クオリティをあげたい！自宅でコスプレ 気軽に盛り宅コス撮影

みんなでコスプレする前に練習したい、お試しの初出しだけど着るならちゃんと撮影したい…という人におすすめなのが、おうちで撮影する「宅コス」。だけど家で撮ると蛍光灯の青っぽい暗い写真になっちゃう…と思ったら大間違い!　自撮りでも撮り合いでも、少しの工夫を加えるだけで自宅写真がスタジオ撮りみたいな写真になるのです!
COSPLAY MODE May.2019

自宅でコスプレ＜準備編＞

自宅でコスプレ＜準備編＞絶対必要な物▶カメラ

一眼レフでもミラーレスでもスマホでもOK!
自分が使いやすい、写真が撮れる物ならなんでも大丈夫なので、まずは手元にある物でチャレンジ!

自宅でコスプレ＜準備編＞できればあると良い物▶リモコン・三脚

自宅でコスプレ＜準備編＞さらにあると便利な物▶照明機材

専用機材がなくても、まずはデスク用ライトや懐中電灯でも代用可能。慣れてきて物足りなくなったら LEDやストロ ボへステップアップしよう。

自宅でコスプレ＜場所編＞

宅コスで大変なのが場所の用意。全身写真を撮ろうと思うと一部屋片付けなくちゃいけないけど、バストアップの写真だけに限定すれば、たったこれだけの壁があれば撮影は可能! 靴も要らないから動きやすいし、衣装によってはボトムも私服で OK、周りの物をのけるだけで撮影スタートできちゃいます。
必要なスペースは
コレだけ！

壁が白いおうちなら、準備をしたすぐ横でもう撮影できるよ

自宅でコスプレ＜場所編＞白壁バックで白ホリ風

まずはおうちで白ホリ風撮影をしてみよう。
ポイントは背景に物の存在と生活感を感じさせないこと。真っ白壁なら気にしなくてOK!

だけど、もし壁紙やカーテンが気になる場合は壁から距離を置いて撮影するか、ストロボなどの強い光で飛ばしてしまおう。ここでは、汚れや普段見慣れた壁紙の質感を見せないようにするのがポイントだよ。

ストロボが使える場合、適当でいいので何か台やクッションに乗せて、後ろに向けて光をぶっ放せば壁が白く飛んでくれるよ。最初は難しく考えずとりあえず光らせて飛ばしちゃおう

補助光なし、自宅照明だけで撮る場合、光は上方向（または窓）からに限定されてしまう。必ず顔を光の方向に向けよう。ふだん写メを撮るのと同じ感覚OK

コレで宅コス
スタジオの白ホリで撮った風だけど、上の写真のおうちの居間の壁で撮影した写真だよ

自宅でコスプレ＜場所編＞シート・カーテンを利用しよう

壁は白くないし、照明機材もないし…という人は、シンプルな背景を作ってしまう方法がおすすめ。両手を広げたくらいの幅と、頭 2つ分くらい上までの背景さえあればバスト アップ撮影は可能なので、壁が嫌なら好きな もので隠してしまおう。布でOKだけど、カーテンをそのまま使うと「カーテンっぽいひだ」が気になってしまうから、ピンと張るか違うドレープを作るなどしてカーテンから発生する生活感を消して撮影してね。

吊り下げたり留める場所があるおうちなら、背景が印刷された大型の壁紙パネルやバックペーパー(布)を利用するのも手。このタイプの物なら全身フォローできるよ。2000 円〜 5000 円ほどで購入可能

今回はこの２種類のシートを使って宅コス撮影をするよ！

コレで宅コス
この二枚は左ページの白バックと同じ場所で撮影した写真。
100均のリメイクシートを2枚つなげて後ろの壁に貼っただけだけど、背景に生活感のない柄が入るだけで印象が変わるよね

引いてみるとこんな感じ。壁にシートを貼る時は壁紙を傷めないように養生テープを使おう

自宅でコスプレ＜場所編＞物干しを使えば花棚も

シンプルな壁を使った撮影以外にも、家だからこそ自由にできるオススメ撮影が「物干し撮影」。靴下などの代わりに造花やリボン、テープなど、たくさんぶら下げたい物を吊るせば、そこが「映えスポット」になるよ。

今回は造花を12本ほど用意。適当に物干しにぶらさげてお風呂場につるすだけなのでめちゃくちゃ簡単なのに奥行きも生まれて盛れやすい!

コレで宅コス

上の写真の実際の撮影現場。本当に普通のお風呂場で撮影しているよ。
洗濯バサミ部分や隙間を埋めたい時は、手前にボケを入れるのがオススメ。今回は手前ボケ用に造花を一本、扉のタオル掛けにかけて使用。