本日は「ポートレートの日」コスプレ写真はポトレになりえるのか

『まもなく、「ポートレートの日」スタートの時間がやってきます!』そんなアナウンスとともに、本日の「ポートレートの日」が始まった。写真にハッシュタグ(#ニッポンのポートレート)をつけてTwitter&Instagramに投稿を呼びかける。主催は雑誌「フォトテクニックデジタル」(玄光社刊)の編集部だ。アマチュアカメラマン向けの老舗カメラ雑誌で、コスプレ撮影者にも多く親しまれている。現場での撮影テクニックだけでなく、レタッチ技術なども企画として数多く盛り込まれており、本誌COSPLAY MODEでグラビアを担当している井田カメラマンも連載企画を持っている。

同社の雑誌「COMMERCIAL PHOTO」』は通称「コマフォト」として親しまれてきた。広告写真の専門誌で、1960年に創刊され約60年の歴史をもつ。プロのフォトグラファーだけでなく、アートディレクター、グラフィックデザイナー、CMクリエイターの間で広く読まれてきている。雑誌「フォトテクニックデジタル」は、雑誌「フォトテクニック」と雑誌「デジタルフォトテクニック」の二誌を統合し月刊化したものだ。

ポートレートとは人物にフォーカスした写真を指す。コスプレ写真(作品)も人物写真ではあるが、被写体のパーソナリティの引き出したものではなく、メイク、コスチューム、小道具や背景など様々な構成要素で表現されたものを写真に収めるので、ポートレートとは異なるかもしれない。

しかし、コスプレをポートレートとして表現した雑誌(ムック)もある。同じく玄光社で発売されている「コスプレ&ポトレアーカイブス2020」。えなこ、火将ロシエル、くろねこなど、有名コスプレイヤーを私服も含め日常風景の中で撮り下ろしている。

コスプレというジャンルには多くの表現方法がある。言い換えれば、どんな表現方法もできるのがコスプレなのである。せっかくの「ポートレートの日」である、コスプレ的な「ポトレ」もちょっと見てみたい気がする。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

  • URLをコピーしました!
目次