には「男装をしたいがメイク方法がわからない」という声が寄せられていたため、それに応えるために投稿したという。

同一人物が完璧なまでに男女の特徴を捉え、その違いをナチュラルかつわかりやすく体現しており、写真を見たら兄妹の並びにしか思えないほどに性別と姿を「着替えた」姿となっている。

そんなまるんさんのコスプレは2019年からスタートした。きっかけは友人に誘われての男装コスプレ。男装、つまり男性のようになるにはどうしたらいいのかと研究を始め、1年半ほどの試行錯誤の末に一つのゴールに辿り着いた。

それは「リアリティ」。

まるんさんの男装で特徴的なのがウィッグやメイクの実際に居そうな「リアリティ」。キャラクターコスプレには二次元的な文法があるものだが、まるんさんはリアルの男子の髪型やメイクを細かく観察し、オリジナルの男装ではそのままの再現を、キャラクターコスプレではその要素を取り入れて二次元のキャラが三次元にいたらこんな感じなんだろうなというアレンジした表現をしている。

ポイントは徹底的な観察。なりたい、目標とする男の子を決め、その全身を丁寧に細部まで見ることが鍵だと言う。

コスプレと言えばキャラクターのコスプレを連想してしまう我々だが、オリジナルとか版権物とか、そんな枠を軽々飛び越えて素直に「なりたい自分の姿になる」という意味でコスプレを楽しんでいるのがまるんさんなのだ。

まるんさんはどんな人? 年齢は? 身長は?

まるんさんは、関東で活動中のコスプレイヤー。1997年生まれの女性だ。モデルやコンパニオンとしての活動をしながらコスプレを楽しんでいる。

出身は埼玉県、埼玉県立伊奈学園総合高等学校を卒業し進学。同級生であり、チャンネル登録者数が118万人を越える人気YouTuberかすさんとの動画では、まるんさんが学生時代から校内一の美貌と囁かれるマドンナ的存在だったことが明かされている。

同級生とのトークに興じる、まるんさんの姿が見られる貴重な動画なので未見の方は必見だ。

なお、まるんさんがお友達にメイクやウィッグセットを施し撮影をする「#まるんプロデュース」はツイッタータグで一覧できるので、ご本人以外にその技術が乗った時にどうなるかもぜひご確認いただきたい。まるんさんの確かな技術とセンスが炸裂しているのがよくわかるぞ。

プライベートでのちょっとしたお出かけでも男装して遊びに出ることがあるというまるんさん。行く場所に合わせて服を考え、それに合う髪型とメイクを決めていくそうだ。

と聞くとごく普通のことだが、まるんさんの場合はより自由に、そこに男装か女装かの選択が加わっている。テーマパークやイベントの場に行く際は、友達のコーディネートに合わせて男装で向うこともあるとか。

まるんさんは身長169cmのモデル体型。ここにシークレットシューズを足せば180cm近いモデル体型の男装が爆誕するのも納得だ。

被写体としてのまるんさんについついフィーチャーしてしまうが、実はイラストも描かれているのはあまり知られていない。

こちらはドラマチックな構図と演出に写真で見るまるんさんの世界観が感じられる一枚だ。

まるんさんの活動ジャンルは?

ゲーム、アニメ、漫画など幅広いジャンルからの活動をされているが、1作品から複数のキャラクターを再現することが多い。

『ツイステッドワンダーランド』19キャラクター

すべてを同一人物がコスしているのが信じられないくらいに各キャラクターごとのメイク、表情、仕草が変えられており、観察眼の鋭さと表現力の高さには舌を巻く。

『あんさんぶるスターズ!』Knightsユニット全員

『呪術廻戦』では男女キャラクターを多く演じ分けている。

真人、七海建人、五条悟、伏黒恵、禪院真依、釘崎野薔薇、三輪霞、禪院真希

今では数々の美女を演じ分けるまるんさんだが、初めての女装コスプレはこちら。初めてにしてすでに完成している美しさを見てほしい。

ちなみにもともと美人なまるんさん、もちろん女装コスプレも美しいのだが、ポートレートモデルとしても圧倒的美と迫力を放っている。

こちらは10代の頃だそうだが、こんな高校生がいたらそれは学園のマドンナになるのも納得である。

まるんさんのコスプレのこだわり

まるんさんは、男装するためにリアルな男性を含めて理想の男装のイメージをひたすら見て、情報をストックし、それをストイックに研究を重ねている。

データを蓄積し、分析し、そこから答えを導くというのは言うほど簡単なことではないので、まるんさんのコスプレへの情熱が感じられる最たる部分だ。

その結果、男装における大切なポイントとしてまるんさんが導き出した答えは、頭部と肩幅の比率、体の厚み、首を太さ、眉毛。

例えば、ウィッグを被った時、頭と顔の比率に違和感がないか、肩幅や身体の厚みと頭の大きさはどうか、顔のパーツの比率感があっているか。あっていない場合はどうやれば比率を近づけられるか。その一つ一つを理屈と感覚の両方から詰めていくのがまるんスタイルだ。

メイクでは、ひたすらに理想とする彼らのパーツ比率を出し、そこに近づくための方法を探っていく。最重要とする眉に関しては、太さ・角度・目との距離を常に注意して描いているそうだ。

ウィッグについてはYouTubeなどの動画を見ながら経験を重ね、気づけば1年半で70個以上のウィッグをカットしていたそう。

まるんさんのウィッグセットにおいては、カット自体も重要だが、つむじからの毛の流れと立ち上がりが自然さのポイントとなる。根本を熱で起こしてふわっとした流れを作る作業に時間をかけている。

コスプレでのツンツンセット方法については解説ツイートが投稿されている。

メイク、ヘアメイクに加え、まるんさんの男装は体型補正が素晴らしく優れている。肩幅は、肩パッド(3枚)と紙コップを半分に切ったものを合体させて盛っている他、時には筋肉スーツを着る場合もある。

身長に関しては、ボディバランスを考慮し、シークレットシューズを利用して13cm近く盛ることもあるそうだ。

最後に、まるんさんの男装を魅力的に仕上げているのは見た目だけでなく、その立ち居振る舞い。

「かっこいい男性」の姿を逐一観察し、そのパターンを脳内に叩き込むことで再現される「イケメン仕草」のスマートさ、自己演出力の高さを数々の写真からご覧いただきたい。

ちなみに、完璧に仕上がった見た目から性別を男性と判断されることも多い。そのため気になるトイレ事情は、男装時は共用、あるいは多目的トイレを利用するそうだ。なるほどである。

まるんさんCOSPLAYMODE撮り下ろしコスプレ写真

『呪術廻戦』乙骨憂太

COSPLAYMODEの撮影企画「マネしてコス写」で協力していただいた時の写真を掲載

まるんさんのSNSやオン・オフ活動一覧

まるんさんの活動メディアは以下の通り。多方面に広げず各アカウントを丁寧に運営しており、それぞれでしか見られない一面がある。取りこぼさずまるんさんの新作をチェックしたければ、SNSは全部をフォローしておくのがオススメだ。

TWITTER

https://twitter.com/rugootkm

INSTAGRUM

https://www.instagram.com/marunrun0

TikTok

https://www.tiktok.com/@marunrun00?

まるんさんプロフィール

以上、性別変幻自在コスプレイヤー・まるんさんの情報に迫ってみた。これからも新しい作品がどんどん更新されていくので、今後の活動をぜひチェックしていきたい。

誕生日:6/26
身長:169cm
体重:秘密
出身:埼玉
趣味:メイク

まるんさんに更にインスタントインタビュー!

Q1.コスプレや普段使いでよく使うコスメ用品を教えて下さい
excelのコスメと、アートクラス バイロデンのシェーディングはよく使います。

Q2.最初にやったコスプレを教えて下さい
「うたの☆プリンスさまっ♪」の「一ノ瀬トキヤ」です。

Q3.コスプレにはまったきっかけはなんですか?
友人に誘われて初めてやったのが、コスプレイベントだったので、レイヤーさんたちとの交流が楽しかったのと、高校時代に特訓していたデッサンや油絵、彫刻の技術が生かされてか、ウィッグ作りや陰影と比率感を重要視するメイクを追求したくなりました。

Q4.コスプレに対してこれだけは譲れないというこだわり(見てほしいところ)はありますか?
ウィッグの再現度と、ウィッグをかぶった時の頭部全体のキャラに寄せた比率感です。それと頭部だけでなく、身体の体格感にもこだわってることろですかね。

Q5.今までコスプレしてきた中で一番印象に残っている撮影は?
コロナ前のコスプレ始めてまだ半年くらいの時に、うたプリのチームメンバーを揃えた大型併せをしたのですが、その時は感動しました。

Q6.コスプレイヤーとしてのこれからの展望を教えて下さい
コスプレや男装に挑戦してみたい人や、興味のある人たちにプロデュースしたりする側になりたいです。

Q7.コスプレをこれから始める方にひとことお願いします!
コスプレから学べることや楽しみ方は無限大なので、ぜひ自分なりの楽しみ方をみつけて、熱中できる趣味にしてほしいです。

text 大村斉子

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

  • URLをコピーしました!
目次