３つのポイントで小顔に見えるコスプレウィッグヘアセット

どんな髪型にも自分の顔型に似合あわせる方法はある。盛りづらいシンプルな短髪ショートでももう怖くない、小顔になれるコスプレウィッグセットのポイントを教えちゃう。ヘッドマネキンは実際の人間より小顔なので、セットする時は気持ち長めに！　ちゃんとかぶって調整しましょう。
COSPLAY MODE Jan.2020

小顔ショートコスプレウィッグBefore After

Before

全体的にボリュームがなく、ストレート感が強い

After

エアリー感があり、曲線のイメージの強いコスプレウィッグになった

 

理想の小顔ショートコスプレウィッグの3つのポイント

コスプレウィッグヘアセットその①
顔周りの最重要ポイントもみあげ

顔の面積に直結するもみあげ。顔の横幅が張って見える時にはほとんどが頬骨のせいなので（エラが出るデザインの時は特に）、そこを隠して顔の面積を狭く見せるのがポイントになる。
長さが非常に重要な部分なので、最後の微調整は必ず実際にかぶって整えよう。
目尻と小鼻を繋いだラインを意識して、そこに毛流れを置くようにする。横毛量が足りなければ後ろに流している分も使おう。

もみあげが普通にあるキャラなら口横、短髪気味のキャラでも小鼻横くらいまでで「ショート」の印象になるので、絵に合わせて切りすぎないよう注意。

毛流れを整えるだけで圧倒的小顔セットになった。多すぎたなと思ったら後頭部側の毛を後ろに流せばスッキリする。

 

コスプレウィッグヘアセットその②
シルエットで錯覚させる後頭部

基本的には毛量が少ないほど頭は小さく見えるが、骨のカーブを思わせる形にすれば、逆に髪を膨らませた方が小顔に見えるのがハチ周り〜後頭部だ。
絶壁の人は中に紙や綿を入れるなどして頭蓋骨カーブを演出するだけで小顔に見えるよ!

コスプレウィッグをただ普通にセットするとぺたんこになるため、シルエットが四角く絶壁めいて、実際よりハチが張って見える。

櫛の先などを使って毛を持ち上げ、そのまま隙間からスプレー・ドライヤーで根本を立ち上げ、カーブをつけ固めていく。

毛の立体感を出すことで後頭部の丸みが出て、元よりも膨らませているにも関わらず、結果小顔に見えるようになった。

 

コスプレウィッグヘアセットその③
首周りを押さえて完成度UP！襟足

油断しがちな襟足部分。斜めからのショットの時に大きな差が出るので、最後の仕上げ前にはここもぜひチェックしてほしい。

まず縦にハサミを入れ、櫛でとき、厚みをそいでいく。そぐと首筋に毛が沿うような裾すぼまりのシルエットになる。

Before

After

衿足の毛は耳側から後ろに向かって斜めに形を作る。襟足の地毛が気になる人は少し長めのうなじにしておくと隠しやすい。

耳とエラ骨の裏に沿うようにうなじの毛流れをセットする。できるだけ首筋にピッタリくるようカーブを付けてあげれば完成!

3つのポイントを守って、理想の小顔短髪ショートコスプレウィッグを作り上げよう！