【コスプレ衣装の作り方】ツイステ式典服のコスプレ衣装を作ってみよう！布の柄入れのやり方！

ツイステに登場する式典服は豪華で存在感があり、コスプレイヤーの中でも特に人気が高い衣装だ。
そんな式典服を自作するにあたり、こだわりたいのがマークや模様。いろいろなやり方があるけれど、簡単にできてなおかつ見栄えの良い方法をレクチャーしよう！
COSPLAY MODE Jul.2020

【ツイステコスプレ衣装の作り方】
ツイステ式典服のコスプレ衣装のインナー製作 ラバーシート柄入れ法

ラバーシートの使い方

プリント印刷のようにフラットな色面が欲しければ布用アイロンラバーシート。切り絵の要領で作った模様状のシートをアイロンで接着すれば、ムラのない均一な色面で模様が入れられる。金の他にもメタリックカラー、ホログラム、ラメなどがあり、A4サイズなら色や種類によるが500〜1000円程度。

デザインを決める。カーボン紙やチャコペーパーをはさみ、表から反転させた絵の輪郭をなぞってラバーシートの裏面
（透明フィルムではない方）に写す。

カーボン紙がない場合は、このように絵の裏面に鉛筆で色を乗せて表からなぞればOK。シートに向きはないので、切り分ける時に邪魔にならない範囲で柄を詰め込むと経済的だよ。

表面の透明フィルムは残した状態で、カラーシート部分のみを切り抜いていく。細かい部分は目打ちなどの尖った物でおさえながら作業しよう。

切っている時にシールが引っかかるようなら刃先を取り替えよう。切り出しが終わったら不要な部分をすべてはがしていく。

アイロンで接着する。柄シートを布側、透明フィルムを上にして置く。間違えるとアイロンにくっついてしまうので必ず確認してからアイロンを乗せよう。

熱と圧が重要なので、要らない雑誌や新聞紙などを使って硬い台の上でアイロンをかけよう。シワを伸ばす普段のアイロンとはかけ方を変えて、上から体重をかけてじっと押すようにする。

完全に冷めたら表面の透明シートをゆっくりとはがす。万一うまく接着できていなかったらシートを戻し、熱をかけ直そう。

柄シートにクッキングシートなどで当て紙をして再度アイロンをかける。今度も上からしっかり、ゆっくりと圧をかけて、冷めるまで置く。

ラバーシート柄入れ完成！

あて紙をはがして完成!最後のアイロン後は、ネットで洗濯しても大丈夫。圧着不足で浮いてきたら再度しっかりとあて紙アイロンプレスしよう。

仕上がりもこんなに綺麗♪

【ツイステコスプレ衣装の作り方】
ツイステ式典服のコスプレ衣装の裏地に使える ゴム板ハンコの柄入れ法

ゴム板ハンコの使い方

いくつも同じ柄を入れたい場合、ゴム板ハンコ方式がオススメ。細かすぎる柄は潰れてしまうので、ある程度のデザイン省略か、インクの潰れが気にならない部分に。ハンコ作成にはラビーゴムが柔らかくてオススメだ。はがきサイズで600円程度。

柄の反転画を用意し、左ページを参考にゴム板に写す。写すのが苦手なら無反転の図案をトナー式のコピーで用意して裏から除光液で叩いてみよう。トナーがゴム板に転写するよ。この場合、クレンジングシートでトナーを拭き取ってからハンコ作業に入ること。

インクを用意。アクリル絵の具をファブリックメディウム(次頁参照)で少しだけ柔らかくした物を使う。ハンコ表面に絵の具を均一に付けて、硬い台の上でし
っかりと布に押し付ける。

欲しい数だけこれを繰り返す。調色して作業すると色を追加するたびに色合いが変わってしまうので、できれば販売されている単色チューブでそのまま作業できるように色を選ぼう。

作業を進めるうちに絵の具が乾いてきたら、適宜メディウムを足して調整する。プリントにかすれや抜け部分が出たら筆で直接修正しよう。

ゴム板ハンコ柄入れ完成！

しっかり乾燥させたらあて布アイロンをかけて、定着させて完成!アイロン後は洗濯しても大丈夫だ。

ポイント 裏写りに注意!

生地の種類や絵の具の濃さ・量によってインクが染みて上の写真のように裏写りすることがある。必ず縫い合わせる前の、一枚の状態でスタンプ処理するようにしよう。

【ツイステコスプレ衣装の作り方】
ツイステ式典服のコスプレ衣装の裏地に使える メタリックパウダーでの柄入れ方

メタリックパウダーシートの使い方

パウダープリントシートにインクジェットプリントで模様を印刷し、それをプレスした生地の上からさらにメタリックホイルをアイロン圧着することで、自分で箔メタリックプリントができる。接着後は洗濯可能。印刷データの転写がベースなので、複雑な模様でも簡単にできるのが嬉しい。

模様を反転で作り、パウダープリントシートにモノクロで印刷する。インクの種類はインクジェット(顔料インク・昇華インク。
染料タイプでも転写はできるが洗濯でインクが流れる)が適応。

プリントしたシートのインクが乾く前に、付属のホットメルトパウダーをふりかける。印刷部に粉が乗って白くなっているのを確認したら、シートを裏から強く叩いて余分な粉をしっかり落とす。粉が舞うので注意。

シート印刷面を布側にして、アイロンで布に圧着。ここでも熱と圧が重要なので、固めの台の上で作業しよう。シートを動かすと粉がズレて足りなくなることがあるので乗せたら動かさないこと。冷めたらシート裏紙をはがす。

転写のためのノリが布にプリントされた状態になった。ノリ表面をティッシュかメラミンスポンジで表面をよくこすってなめらかにしてから、メタリックホイルを表を上にして乗せる。当て紙をして再びアイロン圧着。完全に冷めたらはがして完成。

メタリックパウダーシート柄入れ完成！

生地の種類によって多少のスレが出ることはあるが、箔の質感で印刷データをほぼそのままプリントできる。摩擦や洗濯にも耐えられるのでインナー衣装にもOKだ。