コスプレ写真表情作り「 笑・歌・呼・走 」のコスプレ写真の撮り方

いつも同じ表情のコスプレイヤーにはなりたくない！  シーンでよくある表情を「 笑・歌・呼・走 」の4つに絞り、より自然に、より迫力のある画作りに役立つワンポイント紹介。ライブなのに真顔といった「状況と笑感情の不一致」を避けて、ドラマチックなコスプレ写真を撮ってみよう!
COSPLAY MODE May.2019

コスプレ写真の画作り

笑　[laugh] コスプレ写真の画作り

破顔するときの笑いは実際に声に出すと◎
笑うときは顔全体の力を緩め、「頬と口角」 をぐっと持ち上げよう。目は大きく見開き、 赤ちゃんやペットを見るときをイメージ。 また体全体を使えば楽しさを倍増。実際に「あはは」と声に出すと笑顔になりやすいぞ。

キメ顔を意識しすぎて口を開けないとただのニヤついている不審者に…

歌　[sing] コスプレ写真の画作り

表情に衣装の動きをプラスしてみて
ライブ感を出すときは表情だけでなく、裾を投げたりして衣装の動きも意識して。笑うときと同じく口を「あ」で開けて撮影しよう。まっすぐに立つより、重心を傾けると雰囲気UP。裾の動きと重心は同じ方向で。

重心を傾けずに撮ると無心で行進しているようにみえる

呼　[call] コスプレ写真の画作り

口の開け方は「あ」を意識
遠方にいるキャラを見つけたときの写真は「あ」と発音して撮影すると、いかにも呼んでいるような写真に。キャラ名を呼ぶといいと思われがちだが、音が入り乱れ口の形が安定しない。ちなみに「これっくらいの〜おべんとばこに〜」と口ずさみながら撮ると、写真を見る人に語りかけるような印象を与えることができるよ。

同じく口をあけよう。目も笑っていないため、ただ挙手しているだけに見えてしまうぞ

走　[run] コスプレ写真の画作り

姿勢は前傾姿勢 眉間シワを作ろう
走るときはまずは前傾姿勢に。写真のようにネクタイやジャケットを着ている場合、右手でネクタイ、左手で裾を掴んで、シャッターと同時に手を離すと躍動感も。眉間にシワをよせた走り睨みつけるなど、険しい表情 NG を忘れずに。髪型も敢えてくしゃくしゃにするというのも◎。

状況と感情の不一致の最たる例。 せっかくのポーズが台無しに…

コスプレ写真の画作りのコツ

利き顔を見極めて豊かな表情を表現!
顔の左右で「食べるときによく噛むほう」「笑ったとき口角や頬がより上がる」「目が大きい方」が利き顔になりやすい。コスプレにおいて感情表現するときは「利き顔」を意識すると自然になるはず。今回のモデルのあさくらさんは左側が利き顔となる。