01. “補色”で派手に

 色の輪は「色相環」といって、色同士の関係をわかりやすく並べたもの。向かい合う色は“補色”と呼ばれる色同士で、補色同士を並べると、とても目立つ配色になる。応用して背景とウィッグの色を選択してみた。

02.“同系色”でいろんな雰囲気

 上の図の隣り合った色同士は“同系色”または“類似色”といって、似たような色合いのものになっている。青緑〜青紫あたりを“寒色”、赤〜黄を“暖色”といい、黄緑・緑は中性色と分けられている。似たような色合いでまとめることで、色の持つイメージを反映しやすくなる。

03.光の違いでキャラクター作り

 ライトの種類とライティングの位置で、写り方にどんな変化があるか比べてみたよ。紹介しているライトの種類は、白ホリスタジオであれば比較的置いてあるものをピックアップした。またセットスタジオでもライトの貸し出しを行っているところもあるので調べてみよう。

■アンブレラ

 アンブレラでの撮影は、ハイライトと影のバランスがキレイに出ることが特徴。下の写真を見てもわかるように、肌の明るい部分と影の部分の境目が淡く、影の部分も柔らかい印象だ。全体的に優しい雰囲気に出来上がっている。

■バンク

 アンブレラに比べると、若干固めの光だが、その分肌の色や透明感がよく出ている印象を受ける。女性キャラクターなどを撮影する際にオススメの撮影方法だ。

■直あて

 直に光があたる“直あて”は、光の固さ・強さが何よりも印象的だ。人物もハッキリとした雰囲気を持ち、意思が強い写真に出来上がる。いろいろなライトの方向を試してみると良いだろう。

04.ライトによる影の違い

 ライティング位置を参考にすると、斜め45度もしくは、真正面にライトがくる際、背景に影ができやすい。基本的に影は、ライトと背景の距離が関係しており、ライトを離せば離すほど影の色は濃くなっていく仕組みだ。
 下の2枚の写真は、カメラの設定・ライトと背景の距離は同じで、ライトの種類が違う写真となっている。左のバンクでは、ぼんやりとした影が入っており、雰囲気も柔らかい印象を受ける。右は直あて撮影した写真で、くっきりとした影が背景に映っている。輪郭がはっきりとした影は、被写体が強い光を受けている印象を受けるが、実際どちらの写真もライトの設定は同じである。このように影1つでも写真の印象が変わることがわかる。