【コロナ禍】だからこそ気をつけよう！イベント会場コスプレイヤー衛生チェック

コロナ禍でも感染症拡大防止に努めながらコスプレイベントは運営されている。
この大切なイベントをなんとしても守らなければならない。
コロナ禍でコスプレイヤーにできること12項目をチェックしてみよう！

COSPLAY MODE Jul.2020

コロナ禍コスプレイベント衛生チェック
【気をつけよう度★】

大声でのおしゃべり

イベント待機列や更衣室の中で、ついつい盛り上がって大声でおしゃべり。
たったそれだけでも目に見えないツバが２ｍくらい飛んでいる。
もし自分がカゼなどのウイルスを持っていれば、おしゃべりした友達だけでなく周囲の知らない人達まで感染させてしまうことも。
特に混んだイベント会場の更衣室は周りの人も自由に移動できないし、メイクのためマスクを外しているので高リスク。
更衣室でのおしゃべりは控えめに。

長時間密着は避けて

撮影時に友達と距離が近くなるのはよくあることだが、コスプレしている間ずっと友達と手をつないだり腕を組んだり、やたらとボディタッチしたがるのは考え物。
衛生面で言えば、普通に呼吸しているだけでも周囲１ｍ程度には見えない飛まつが舞っているからだ。
「それじゃ全然楽しくない!」と思うかもしれないが、そもそもあまりベタベタしたくない人がいることも忘れずに。

飲み残しを保存しない

一度フタを開けて口をつけたペットボトル飲料は最長でもその日のうちに飲みきるよう飲料メーカーも推奨している。
しかもそれは冷蔵庫に入れた場合の時間。
夏の屋外イベントなどは暑さのレベルが違う。
当日に飲みきれなかった飲料は保存できないと考えよう。
目には見えないが、空気中の雑菌やカビなどが繁殖している可能性もある。
もったいないが処分するようにして。

メイク道具は清潔に

ウイルスによる感染症というより細菌系の話になるが、実はメイクブラシやスポンジ、パフなどは雑菌の温床になりがち。
特にコスプレ時しか使わないアイテムで普段はポーチなどに入れっぱなし…なんて道具が特に危ない。
時々しか使わないなら、コスプレ後はキレイに洗って保管しておこう。
ちょっと贅沢だが、人によっては安価なものを使い捨てにしていることもある。

トイレはフタして流す

不特定多数が利用するイベント会場やスタジオのトイレでは、水を流す際にフタを閉めるのがGOOD。
テレビCMなどで見たことがあるかもしれないが、フタを開けたまま流すと結構な勢いで飛まつが散ってしまうのである。
もちろん誰が使ったか分からないので、ウイルスや細菌がその中にいないとは言い切れない。
マナー的にもフタを閉めてから流す方が良いだろう。

コロナ禍コスプレイベント衛生チェック
【気をつけよう度★★】

更衣室の床は要注意

土足禁止のスタジオなどは比較的リスクが低いが、イベント会場の更衣室は基本的に土足。
つまり屋外の道端とほぼ変わらない衛生レベル…。
ウイルスは靴の裏にくっつきやすいと言われているので、土足で移動する更衣室の床は危険度高め。
うっかり落としたハンカチやコットンなどをそのまま利用するのはちょっと怖いかも。
心配な人は予備を持つ、敷き布を持参するなど自衛しよう。

なるべく顔に触らない

メイク崩れが気になったり、汗をぬぐったり、コスプレ中は顔に触れる機会がちょっぴり多い。
ところが、手や指から何らかのウイルスに感染してしまう確率が非常に高いのだ。
特に口や鼻、目などの粘膜が弱点。
普段マスクやメガネをしている人はそれだけで防御力が上がっているが、コスプレ中はかなり無防備。
顔に触れる際は手を洗うか消毒してからにすれば安全度がグッとUP。

メイク落としの前に

メイク落としの前は手を清潔にしておきたい。
コンタクトを外してからメイクを落とす人は手を洗っていることが多いかもしれないが、軽くメイクを直してそのまま帰るパターンの人はあまり気にしていないことも？
忘れずに手を洗えるオススメのコースは、トイレへ寄ってから更衣室へ入ること。これならきちんと手を洗えて一石二鳥。

帰ったら洗えるものは洗う

帰宅したら洗える衣装やウィッグはなるべくすぐに洗おう。
ほこりやウイルスが落とせるのはもちろん、時間が経つと落ちにくくなる汗染みやメイク汚れも当日中なら割とキレイになるからだ。
洗えないアイテムは消毒だけでもしておこう。
ファブリーズやリセッシュだけでなく、アルコール消毒できれば◎。
ただし、素材によってはアルコールNGな場合もあるので気をつけて!

コロナ禍コスプレイベント衛生チェック
【気をつけよう度★★★】

化粧品の貸し借りは✕

肌に直接触れる化粧品や、コンタクト用の目薬などは友達同士であっても貸し借りしない方が良い。
目薬が目の粘膜部分に触れやすいというのは何となく分かるが、そのほかは何故なのか考えてみよう。
リップや口紅は気付かないうちに口内へ触れていることがあるし、アイプチやアイライナーなども目の粘膜近くで使用するため少々気になる。
忘れたときは新たに購入した方が良さそうだ。

手を洗わずコンタクトの着脱

コスプレ前はきちんと手を洗ったり消毒してからコンタクトを着ける人も多いが、問題は取り外し。
疲れていたりすると手洗いや消毒を忘れがち。
パッと見は汚れていないように見える指先も、実は結構色々な物に触れている。
もしウイルスなどが付着していれば、目の粘膜から速攻で感染…なんてことに。
コンタクト着脱時は手を洗うか、専用のピンセットなどを利用するのが◎。

不調なときは休む

「カゼ気味だけど来ちゃった♪」とイベントなどに来る人がいるが、それってカッコイイことではない。
中にはインフルエンザだけど〜などと言う人までも。
軽い風邪程度なら冗談で済むかもしれないが、ガチな感染源になってしまったらシャレにならない。
熱や咳などの自覚症状がなくても、不調と診断されている場合は家にいよう。
オタ活に命がけってそういうことではないはず。