【東京リベンジャーズ】生え際の立ち上げのコツも解説!場地圭介ウィッグの作り方

場地圭介風なナチュラルなワンレンヘア。セットをキメすぎると「いい女風の巻髪」になってしまうので、男装用として作るのであればあくまで地毛風にセットしていきたい。
text&photo/Seiko Ohmura, cut/chraya

目次

準備するもの


今回はセンターパーツタイプのウィッグを使用する。まずは根本の毛を起こすため、クシの尻尾で毛を薄く取る

作り方

根本を起こす


毛の根本からコテを当てて根本を起こす。ウィッグは冷ますときに形状が固まるので、3〜5秒手で固定させておく。根本に立ち上がり感が欲しい部分を同じように処理していく

前髪の立ち上がり


分け目や全体の立ち上がりをつけたら、前髪の立ち上がりを作り込む。立ち上げたい部分をアイロンで軽く形を付ける

内側からスプレーを


内側から立ち上がり部分にスプレーをかける。多少かけすぎでもOK。

前髪の立ち上げ

アイロンでしっかりと形付ける


最初に形を付けた時と同じように、またアイロンでしっかり形をつける。最初よりも簡単なはず。

タッカールで固定して冷やす


ダッカールで固定したまま冷やす。この時、写真のように角度をつけて固定しておくとより効果が出るぞ

タッカール固定のまま、カットしていく


前髪が崩れないよう固定した状態のまま、毛先のカット作業に入る。まずウェーブさせた丈がどのくらいになるかを確認

毛先のクセ付け

毛先を軽くする

ウィッグの分を考慮し、先程の想定より少し長めに切り揃え、毛先を梳いて軽くしていく。この時、毛は捨てないで適当に避けておくこと

ウェーブにする毛束に熱を通す


ウェーブ加工する毛の束全体にアイロンでさっと熱を通す。熱に弱い人は軍手などをして作業しても◎

毛束を手にとってキープ


熱した毛をすぐにくるくると手で巻いて、それを保持したままゆるく冷めるまでしばらくキープ。火傷に注意してね。

自然なゆるまき工程を繰り返す


冷めきらないうちに手を離すとこのくらいの自然なゆる巻きを作ることが可能。そのまま横へスライドし、同じ作業を繰り返す

指の本数とゆるさの関係


指3本ならこのくらいのゆるさのクセがつく。熱した毛を巻きつけて適当なタイミングでほどくだけだが、火傷に注意して作業していこう。


▲巻方向は外巻きになるよう、頭の右半分・左半分で巻きの向きは変えよう

全体を巻き終えた


全体を巻き終わったところ。頭の後ろ中心で巻きの向きが変わっている。毛先にも追加でクセをつけていこう

内巻き外巻きはバラバラになるように


直線的なクセのままの毛先を軽くコテで巻き、そのまま手でクセをホールドして冷ます。内巻きと外巻きがバラバラになるように。

生え際

生え際処理の準備


毛先もクセを付け終わった段階。全体がナチュラルなゆる巻きになっている。このままで完成でもアリなラインだ

立ち上げパーツを作る


立ち上げ部分を自然な生え際にするためパーツを作っていく。カットして避けてあった毛を束にし、毛先を整える

前髪にそうカーブを付ける


毛先にコテを当てて前髪の立ち上がりに沿うようなカーブをつける。直角にならないように気をつけて。2度目になるが、指の火傷に注意

生え際に瞬間接着剤


生え際にハケタイプの瞬間接着剤を。乾くと白くなるので最小限で。


▲その上から先程の毛先を乗せ、クシのお尻などで押さえて接着させる

瞬間接着剤を塗った箇所に工程を乗せる


生え際にしたい部分に、この行程を繰り返していく。接着が弱かったらまた接着剤を重ね付けをして強化しておこう

生え際完成


接着した毛がちょっと浮いているが、セットしていくのでこの時点では気にしなくて大丈夫。

仕上げ

サイドを短く整える


顔周りに流すゆる巻きを作るため、サイドの毛を少し短く整える。あくまで流した状態の時に欲しい長さにすること

整え竹を外巻きに


長さを整えた毛をコテで外巻きに巻いていく。接着前に髪が分離していたら、この時にまとめて熱すると落ち着く

アメピンで前髪の一部を留めておく


落としたい前髪部分以外が落ちてこないよう、アメピンを使った隠しピンで前髪の一部を軽く留めておこう。

左右ともに隠しピン


位置はだいたいこのあたりを押さえておけば落ち着くはずだ。

ウィッグ用ミストで艶出し


最後に仕上げでウィッグ用ミストなどで艶出し。地毛のような質感になるぞ。ウィッグに直接ではなく、必ず手にとってから塗布しよう

ウィッグミストをなじませる


全体にウィッグミストを手で軽く揉むように馴染ませていったら完成だ。

多少のゆるさでリアル感を!


この感じだと多少のゆるさがある方がリアルになる。あまりガチガチに固めないのがミソだ。

フロントレースウィッグの場合

ここまでは自力で立ち上がり前髪を作ってきたが、もし予算があるならフロントレースタイプのウィッグを使うのもオススメだ。元から生え際ができているので整えてセットするだけで立ち上げ前髪が完成する。

1.フロントレースタイプの生え際の毛は意外とボサボサするので、それをコテで馴染ませて整える。

2.コテで前髪をしっかり立ち上げ、スプレーを加えてさらにコテで形を固める。

3.あとはダッカールでキープさせて冷ますだけ。あっという間に完成するぞ。

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