イベント終わりに【コスプレ衣装】【ウィッグ】ケアを忘れずに！次着るときは気持ちよく

朝から並んでイベント終了、アフターも友だちと大騒ぎして夜９時帰宅。
「あ〜疲れた」となっても、コレだけはやっておこう。
お家に帰ってもコスプレはまだ終わらない！
COSPLAY MODE　May.2018

コスプレ衣装のケア
【衣装や小物を放置するとこうなる】

次に着るまでカートに入れっぱなし!そんな粗雑な扱いだとこんなことに…!

衣装がくっついてしまう…

エナメルや合皮、塗装したソフトボードなどの表面同士がくっついてしまう。はがせたとしてもエナメルや合皮の表面加工ごとベリッ!という場合が多い。

シワが取れなくなる…

キレイに畳んであればマシだが、急いで片付けたときはご用心。薄手のエナメルやアイロンプリントした部分にシワがつくと元通りにならないかも。

印刷物が転写されてる!?

イベントやスタジオで配られた印刷物。合皮やエナメル、塗装面などに長く触れているとインクによっては転写されてしまうことも。これは見た目最悪…。

メイクポーチが大惨事!?

急いで片付けたため液体系コスメのフタが開いていた…なんてことも。拭けば使える状態なら良いが、最悪の場合ポーチごと全廃棄という悲惨な結末に。

コスプレ衣装のケア
【面倒でもやっておきたい8つのこと】

なるべく帰宅直後、遅くても翌日にはやっておきたいアレコレ。

①飲食物の片付け

食べかけ飲みかけの飲食物をカートに入れっぱなしだとカビや腐敗でそれこそ大変なことに!最低でもカートから出すだけはしておこう。ペットボトル飲料は開封すると雑菌が増え始める。昨日開けたものは飲まない方が吉。

②洗える衣装は洗濯

市販衣装でも自作でも洗える素材なら洗濯しよう。当日の夜はキビシイかもなので翌朝でOK。型崩れや装飾の破損が心配なら手洗いかネットに入れて弱洗濯。洗濯ネットはパンパンに詰めないと中で動いてしまって意味がない!

③洗えない物は干す

ベルベットや革製品など家庭で洗えない衣装はひとまずハンガーにかけて干す。可能なら風通しの良い日陰に干すのがベスト。このときファブリーズなどを使う人もいるが、シミや色落ちの原因になることも。使いすぎに注意。

④ウィッグを乾かす

スタイリングの問題もあるので毎回洗うのはちょっと大変。でもとりあえず袋や箱から出してウィッグハンガーなどで通気性を確保して乾かそう。絡みやすいロングウィッグは途中を束ねて持ち、毛先からそっとブラッシング。

⑤カラコンの洗浄

ワンデータイプ以外のカラコンはその日のうちに必ず洗浄。ペットボトル飲料と同様、放置すればするだけ雑菌が繁殖する!目に直接触れるものなのでここは神経質に。きちんとケアできないならワンデーに切り替えをオススメ。

⑥靴や履物のケア

通常なら風通しの良い場所に出しておけばOKだが、雨や水撮影の後は別。表面を拭き、中まで湿っていれば新聞紙などをつめて風通しの良い日陰で乾かす。特に厚底靴は水濡れを放置すると靴底が化学変化して崩壊することも!

⑦改めて洗顔する

シートタイプでは落としきれなかったメイクが残っていると肌荒れや毛穴詰まり、くすみなどの原因に。帰宅したらベッドへ直行したい気持ちも分かるが、改めてクレンジングした方が◎。その後は化粧水などで保湿を忘れずに。

⑧メイク道具点検

コスプレ解除時はバタバタするので、リキッドやクリーム系の化粧品がこぼれていないかチェック。もしこぼれていても、早めに対処すれば何とかなることも。また荷物全体を確認し、忘れ物していないかどうかも併せて点検。

コスプレ衣装のケア
【衣装の黄ばみどうしたらいい?】

洗濯した衣装を久々に出したら黄ばみが!そんなときはこれを試してみて。

A　液剤を作る

食器用洗剤、水(各大さじ2)粉末の酵素系漂白剤(大さじ半分)を軽く泡立つまで混ぜる。漂白剤は「酵素系」!

B　部分に塗る

歯ブラシなどで黄ばみ部分にAを塗って1〜5分待つ。黄ばみが徐々に薄くなるのが目で見て分かるレベル。

C　洗濯機で洗う

Bをそのまま洗濯機で洗えばOK。このとき洗剤や柔軟剤などは普段通りに使って
大丈夫。ネット使用も可。

ここに注意

綿やポリエステルなど通常洗濯できる素材ならほぼ問題ないが、衣装の材質によっては適さないことも。その場合は自力で解決するのはあきらめた方が無難。シミ抜きが得意なクリーニング店などに相談するのがオススメ。