ミュージカル『フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~』ユリア役に平原綾香、May’nがダブルキャストで出演

2021年12月に日生劇場にて開幕を予定しているミュージカル『フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~』のヒロイン、ユリア役を平原綾香、May’nがダブルキャストで務めることと、大阪公演・名古屋公演の上演が“北斗の拳の日”である9月13日に決定。

公演ページ=
https://horipro-stage.jp/pickup/fons20210913/
https://horipro-stage.jp/stage/musical_fons2021
公式=Twitter=https://twitter.com/musical_fons

目次

平原綾香とMay’nの圧倒的な歌唱力で魅せる新たしいユリア

「Jupiter」で歌手デビュー以来日本レコード大賞や芸術選奨文部科学大臣賞など数々の権威ある音楽賞に輝き、近年は『ラブ・ネバー・ダイ』『ビューティフル』をはじめとするミュージカルの分野にも活躍の場を拡げている平原綾香と、アニメ、ドラマ、映画、ゲームの主題歌でトップチャート入りを連発し世界各地で人気を誇るとともに、9月9日に開幕した『ジャック・ザ・リッパー』や『生きる』などミュージカル界でも注目を集めるMay’nの二人がダブルキャストとして、本作でユリア役を演じることが決定した。

原作「北斗の拳」において、ユリアはケンシロウの婚約者であり、ジュウザの異母妹で、ラオウ、シンをはじめ多くの男たちが心惹かれる女性として描かれており、日本を代表する歌姫二人がその圧倒的な歌唱力でこのヒロインをどのように表現するかに注目したい。

東京公演は日生劇場にて2021年12月上演、その後2022年1月に大阪・名古屋公演あり、同年秋に中国ツアー公演予定。
チケット発売は今秋予定。詳細は公式HPにて発表。

漫画「北斗の拳」とは?“北斗の拳の日”とは?

「北斗の拳」は週刊少年ジャンプに1983年〜1988年まで、原作・武論尊、漫画・原哲夫により連載された作品。最終戦争により文明社会が失われ、暴力が支配する世界となった世紀末を舞台に、北斗神拳の伝承者・ケンシロウが、愛と哀しみを背負い救世主として成長していく姿が描かれており、連載開始から35年以上たった今でも多くの読者に愛されている。

“北斗の拳の日”はこの「北斗の拳」の連載が1983年9月13日に開始されたことを記念し、2018年一般社団法人日本記念日協会により認定・登録された。
北斗の拳オフィシャルウェブサイト:http://www.hokuto-no-ken.jp/

ユリア役キャストコメント

平原綾香

生まれる前から連載していた漫画であり、物心ついた時からすでに世界的に有名な作品だったので、ユリアの存在や「お前はもう死んでいる」などのセリフはもちろん知っていました。
今回、その作品がミュージカルになることも楽しみですし、日本発の新作に携わることが出来るのでとても幸せです。
音楽も書き下ろしの素晴らしい楽曲ばかり。ユリアが歌唱する曲も本当に良い曲で、今からワクワクしています。どんな風に歌えばいいだろうか、どんな風に表現したらいいだろうかと、心の中がすでに、あたたたたー!です。
中国ツアーもあるので、この作品で世界中の人たちに元気になってもらいたいです。私も、ケンシロウたちと共に身体を鍛えて、最高のユリアをお届けします。
この作品はきっと、今までに観たことのない、初体験のミュージカルになる気がしています!

May’n

世界中で愛されている作品に、ユリアとして出演させていただける事になり、とても驚いています。
嬉しさと同時にプレッシャーもありますが、”誰もが心惹かれる存在”なユリアを魅せられるように頑張りたいです。
日本のみならず、中国での上演も予定され、世界へオリジナルミュージカルを発信するという今作。多くの方に観ていただけることを期待しています!

超大作にふさわしい超一流のクリエイター、キャストが集結!


主人公のケンシロウ役を演じるのは、『メリー・ポピンズ』のバート役、『ビリーエリオット~リトル・ダンサー~』のオールダービリー役でその類まれな身体能力を発揮し、ミュージカル界に衝撃を与えた俳優・大貫勇輔。彼の身体能力は、バレエの本場・英国を代表する振付家のマシュー・ボーンをもうならせ、自らが率いるダンスカンパニーの公演『ドリアン・グレイ』の主役に異例の大抜擢をさせたほどである。
ケンシロウの怒りと哀しみ、そして愛を、歌はもちろんのことながら、鍛え抜かれた肉体を駆使した想像力溢れるダンスでいかに表現するかも、本作品の見どころの一つだ。

ケンシロウの兄・トキは、ミュージカル界でますます存在感が光る、加藤和樹と小野田龍之介がダブルキャストで挑み、原作でも人気の高いレイとジュウザの役を、歌唱力に定評ある伊礼彼方と上原理生が回替わりで交互に演じる。ケンシロウたち兄弟の師父・リュウケンを演じるのはミュージカル界には欠かせない存在である川口竜也、ケンシロウの敵・シン役は、成長目覚ましい植原卓也と上田堪大が、ダブルキャストで演じる。

▼大貫勇輔がケンシロウに!ミュージカル『フィスト・オブ・ノース・スター~北斗の拳~』ビジュアル撮影レポート

https://horipro-stage.jp/pickup/fons20210716-2/

原作・スタッフ・キャストコメント

原作:武論尊

歌って踊る前に殴ってしまうのでは…とハラハラしながらも(笑)、作品で大切にしていた「宿命」と「愛」を演じて頂けるとのことで、どんな切り取り方をするのか楽しみにしております♪

漫画:原 哲夫

ケンシロウ役の大貫さんは日本人離れした体格と身体能力、あたたたたぁ~!!な高音域の歌声と退かぬ!媚びぬ!並みの踊りで、舞台はもう既に華やいでいる!!

作曲:フランク・ワイルドホーン

新作ミュージカル『フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~』を大切なパートナーであるホリプロと共に皆様にお届けできることは大変光栄です。
原作の漫画は「お前はもう死んでいる」という名セリフとともにあまりに有名ですが、その音楽を作るのはとても大きなチャレンジでした。原作ファンを含む多くの方々に気に入っていただけたら嬉しく思います。私が初めて挑戦した漫画原作の作品『デスノートTHE MUSICAL』の時も感じましたが、原作の素晴らしい物語と、そこに登場する魅力的なキャラクターたちが常に私にインスピレーションを与えてくれるのです。『フィスト~』はまさにそういう作品でした。この楽曲を皆さんに聴いていただくのが待ちきれません
今、世界は大変困難な状況にありますが、必ず良い方向に向かい、『フィスト~』の物語のように新しい冒険に向かって踏み出すことができますように!

演出:石丸さち子

「北斗の拳」をミュージカル化するという冒険。はじめは耳を疑いました。昭和に生まれ育ったわたしには偉大な作品過ぎましたし、等身大を遙かに超えた闘いが魅力でしたから。でも、作品の輪郭が見え始めた今、プロデューサー陣の慧眼に驚いています。闘うこと。探すこと。成長すること。愛すること。光を見いだすこと。ミュージカルに大切な要素がぎっしり詰まっているからです。
世界の最終戦争だと思われた殺戮の先に、それでもまだ生き抜く人々がいて、新たな弱肉強食の世界が出現する20XX年。無秩序と混乱の世界に必要なのは、どんな強さなのか?
原作を大切に、現代を生きる女性として台本化された高橋亜子さんとディスカッションを重ねてきました。
フランク・ワイルドホーンさんの音楽は、極限状態で生きる人々の心情に寄り添うように、美しく優しく、また戦闘シーンでは胸のすくようなリズムとノリで臨場感を高め、ある時は激情とともに涙を誘います。ワイルドホーン楽曲の醍醐味を味わって頂けることでしょう。
空手のトレーニングを積んできた素晴らしい俳優陣とともに、今に訴える、闘う男たちの愛と哀しみの物語を立ち上げます。歌、ダンス、アクション満載の舞台を。アナログで、ハイテクで、揺さぶりをかけて。
大貫勇輔さん演じるケンシロウはじめ、長らく愛されてきた登場人物たちが、原作ファンにもミュージカルファンにも、深く心に刺さる人物となるよう、作品を育てていく所存です。

脚本・作詞:高橋亜子

「北斗の拳」をミュージカル化する…最初は驚きました。けれど原作の漫画を読んで考えは変わりました。拳法シーンが有名な作品ですが、私が強く惹かれたのは、破滅した世界からの再生を描く物語の太い柱と、登場人物がそれぞれの信念を胸にぶつかり合う姿です。すべての台詞、すべての場面が劇的で、彼らの想いが常に音楽となって流れているような気がしたのです。私のその視点に、演出の石丸さんがたくさんの示唆を、フランクさんが圧倒的な音楽を加えてくださいました。寡黙なケンシロウの魂を躍動する肉体で表現するために大貫勇輔さんという唯一無二の配役にも恵まれました。数年間、夢中で取り組んできたこの作品にいよいよ命が宿ると思うと胸が震えます。闇の時代に光を目指して生き抜く人間たちのドラマを、熱く冷静に創り上げたいと思っています。

ケンシロウ役:大貫勇輔

日本のみならず世界中で長く愛される作品の主人公を演じる責任感をビシビシと感じています。
お話をいただいてから原作を2度読ませていただきましたが、自らの正義と愛を貫くケンシロウのような人間に自分もなりたい、と思いました。原作には名台詞がたくさんありますが、実感を持ってそれらを言えるようにすることが課題です。ケンシロウを最後まで演じ切れる強靭な肉体を作るため、現在トレーニングを続けています。いつかは日本から海外に進出したいと思っていたので、今回の中国公演はひとつ夢が叶った思いです。中国人ダンサーとのコラボレーションも今から楽しみにしています。
ワイルドホーンさんの楽曲も素晴らしく、歌うだけで泣けてくるようなメロディばかりです。ケンシロウは、歌・ダンス・芝居のすべてが求められる役ですので、ダンサーとしてこれまで培ってきたことを最大限に生かし、自分にしかできない肉体表現を模索したいと思います。『フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~』は、原作ファンの方にも、ミュージカルファンの方にも愛される作品にしたいと思います。

ストーリー

ーそれぞれの宿命 それぞれの愛ー

二千年の歴史を誇る北斗神拳の伝承者候補として修行に励んでいたラオウ、トキ(加藤和樹・小野田龍之介/Wキャスト)、ケンシロウ(大貫勇輔)の三兄弟。彼らの師父リュウケン(川口竜也)は、末弟のケンシロウを第64代伝承者に選んだ。一子相伝の暗殺拳を守るべくその掟に従い、リュウケンは野心に満ちたラオウの拳を封じようと試みるも逆にラオウに殺害されてしまう。折しも最終戦争が起こり文明社会は崩壊し、世界は暴力に支配される時代となる。ケンシロウは婚約者のユリア(平原綾香・May’n/Wキャスト)と共に暴力の世界を二人で生き抜いていこうとした日、南斗孤鷲拳伝承者のシン(植原卓也・上田堪大/Wキャスト)にユリアを強奪され、胸に七つの傷を刻まれる。絶望の中放浪の旅を続けるケンシロウ。一方で世紀末覇者・拳王を名乗り、混沌とした世界を恐怖で支配しようとするラオウ。ケンシロウは次兄トキや南斗水鳥拳のレイ(伊礼彼方・上原理生/交互で役替わり)と出会い、ともに旅をする中、ユリアが失意の中でシンの居城から身を投げたことを知らされる。ケンシロウは愛すべき仲間や強敵(とも)たちの哀しみを胸に、ラオウの恐怖に支配された世界に光を取り戻すべく救世主として立ち上がるのだった。

公演概要

ミュージカル『フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~』

キャスト


ケンシロウ :大貫勇輔
トキ:加藤和樹/小野田龍之介(Wキャスト)
シン :植原卓也/上田堪大(Wキャスト)
リュウケン他:川口竜也
レイ、ジュウザ:伊礼彼方/上原理生(交互で役替わり)

ユリア:平原綾香/May’n

原作:漫画「北斗の拳」(原作:武論尊 漫画:原 哲夫)
作曲:フランク・ワイルドホーン
演出:石丸さち子
脚本・作詞:高橋亜子

2021年12月 日生劇場(東京都千代田区)にて上演
2022年1月  大阪公演・名古屋公演あり

主催:ホリプロ/博報堂DYメディアパートナーズ/染空间 Ranspace/イープラス
企画制作:ホリプロ

©武論尊・原哲夫/コアミックス 1983 版権許諾証GS-111

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