ラムが飛ぶ!コスプレイヤーえくぼ『うる星やつら』は何枚もの“写真”で浮遊感
ツノの丸みも原作を忠実に再現
コスプレイヤーえくぼさん(@peko_ekubo)が『うる星やつら』ラムのコスプレ写真をTwitterに投稿。
うる星やつら/ラムちゃん
photo /凸ポンさん @dekoponP pic.twitter.com/6bzPgNmC72
— えくぼ (@peko_ekubo) December 4, 2022
リメイクのTVアニメが絶賛放映中の「うる星やつら」。世界観を忠実にコスプレに落とし込んだ写真に注目。
空中に浮かぶラムの姿に「昔この状態のフィギュア見たの思い出した素晴らしい」「すごい浮いてる」といった感想が寄せられている。
えくぼさんにコスプレ写真再現のこだわりを伺った。
前髪、ツノ、丸みを意識した頭
ウィッグは前髪のボリュームのために付け毛で足したり、ふかしを入れて、イラストのようになるように前髪を作りました。
鬼のツノも、実は尖ってないので丸くなるように。とにかく頭部は丸みを意識して作ってます。
衣装の切端もイラスト準拠に
衣装はモコモコではなくボディにフィットしてるイメージなので、ファー生地ではなく、短毛生地にアニマル柄を手書きしてます。イラストだと衣装の切り口がギザギザしてるのでそれも表現しました。
三脚などを「消す」ために素材を移植する
スタジオは10月に惜しまれつつも閉館したハコスタジアム東京の昭和ブースです。
脚立に乗り浮いてる風に撮影しました。人物と背景、同じ場所で同日に撮影してます。
三脚に乗った状態で撮影。スタジオ背景だけの写真も撮影しておき、Photoshopで三脚部分にあたる背景をスタジオ背景素材から移植し、消す方法を取りました
三脚やカメラマンさんの写り込みを後から消してる感じです。
カバンや靴、スカートとウィッグの躍動感をその場で別撮りして、何枚もの写真と合成してます。
仕上げに背景だけ彩度を下げて昭和感を出しました。
カメラマンさんの凸ポンさん(@dekoponP)がすごく撮影頑張ってくださいました。
ウィッグシルエットや浮遊感を表現するえくぼさんのラム。ツノの丸みや衣装の橋処理などイラストをじっくり観察したことにより、キャラ愛にあふれる1枚となった。