国民的アニメ「名探偵コナン」から学ぶコスプレは「ふかし」と「ひらみ」
オンラインで開催されている今年の「AnimeJapan 2021」。29日(日曜)も様々なステージから、アニメファン垂涎の番組が配信された。AnimeJapan主催のAJスタジオからは28日(土曜)に引き続き、「コスプレイヤーズワールド・教えてコスプレ術!」のウィッグセット・ポージング編が配信された。今回のコスプレ研究タイトルは、四半世紀続く国民的アニメ『名探偵コナン』。
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工藤新一に足りないものがある
『名探偵コナン』主人公の江戸川コナンならぬ、工藤新一のコスプレで登場したのは、コスプレイヤーのTONO(との)。緑のネクタイの帝丹高校の男子制服をスマートに着こなした。完璧と思われたTONOのコスプレだが、ウィッグスタイリストの星宮ちょこから、「足りないものがある」の一言が。星見は、その場で頭頂部のワンポイント立ち髪の作り方を実演した。
コスプレ2ショットは関係性が大事
もう一人、『名探偵コナン』に欠かせない登場人物として、怪盗キッドに扮した樹理穴dis子(じゅりあなでぃすこ)が登場。おなじみの純白のスーツにマント、片眼鏡を装着して登場した。前日も人気だったコーナーのコスプレ撮影講座では、TONO扮する工藤新一×樹理穴dis子の黒羽快斗のツーショットが実現した。ここで大切なのは二人の関係性の表現の仕方。さらに怪盗キッドの単独ショットでは、マントの動きを使った「ひらみ」撮影を披露した。
AJで披露するコスプレはハードルが高い
名作のアニメのコスプレは、老若男女多くのファンからの評価が下ることになり、コスプレイヤーとして挑むハードルは高い。ましてや世界中のアニメファンが注目するAnimeJapanならなおさらであろう。TONOと樹理穴dis子は、国民的アニメの人気キャラクターを見事、三次元に昇華させた。これから多くのコスプレイヤーが追随してくれることを願う。